『SUNNY 強い気持ち・強い愛』@TOHO シネマズ新宿(18/09/01(sat)鑑賞)
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」Original Sound Track
- アーティスト: 小室哲哉
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
SUNNY 強い気持ち・強い愛 試し読み増量版 映画紹介スチール付 (幻冬舎文庫)
- 作者: 黒住光
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/08/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
サニー 永遠の仲間たち デラックス・エディション Blu-ray
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: Blu-ray
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
Netflix | サニー 永遠の仲間たち
https://www.netflix.com/title/70245273
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』@TOHO シネマズ新宿に劇場入りしました。韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を大根仁監督で日本リメイク。オリジナルがほぼ構成完璧だったけど、どういじってくるか。あとヒロインの高校生時代は、広瀬すずだとボンクラ感が薄れちゃうのも、さてどうなるか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』観終わりました。ソウルの25年間と東京の25年間が、社会風俗的に意外とすんなり互換可能で驚く(^^;; まぁ、リメイクまでのタイムラグで、オリジナルの女子高生パートが民主化運動華やかなりし80年代末なのに対して、日本版はコギャル文化全盛の90年代だけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:いや、実はこの辺は実は絶妙なチューニングがされてて、リメイク版ではポケベル文化に入っているのに、アリバイ的に出すだけでストーリーからは排除されてる。これ、すぐ後のメール時代に入っちゃうと、誤魔化しが効かなくなるので、危ないとこでした(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:ともあれ、結構、その時代、その土地の社会風俗に根差した表現も多いはずなのに、ストーリーの根幹に絡むような改変なしで乗り切ってる辺り、東アジアの都市文化の均質性って、この辺りの時代から始まってたのかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:そうは言っても、実はちょこちょこ改変はあって、サニーの面子はさりげなくひとり削られてたりとか、80年代のソウルだとシンナーだったのが90年代の渋谷だとガチンコのドラッグだとか(^^;;、監督のリリー・フランキー推しで探偵の出番が増えてるとか、まあね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:オリジナルのヒロインの女子高生時代のあの絶妙なダサ&ボンクラ感を、広瀬すずが演技力でカバーしようとする無茶は評価分かれそうだが(^^;;、広瀬すずが池田イライザに「あたしよりずっと可愛いもん」と泣きながら抱きつくシーンの不条理感は明言しがたい(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:キャスティングの問題、というか広瀬すず問題は観ててやっぱりあって、確かに彼女は客を呼べる今時珍しいスタア女優なのだけど、どこにどう置いてもやっぱり華があり、「広瀬すず」として輝いてしまう。関西弁で常時出力高めの家族会話とか、頑張ってたけどね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:オリジナルの高校生ヒロインのあのルックスは、田舎から都会に出てきた馴染めなさとか自信のなさ、そしてあのサニーの仲間たちを観察者として眺める距離感などを、観客に一目で理解させるためのものなので、それが広瀬すずでは役者の格が「主役」過ぎる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:彼女をこの役で使うと決めたのならそれはそれでいいけど、それで変わってしまったこの役の「意味」を踏まえて、もうちょっと繊細なチューニングが必要だったのではないか。……でもしくじると話の趣旨から違っちゃうしね。主役のキャスティングって難しいや。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:いや、まぁ、90年代の都会の女子高の教室が、あんなにパワフル(穏当な表現)だったのか、とか、それを眺めるオジサンたちの目線がリリー・フランキーが言うようにゲスなものだったのか(オッサンの目線は常にゲスだが)なのかは知りません。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:だって自分はコギャルじゃなかったし、同時代に東京にいてもコギャルとは縁なかったし(^^;; ちなみにオリジナルの女子高生時代は『タクシー運転手』とほぼ同時代であるが故の政治性を孕んでましたが(同時にそれを軽やかに処理してた)、当然こっちではばっさり。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:そら90年代日本のコギャル文化に政治性はゼロでも、現代パートの40代女子の生きづらさの方はいくらでも掘りようあるだろうに。……ま、大根仁監督&川村元気Pのコンビで、そんなとこ深掘りするはずもないのは判りきってましたが、それが良いのか悪いのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』:そう言った若干の不満はありましたが、ただ、40代中年女子たちが、ここから先の人生に踏み出す前に、青春の原点を振り返るというこの物語は、ありふれているが故に強力で、軽やかに国境を越えてみせた。それを非常に心強く感じながら、楽しんだ映画でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月5日
DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc)
- 出版社/メーカー: KRE
- 発売日: 2016/03/30
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (5件) を見る
『SPL 狼たちの処刑台』@シネマート新宿(18/09/04(tue)鑑賞)
本日の映画『SPL 狼たちの処刑台』@シネマート新宿に劇場入りしました。タイの英雄トニー・ジャーも参戦してリブートした新生『SPL』シリーズ第2段。今回もタイを舞台に男たちの絆と死闘が描かれるとなれば、たとえ嵐の夜でも駆けつけざる得ない。…いやあ、チケット取っちゃったしさあ(^^; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』観終わりました。前作『ドラゴン×マッハ!(原題:殺破狼II SPL 2: A Time for Consequences)』では、基本陽性のトニー・ジャー先輩の参戦もあり、明るさを感じられる落ちだったのだけど、今回は原点回帰でノワール色を深めて、香港警察刑事ルイス・クーの娘探しのお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:タイの観光地で失踪した娘を探して現地にやってきた香港警察刑事リー。現地警察刑事チェンとともに、娘の痕跡を追ううちに、臓器売買組織と地元警察-政界につながる闇にぶち当たる……というお話。中国人はルイス・クーと娘だけで、他はタイ人のお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:いや、役者的には、ラム・カートンが中国系タイ人の設定でタイ警察刑事やってるけど。まぁ、右も左も判らない異国に娘を探しにきた父親が、娘を救いたい一心で突き進むお話ですね。ルイス・クーの目つきが初めから座っててコワイ(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:このルイス・クーのお父さんは、まどろっこしいことやってる暇がないので、基本正面から殴り込み(爆 臓器売買組織のアジトに正面からふらっと乗り込んで、出会い頭で見かけた相手を片っ端からステゴロで殴り倒してゆくという(^^;; こう、頑固親父の鉄拳制裁的なw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:ちなみにジョニー・トー先輩は、キレのいい格闘アクションと実にいい表情をたっぷり決めてくれてから、途中で脱落しちゃうので、ゲスト扱いですね。今回、主人公ルイス・クーの相方となるのは、ラム・カートンなんですが、最後まで相棒感は薄かったかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:前回は途中の紆余曲折を乗り越えて、ウー・ジンとトニー・ジャーがタッグを組んでラスボスに挑む少年マンガ的な熱血があったけど、今回はそこまでの熱量はない。まぁ、主人公が「娘見つける」「邪魔する奴はぶちのめす」しか頭になさそうなので、しょうがないけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『SPL 狼たちの処刑台』:まぁ、元々の第1作目の『SPL 狼よ静かに死ね』がバイオレンス・ノワールなので、このくらいの冷え込んだ熱量が『SPL』らしいのかな。そしてこのまま「タイの中国人」もののシリーズになってゆくのか?(^^) いや、それはそれで面白そうですけどね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
トランサー-霊幻警察- プレミアム・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/11/27
- メディア: DVD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
『君の膵臓をたべたい(2018)』@地元のシネコン(18/09/03(mon)鑑賞)
【Amazon.co.jp限定】劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」(オリジナル特典:「ポストカード2枚組セット」付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2019/04/03
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」 Original Soundtrack
- アーティスト: 劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2018/08/29
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Netflix | 君の膵臓をたべたい(2017)
https://www.netflix.com/title/80992629
本日の映画『君の膵臓をたべたい(2018)』@地元のシネコンに劇場入りしました。先日、昨年公開の実写版が地上波放送されましたが、こちらはアニメ版。実写でヒットした映画を、慌ててアニメ化しなくても、とも思うんですが、アニメ・ファンは実写版観に行かないからってことなんでしょうか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月3日
『君の膵臓をたべたい(2018)』観終わりました。「ヒロインは病気で余命いくばくもありません」と当の本人の口からさっさと告白させてから始まる難病ボーイ・ミーツ・ガールもの。基本男女ふたりの会話でダイアログを積んで積んで積み重ねて、やがて孤独な男の子の喪失と成熟にたどり着くお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月3日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:実写版と続けて観て、時系列の調整とか、双方結構いじってきてるっぽいのだけど、骨格の部分が意外に筋がいい。というか、ダイアログの積み重ねで語るその骨格部分だけでも成立するお話なので、ラジオドラマでも充分なのだけど、そこで映像として何ができるか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月3日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:実写版もアニメ版もそれぞれ頑張ってて、特に今回のアニメ版では、実写だと生々しくなりかねないヒロインの肢体へのフェティッシュな眼差しのショットとか、クライマックスでのイマジネーション世界とか、実写との差別化を色々試みていた模様。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月3日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:でもやっぱり、肝は骨格の良さだよな。難病ものをメタ化してツイストかましてる風で、きっちり王道のお約束は守る。と言って、話の落し所を、お涙頂戴でもメロドラマでもなく、少年の成長と喪失に置くとか。その辺の骨格の品の良さが、調理方法を凌駕している。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月3日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:あえてメディア化して原作に加えたアドバンテージを言えば、やはりヒロインのダイアログに声がついたことで、あの友達以上、恋人未満の関係で、ふたりだけの距離感で重ねられる情感の乗った言葉は劇場の音響空間で喰らうと相当にクるものがある(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:そういう意味合いでは、実写版のヒロインも、このアニメ版の声優さんも声質は素晴らしく、いつまでも聴いていたい中毒性がある。……まぁ、そこの魅力が突出してしてるので、ラジオドラマでもいい気がしてしまうのだけど(汗 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『君の膵臓をたべたい(2018)』:結局、こんなに短期間でリメイクする意義は、やはりよく判らなかったのだけど、実写版を先に観ていて、落ちが判ってて観ても、充分に魅力的で後味の良い映画でした。次はアレですかね。人形劇か、フルCGアニメ化か、韓国映画化か。<いい加減なこと言うな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月4日
『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』@国立映画アーカイブ(18/09/02(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』@国立映画アーカイブに劇場入りしてます。1959年公開。仲代達矢主演、五味川純平原作で、戦前満州を舞台にした大河ドラマ。この第三部・第四部は軍隊に取られての隊内生活編ですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』観終わりました。戦前日本社会の外縁、満州の地で、人間らしい知性と倫理観を保とうとする日本人男性が、いかに辛酸を舐めつくす人生を送る羽目になったかを描くこのシリーズ。今ならNetflix辺りで一挙公開のドラマ扱いかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』:今回あらすじ扱いだった第一部・第ニ部では、中国人捕虜を使う鉱山の労務管理者という、話を聞いただけで人間性を限界まですり減らしそうなエピソードを経て、続く第三部・第四部では、召集された軍隊生活からソ連軍侵攻まで。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』:昭和の軍隊ものの定番の内務班のイジメの話をこれでもかと描き、やがて上等兵となった主人公が高齢召集兵を含む初年生部隊を、古兵に執拗な嫌がらせを受けながら、必死に育てた挙句……ソ連軍の猛攻の前に全滅という(-o-;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一部 第二部 梗概/人間の條件 第三部・第四部』:戦前日本男子の地獄巡りはこれで終わるわけではなく、続く完結編ではシベリア抑留という、更なる地獄が待ってるわけで……。戦前戦中の日本人は、大なり小なりこういう人生を歩んでたんですよねぇ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
本日の映画2本目『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1961年公開。そんなわけで、シベリア抑留編です。あらすじ以上の踏み込んだレビューは、観終わってからということで。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』観終わりました。あかん。自分ならこのパート絶対生き残れん、という地獄状況が30分ごと、3時間繰り返された後の、行き倒れエンド(-o-;; ダメだ。こんなの観せられたら、昭和のオヤジには太刀打ちできん。うわあああ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』:昭和恐い、戦前恐い……とフトン被って震えてたいけど、まぁ、気を取り直して。今回は、ソ連軍侵攻で鎧袖一触で粉砕された関東軍国境警備部隊に所属していた主人公。生き残りのたった3人の兵士たちで戦線を離脱する。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』:道中、避難民の一団と合流するも、大陸スケールの深い森に迷い込んで、脱出できるまでに餓死者・病死者・自殺者・脱落者が多発して、兵隊以外全滅。いきなり、これか。平地に出ても、地元の中国人民兵に追い廻される。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』:結局、途中で合流した他の敗残兵とともに、ソ連軍、地元民兵の警戒線をすり抜けて脱出するという、戦争映画らしい展開に(時期的に終戦後なんですけどね)。そんな状況でメキメキと戦術指揮官としてのセンスを示す主人公。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』:基本的に奥さんの下に帰りたい一心なんですが、そのせいか兵士としての直感が研ぎ澄まされてゆく。そんなこんなで、山中に籠城して来たるべき国共内戦に参加するのだと寝言言ってる士官とか、女だけの村だとかに出会う。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第一・二・三・四部 梗概/人間の條件 第五部・第六部』:敗戦という異常状況で、常識が転倒した奇妙なエピソードがいくつか続いた後、ソ連軍に投降して捕虜になる。そこからの収容所編もまた地獄で…。あ、ちなみにシベリア行く前に脱走するので、シベリア抑留話ではないです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:あらすじの話はこのくらいにして、映画全体のレビューとしては、基本的にこのお話は、過酷窮まりない状況下で「人間」たらんと足掻く主人公のお話で、キリスト教的な受難行のお話ですね。なので、仲代達矢は求道者的ストイックさで、全体を貫いてゆく。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:この場合の「人間」は、理性的、合理的に行動し、他者への共感と情愛を絶やすことなく維持できる存在であることで、主人公はかくありたいと願いつつ、過酷な状況に激しく揺さぶられ、時に逸脱して、逸脱した自分に恐怖する。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:言われてみれば、ここまでど直球の受難行の映画って、ここ最近では珍しい……というか、上映時間合計9時間の映画企画なんて、まず通らないだろうけど(Netflixかアマプラ向きだよなぁ)。でも9時間かけなきゃ成立しない物語的荷重ってあるしね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:原作者の五味川純平は、ソ満国境で粉砕された関東軍側召集兵として居合わせ、監督の小林正樹もソ満国境警備隊勤務を経て宮古島で終戦を迎えている。当然、役者もその他のスタッフも従軍経験者が豊富にいた時代の映画なので、軍隊描写がいちいち生々しい。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:この辺はもうどうしようもないのだけど、現代で同じことやろうとしても文献ベースになっちゃうんで、その場の空気感レベルの再現は難しい。『この世界の片隅に』は、だって監督がガチの研究者じゃん。監督自らあの時代の考証できるの、今は片渕さんくらいですよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:内務班描写とかは、我々世代では知らない世界なので判断のしようがないですが、主人公がとっさに下す部隊指揮の的確さとか、逆に関東軍参謀が現場少尉の合理的な遅滞戦術を退けて無駄な塹壕掘りを命じる下りで、参謀の逃げ腰で気合いが抜けてるの表現するとか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:敵の警戒線を突破するための突撃の直前に「靴紐を結び直せ」と部下に声をかける呼吸感とか、こういうネームはちょっと勉強したくらいでは、なかなか切れないよね。この辺の当事者として戦争体験がないと描けない描写、台詞がびしばし飛び交って、その重さに痺れる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:この時代の戦争映画の多くに強く感じるのは、この当事者性で、反戦映画云々以前に「お前にとって戦争とは何だったんだ?」と自らに問いかける趣きがあり、この映画は特にその傾向が強く感じる。被害者であり加害者でもある、当事者としての戦争観を。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:戦場でも「人間」たろうと足掻く主人公に、かと言って、それを兵士としてその手を汚す言い訳に使わせぬよう、容赦ない突っ込みが常に周囲からされていて、その辺の原罪性の強調も、キリスト教受難行に似ている。と言って、神様に逃げるわけではないのだけれど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
『人間の條件 第三〜六部』:原作者も監督も、従軍経験者であることを踏まえると、ほとんど自傷行為に等しい厳しい台詞がポンポン出てきて、制作陣の覚悟というか、そこまでやらねば、この「戦争」という巨大な理不尽を捉えきれないという想いをひしひしと感じる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月2日
- 出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: Blu-ray
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
『チャーチル ノルマンディーの決断』@新宿武蔵野館(18/09/01(sat)鑑賞)
Netflix | チャーチル ノルマンディーの決断
https://www.netflix.com/title/80174205
本日の映画1本目『チャーチル ノルマンディーの決断』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。先に首相就任早々にダンケルクの危機に直面するチャーチルの映画を観ましたが、今回はノルマンディー上陸に反対する映画だそうで。何で?と思ったら、この人、ほら、ガリポリでやらかしてるから…。#fr18_n pic.twitter.com/4ztAaWg52b
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』観終わりました。Dデイ数日前、国王臨席の作戦奏上会議で作戦中止をぶち上げ、阻止不能と見るや地中海方面の陽動作戦を提案して却下され、ならばせめて国王とともに前線に出たいと言いだして怒られるチャーチルのお話。面倒なジジイだな……(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:まぁ、そんな訳で、作戦実施で関係各方面がっちり意思共有できてるのに、出撃国首相だけが土壇場でゴネ倒すという、軍人諸氏の心労はむべなるかなという話だけど、事は迷惑老人云々を越えて、チャーチルにとって政治とは、という領域に踏み込んでゆく。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:この映画に限らず、チャーチルの伝記映画では、演説の文言作成に極端にこだわる彼の姿が強調されるのだけど、その前段階として、語る言葉への本人の納得感が重要になる。自身の政治的なパワーの根源を、自らの身体と精神を通した言葉に置いている。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:そうでなければ、人を動かす演説はできない、という本人の言葉もあるし、チャーチルが政治をそういう身体性を帯びた行為として捉えている……というのが、こういう映画に託された英国人のチャーチル像なのでしょう(実際どうだったのかは、知らない)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:なので、話はチャーチルがノルマンディー上陸作戦の実施をジタバタあがきながらどうにか己の腑に落とし、上陸後の歴史的演説に繋げてゆく、というお話ですね。政治家の話ではあるけど、作家の創作苦悩話みたいでもある。政治のアート性とも繋がるのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:チャーチル自身は、先に観た『英国総督 最後の家』で語られたように冷酷非情なインド-パキスタン分割プラン(英国の戦略として合理的)を遺した人物でもあるので、自国の若い兵士達の人命を惜しんで身悶えする姿を見せられてもなー(-o-;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:そんな訳で、若干醒めた目線で観てはいたんですが、政治と身体性の関係の重要性について、気付かされるものがあったので、観て良かった映画でした。まぁ、今のウチの国では、政治のそういう誠実さとか身体性がないがしろにされる一方ですが……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』@新宿ピカデリー(18/08/30(thu)鑑賞)
劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 4K Ultra HD Blu-ray豪華版[本編4K UHD BD+本編BD+特典BD×2枚(4枚組)](特典なし)
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
Netflix|劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
https://www.netflix.com/title/81438145
劇場版『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: 佐藤直紀,得田真裕,眞鍋昭大
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-ブルーレイボックス [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-2nd Season ブルーレイボックス [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~ THE THIRD SEASON Blu-ray BOX (メーカー特典なし)
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
本日の映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。映画マニアのシネフィル層が沈黙したまま、『シン・ゴジラ』級の興収を上げているというステルス・ヒット作(^^;; まぁ、そんなわけで、一応観ておくか、と。ちなみにドラマ版は観てません。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』観終わりました。「映画」としては台詞過剰だし(半分切っても意味通じるだろ)、BGMは感情誘導が露骨だし、大規模災害に出動する展開があるのに、別にそこが山場じゃないし……なのだけど、10年続いたドラマの最終話SPとしては完璧というw #fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:不勉強なのでよく判ってなかったんですが、「ドクターヘリ」は「空飛ぶ救急車」ではなく、災害事故現場の鉄火場に最速で医療従事者を送り届けるヘリのことです。医師たちは、現場でトリアージや応急治療や、場合によっては手術も行う。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:その基本設定を活かして「映画」として組み立てるなら、パニック映画的なスペクタクル仕立てにして、人命救助と命がけの脱出の話にしてもいい。……でもこれは10年続いたドラマのまとめのお話なので、そうはならないんだよねぇ(^^;; #fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:なので、確かに「映画」として評価が難しい。この作品が「映画」として洗練されてない部分こそが、この作品を観て「良かった」「素敵だった」と言ってる一般客には「判りやすさ」に繋がってる。そこをこき下ろす無意味さ、というか。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:観てて気づいたのが、意外と価値観が保守的で「結婚したら結婚式はやらなくちゃ」とか「アル中でもDVでもやっぱり親は大事」とか、リベラルな進歩主義者にはちょっと違和感を感じるけど、市井のお兄ちゃんお姉ちゃんには居心地良さそう。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:そういえば、米国のこの手の医療ものなら同性愛ネタとかあって当然だけど、そういうのはなかったな。まぁ、「DV親に耐えきれなかったら、逃げたっていい」という話もやってるので、まったく守旧派的価値観というわけでもなさそうだけど。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:高度な訓練と過酷な実践経験を積んだプロフェッショナル集団である主人公たち医療チームの半数は女性だし、メインヒロインの新垣結衣は現場に投入するスタッフのセレクションとかやってるから、現場指揮官的ポジションなのかな。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:男女雇用均等法が定着して、男女が協働して働くことが一般化しつつ、家族観とかまだ古い価値観が残っている……というか、進歩と守旧がせめぎ合いながら、泣いたり笑ったりの日常を過ごす市井の人々の感覚に、ちょうど合っているのかな。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:その辺りがヒットの要因、というか基盤になってるんじゃないか。逆に政治的にせよ、シネフィル的にせよ、ちょっとでも意識高くなると、この映画が視界から消えるのも、そこが原因じゃないかなー(-o-;; #fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:うん、まぁ、10年間過酷な現場で頑張ってきて、次のステージに行く者、残る者……という社会人ドラマとして、必要なことはちゃんと押さえてあって、その点では好感の持てる作品であったと思います。「映画」的な喰い足りなさはあるけど。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』:しかし、この映画を楽しみにしていて、実際に観て楽しんだ観客には、その辺はまったくどうでもいい話だと思います。結局、映画は楽しんだ者勝ちですよ。あー、でも、もっとヘリのアクションとか欲しかったかなー。ヘリ好きとしてはねー。#fr18_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月30日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』@シネマート新宿(18/08/28(tue)鑑賞)
http://blog.hatena.ne.jp/Yoshitada/yoshitada.hatenablog.com/edit#wysiwyg
映画「ダブルドライブ ~狼の掟~」本予告
本日の映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』@シネマート新宿に劇場入りしました。前に観た『闇金ドッグズ』スピンオフの『ボーダーライン』続編。前作はネタは男臭いVシネなのに女っ気ほぼゼロ、運び屋ネタなのにカーチェイスなしという不思議な映画でしたが、今回はヒロインがいるみたい(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』観終わりました。今回も車輌走行シーンはたっぷりあるけど、カーチェイスはなし。というか、金のかかるアクションは慎重に避けつつ、どっちを向いても金がなくて息が詰まりそうな地方都市の閉塞と暴力性を描くという、意外と器用なことに挑戦している映画(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』:自分の車持ってて、それに乗ってどこにでも行けばいいのに「ここがどんなに嫌でも、他に行くところなんてない」と思い込む若いチンピラとか、地方在住の若者の閉塞感を掬い上げるのが上手くて、座組みやイベントのチープさの割に映画的リッチ感があるんだよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』:あと暴力のレートが急に跳ね上がる描写が上手くて、殴ったり殴られたりの田舎のチンピラ・ライフに唐突に拳銃が出てきてぎょっとする感覚とか、最終的にベスパに乗って人体解体しまくるシリアルキラーまで出てくるとか、暴力の底をなかなか見せないのもグーw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』:基本的にお金はないんだけど、それでも出来る限りのノワールを、それも日本の地方の現実に根ざしたノワールをやろうという気概をフィルムの端々に感じる映画で、なんか嫌いになれないんだよねー(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』:ちなみにこの映画、いわゆる2.5次元舞台系のイケメン俳優さんが出ているということもあって、TLに感想上げてるのは女性が多そうな印象。今回ヒロインが出てきたけど、別に脱ぐわけでもなく、ヤクザ出しても女犯すシーンはない辺り、作り手も自覚的なのかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日
『ダブルドライブ ~狼の掟~』:一見男性向けの枠組みで、しかし実際の味付けは女性向けに慎重にチューニングしたコンテンツとしては、韓国映画で増えつつあるヤクザBLなんかがあるのだけど、文脈的にはそことも繋がるのかな。同時に地方ノワールとして研ぎ澄ましてゆきたそうな感触もある。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月28日