義忠『棺のクロエ2(仮)』進捗報告(その3)
この更新時点で50KB、400字詰め原稿用紙換算で80枚ほどです。
先週よりペース落ちてますね。
この後の構成を考えるとやっぱり、原稿用紙換算で120枚は確実に突破しそう。
まぁ、何を書いてたかというと作戦会議のシーンを書いてたんですが、話がこじれて主人公とヒロインが殺るか殺られるかの一触触発の場面に陥ったり、やっとの思いでまとめた作戦をヒロインが平然と無視して勝手な行動はじめやがったりしてます(爆)。
……もうヤダ、このヒロイン(泣)。
いや、いつものウチのヒロインそのまんまだ、って話もありますが(汗)。
それはさておき。
自分の作品は理屈が多いこともあって、こうした会議や打ち合わせのシーンでいろいろ情報を開示することが多いです。
最初に書いた『夏の狙撃者』以来、こういうシーン描写からずっと縁が切れないわけなんですが、本音を言うこの手のシーンを書くのはあんまり好きではありません。どうしても描写として単調にならざる得ないし、「あの情報も書いておかなきゃ」「この話も書いておかなきゃ」という義務的に書かされている感があって、書き手のテンションも落ちがちです。
それでもあの手この手で表現に起伏を持たせたり、なるべく短くまとめようと表現を圧縮したりと、少しでも努力して読みやすくするのも作家の腕の内。
それと前回の進捗報告でも触れましたけど、こういうところで読者にきちんと情報を共有していてもらうと、後のアクション・シーンのスピード感や迫力を増すことができるので、やっぱり大切なシーンなのです。
いずれこちらでも公開することになるかと思いますが、その時に読者の皆さんから「意外と読みやすかったよ」と言ってもらえると嬉しいのですけど。
で、ここからがようやくお楽しみの怒涛のアクションシーンの連続ですよ。
あんなアクション、こんなアクションと、ここから先の展開を成立させるためにここまで苦労してきたんですからね。
ふふふ、やってやるぜい。
……って、え? あれ、ヒロインがまた勝手にそんなことを。
そんなのプロットにないんですけど。
誰か助けて〜(泣)。