『恐喝こそわが人生』@国立映画アーカイブ(19/05/25(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『恐喝こそわが人生』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1968年公開。深作欣二監督、主演は松方弘樹で実は松竹映画。恐喝専門のチンピラが、政財界の黒幕の秘密を握り、危険を承知で大勝負に出るが……というお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) May 25, 2019
『恐喝こそわが人生』観終わりました。恐喝を専門とするチンピラの男女4人組が、次々と大物に挑み、遂に政財界の大物に恐喝を仕掛けて無惨に叩き潰されるお話。1960年代初期のクライムものみたいなピカレスクで楽しげなイケイケに始まって、アメリカン・ニューシネマで落とすという(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) May 25, 2019
『恐喝こそわが人生』:初期の強奪(ケイパー)ものピカレスク『白昼の無頼漢(1961)』でも、ハードバイオレンスの一方で混血児青年の純情を巡るリリカルさも全部まとめて全滅エンドに突き進む悲劇性があったんだから、同時代性であっても別にアメリカン・ニューシネマの影響でもないのか。#fr19_n
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『恐喝こそわが人生』:『現代やくざ』シリーズなどでイキった若者が、当然のように現実の前に無惨に叩き潰されてく話を繰り返し描いてたのは、この延長線上にあるのであって、こうして並べると、深作欣二はその作家性としてずっとこういう話をやりたくてやってきた、ということなのか。#fr19_n
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『恐喝こそわが人生』:それ以外では、車輛描写のキレがいい(^^;; 後の『暴走パニック 大激突(1976)』ほどではないけど、画面インした車輛が小気味良くブレーキ踏んで止まるのが楽しい。この辺、作品全体の印象さえ小気味良くしてくれるようで、この映画の好きなポイントですね(^^) #fr19_n
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『恐喝こそわが人生』:作中で、チームで最初の仕事を成功させ、みんなで浜辺できゃっきゃウフフとはしゃぐシーンが主人公の回想として何度も繰り返し出てくるんですよね。ピカレスクだけど非常に青春映画的で、深作欣二とはそういう形で青春を描く映画監督だったのでしょう。#fr19_n
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■監督フィルモグラフィ:深作欣二 (1930年~2003年)
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