『バルフィ!人生に唄えば』@TOHOシネマズ シャンテ(14/8/22(fri)鑑賞)
【映画パンフレット】バルフィ!人生に唄えば Barfi! 監督 アヌラーグ・バス キャスト ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリヤーナー・デクルーズ
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『バルフィ!人生に唄えば』@TOHOシネマズ シャンテを観終わりました。銀座で観るインド映画シリーズ第3弾(今夜は日比谷だけど)。何かもう、すっごく融通無碍な映画で、カラフルな画面の色彩感覚も含めて、寓話的で、愉快で幸せな映画でした。 pic.twitter.com/L3U4JhTQA4
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:耳が聞こえず、己の名前以外に口することも出来ず、されど陽気でイタズラ好きな男バルフェ。彼の激動の半生と、それに寄り添う二人のヒロイン──美しい人妻と無垢な自閉症の少女の物語。一旦、話が転がり出すと、どこへ転がってゆくのか読めない展開が楽しい♪
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:だいたい冒頭から「楽しい映画の時間だよ〜♪」というフレーズの歌から始まり、「携帯を消せ」だの「前の席を蹴るな」だのの注意事項に続いて、前口上まで歌いきるという荒技wで度肝を抜かれたかと思えば、いきなり主人公が大往生でくたばるわ、ぶっこんでくるくるw
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:それからいきなり入り組んだ貧民街を舞台に、警官隊相手にチャップ張りのコミカルな追跡劇。何の説明もなしのこの状況に、「どういうことなの?」と観客が疑問に思いかけたそこで、いきなり更にポンと過去へ飛んで…と、その後は、結構、自由に時系列を飛び回るわけです。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:後は長尺を活かした全部盛りw 歌ありロマンスあり、サスペンスにミステリーも組み込んで、人生の残酷さと儚さを滲ませて、人の偏見や悪意に追い込まれてーの……どーんと全部ひっくり返しての大団円ですよ!もう泣かす、泣かす。・゜・(ノД`)・゜・。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:そもそもこういう人生流転ものに弱いわけですよ、ワタクシ。時系列シャッフルものだと、『スローターハウス5』とかね。カート・ヴァネガットみたいな、悲劇だか喜劇だか判らんっつーか、どっちも根っ子は一緒、みたいな話。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年8月22日
『バルフィ!人生に唄えば』:後はもう、滴るような緑に包まれた古都ダージリン、豊かな自然に恵まれた農村風景と、背景の美しさがまた素晴らしい。引きのカットで映える洋風建築の建物とか、反則だよなー。ロケーションで3割くらい得してるよな、この映画(^^;;
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:しかし、主人公のバルフェ役の俳優さんとか、当然、台詞の芝居に頼れない分、表情とか身体の動きだけで表現しなくちゃいけないんだけど、まー、よく動く。役者って、身体性で勝負するアスリートなんだって、よく判る映画でした。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:後は絶望のどん底から、それまで「悪意」の積み重ねと思われていた周囲の人々の「想い」が、怒涛の勢いで「善意」に再解釈されて、ハッピーエンドに雪崩れ込む展開とか、これも長尺の良作ノベルゲームのトゥルーエンドみたいなノリではありました。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:あと、これも指摘しておくべきと思うので触れておくと、この映画、ディズニーが製作に噛んでます。どういう狙いかは判りませんけど、ハリウッドの世界戦略の一環であるのは確かそう。まぁ、面白い映画が観れるなら、なんだっていいんですけどね。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014
『バルフィ!人生に唄えば』:人妻ヒロインは正統派のインド美人(晩年にはメガネっ娘?になるぞ)だし、自閉症のヒロインも健気で可愛いし、そっち狙いでも有りです。都内では2館しかやってないけど、観に行ける人は、いいから観とけ。超オススメです!
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) August 22, 2014