『追想』@新宿シネマカリテ(17/09/13(wed)鑑賞)
↑今回観たデジタルリマスター版とは、多分、別バージョン。
本日の映画『追想』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。1976年公開のフランス映画のデジタルリマスター版。ドイツ占領下のフランスで、妻子を独軍将校に殺害された医師が、罠にかけた独軍部隊にひとりで襲いかかる話だそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年9月13日
『追想』観終わりました。妻子を殺された中年男の復讐話なので、やってることはチャールズ・ブロンソンで、古城を舞台にした『ダイ・ハード』なのだけど、ハードボイルドな行動主義的な殺戮の手をちょいちょい止めて、妻子との萌え萌えな想い出に涙ぐみつつ独兵をぶっ殺す話(-o-; #fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年9月13日
『追想』:チャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』が1974年本国公開で、この映画が1975年公開(日本では1976年)なので影響がなかったとは言い切れないけど、男が闘争に身を投ずるに当たって、動機をこれだけ執拗に語らねば説得力がないとする仏映画の感性が興味深い。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年9月13日
『追想』:善良な中年医師が、古びた2連装散弾銃1丁で完全武装の独軍歩兵1個分隊十数名を皆殺しにする、そのストレスフルで苛烈な「行動」を担保するのが、フラッシュバックする「萌え萌えラブラブな妻子との想い出」描写という緩急の激しさは、ちょっと観ててクラクラくる。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年9月13日
『追想』:まぁ、類型的なジャンル映画ではあるはずなのだけど、同じジャンル映画でも料理の仕方はいろいろあるものだなぁ、と。あとフランスのバイオレンス映画の系譜も、いずれ腰据えて掘らないとダメだなぁ。なかなかそこまで手が廻らないのが、現状なのだけど。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年9月13日