『喜劇 急行列車』@神保町シアター(16/8/18(thu)鑑賞)
本日の映画1本目『喜劇 急行列車』@神保町シアターに劇場入りしました。1967年公開。渥美清主演の国鉄ものです。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』観終わりました。寝台特急の専務車掌(渥美清)の日々のお仕事とマドンナと夫婦善哉。たわいもないお話ではあるのだけど、これが成立したのもこの時代ならではで、寝台特急もなくなっちゃったし、今の時代に人情ドラマが成立するほど乗員が乗客にコミットできるか…。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』:大雑把にあらすじに触れておくと、主人公の車掌さんが乗る長崎行きの特急さくらに、車掌の若いころのマドンナ(佐久間良子)が乗っていて、何やら旦那さんと揉めて憂いを帯びた一人旅のご様子。女房子供もいる身ながら、主人公は気になって……という前半。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』:そのマドンナとの長崎デートを挟んで、後半は主人公を怪しんだ奥さんが職場である特急ふじ(鹿児島行き)に乗り込んで、その奥さんを巻き込んで、難病の少年を慰めたり、出産騒ぎに振り回されたり。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』:そうこうする内に、奥さんも旦那さんを見直し、マドンナとの関係の誤解(?)も解け、夫婦善哉。めでたしめでたし……というお話。いや、別にテロも細菌汚染もなく、列車もので90分、話が成立するのか、と感心したりしてたわけですが。<おい。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』:後は、どう見てもこの映画、30代後半以上の中年夫婦層をターゲットとしていて、他の客層を一切顧みている様子はないのだけど、この時代はそれでビジネスが成立してたと言うのは、素朴な驚きではあるよね。それだけ、観客の厚みがあったということなんだから。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日
『喜劇 急行列車』:そんなわけで、たわいもない鉄道もので、たわいもなく「あはは」と笑って観てればいいのだけど、これが「たわいもない大衆映画」として成立した時代背景を読み込んでゆくと、いろいろと味わい深い。寝台特急の記録映像としても、意義のある。そんな映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月18日