『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/11/18(sun)鑑賞)
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本日の映画2本目『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1974年公開。劇場版シリーズ最終作。…いや、「スキー映画」だって春日太一は言ってたけど(爆 「黒鍬スキー軍団」ってヴォネガッドの本のどこかに出てきた「火星落下傘スキー連隊」に匹敵するよなw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』観終わりました。……いや、確かに「スキー映画」だった(^^;; 雪山の稜線沿いにびっしりスキーとソリの柳生忍者軍団が並び、次々に逆落としに襲いかかっては大五郎の乳母車の機銃掃射で殲滅されるという絵面を思いついたのは、どこの誰だ?(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:シリーズ最終作(落ちからすると、続ける気満々だったっぽいが(^^;;)ということもあってか、裏柳生もいよいよ総力戦。末子でお手玉剣法の姫剣士を始め、妾腹の嫡子率いる土蜘蛛一族のゾンビ忍者とか、頭オカシイ…けふんけふん、アイデアに出し惜しみなし。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:なんか油断してたらRPGとか飛んできて、親子とちょっと関わっただけの一般人吹き飛ばしたりするぞ(爆 時代劇の固定観念を揺るがす、色々信じらんない絵面が次々に繰り出されてきて、このまま進化してたら、邦画もインド映画と対等に闘えたのに、とか思う。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:……邦画の目指すべき到達点がそこでいいのか、はともかく(^^;;、この時代に有り得たひとつの選択肢であったのは事実なんだよね。まぁ、そうはならなかったので、この話はここで終わってしまうのだけど。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:それはさておき、シリーズ通して観ると、やはり異常なほど「死」に魅入られた作品で、主人公と敵のすべての言動の背後に死への覚悟と死者の存在がある。70年代前半のこの時代の空気感と、小池一夫原作の作家性と、両方の要因があるんだろうけど。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:そういや『宇宙戦艦ヤマト』も本放送1974年で、アレも大概「死」の匂いの充満した話だったし、そこに言及しないと物語に裏付けが得られない空気感が、やはりあったのかもしれない。この辺は、戦中派がぎりぎり現役だった時代だからなのか。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:でも1960年代のコンテンツには、この辺の「死」の過剰感は感じないんだよね。「死ぬ奴は死ぬ」くらいのサバサバした死生観あるけど、合理性を越えて、当てつけのように人が死ぬ描写はあまりなかった気がする。まぁ、印象ベースの話ですけど。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:結局、21世紀の観客たる自分は、この「死」の過剰感を半ばギャグとして半笑いで観ていたわけなのだけど、でもあの時代のクリエイターは「これじゃなきゃ、観客に届かない」という切実さで、この表現を選んでたんだよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:……いや、本当に時代の要請に最適化してたら、シリーズがここで終わったりしないか(^^;; あの時代にあっても、過剰で観客は「お腹いっぱい」になってしまったのか。それを21世紀の自分が面白がっていられるのは、この「死」を真に受けてないからか。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:まぁ、何にせよ、今の邦画では、想像もつかない絵面が次々に飛び出してきて、そこに身を委ねてるだけで楽しい映画でした。大五郎と拝一刀を乗せたソリ仕様の乳母車がすいーっと雪原を流れてくシーンとか、超サイコーなのでw、機会がありましたら、是非。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年11月18日
『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』:あ、そういえば、ポスターの写真も撮ってたのでした。せっかくなので、こちらもどうぞ。……でも、土蜘蛛衆、作中で念力なんか使ってたっけなぁ(^^;; #fr18_n pic.twitter.com/fe1xzC68mg
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 18, 2018