『マン・ダウン 戦士の約束』@新宿武蔵野館(17/3/1(wed)鑑賞)
ある兵士が故郷に戻ると…!映画『マン・ダウン 戦士の約束』予告編
マン・ダウン 戦士の約束 ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/07/12
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
本日の映画『マン・ダウン 戦士の帰還』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。戦地から兵隊帰ってきたら、故郷は荒廃したポスト・アポカリプト世界でした……というお話だそうで。ファンタジー?<よく判ってない(^^;; #fr17_n pic.twitter.com/iL0luHiVBB
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』観終わりました。ファンタジー、つーか…地獄?(爆 何話してもネタバレになりそうなので難しいお話なんだけど、戦場経験でPTSDに追い込まれた若いお父さんが、何もかんもぶっ壊れきった挙句、最後に残ったのは父性と息子への愛情でしたっていうな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:一応、発砲シーンとか、兵隊さんの屋内突入シーンとかありますけど、バイオレンスとかアクションが売りの映画ではないです。帰還兵の5人に1人がPTSDで帰ってきて、身を持ち崩す者も多いという、米社会のひとつの側面に寄り添った映画です。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:タイトルですが、軍隊用語で仲間が撃たれて倒れた時に「戦闘不能」を宣言する言葉なんですが、このお話では、お父さんと幼い息子の間で「愛してる」を意味する符丁として描かれる。そうなると、ほら、落ちは当然、そういうことになるわけで……(地獄。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:きっつい話ですけど、それでもこうした兵隊さんの苦悩に、こうやってハリウッドは寄り添おうとしている。だからさぁ、日本も自衛隊のPKO任務とか、ちゃんと映画とかドラマにして、大衆娯楽として受け留めないとダメだって。右とか左とかの話以前にさ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:この映画で触れておきたいのは、主人公が戦場で経験したある「事件」の描き方で、残虐行為とか戦友の死とかの単体の出来事ではなく、非常に複合的な出来事として描かれています。事象としても複合的だけど、倫理の軸も複雑に入り組んでいる。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:戦場で残虐行為をしました。だから私が悪い。/任務なんだから悪くない。……と、曲がりなりにも結論が出せればいいのだけど、兵士としての自分、戦友としての自分、夫としての自分、父親としての自分のそれぞれの倫理コードが衝突して、結論が出せない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:結論が出せないまま、全方位から巨大なストレスを加えられ、魂が圧壊する……。複合圧壊(コンバインド・ブレイクス)っつーか。これまで「戦争映画」は数多あれど、そういう現象としてPTSDを描いた映画はこれがはじめてなのではないのかな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:私たちはこれまで「兵士の苦悩」を、少し単純化して捉えてしまっていたのかもしれない。ハリウッドは「戦争映画」は進化しているのだなあ。彼らにその必要があるというのは、やはり悲しいことでもあるのだけど。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017