『トランスポーター イグニション』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(15/10/31(sat)鑑賞)
トランスポーター イグニション (初回仕様/特製ブックレット付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: Blu-ray
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本日の映画2本目『トランスポーター イグニション』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。ご存知、ステイサム兄貴の出世作を、ヨーロッパコープ自身でリメイクした映画だそうで。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』観終わりました。リュック・ベッソン率いるヨーロッパコープが、看板作品を自らリメイク。それで、ほう、こうきますか、と言うアレンジの妙にニヤリw 一言でいうと、『マッドマックスFR』の最速フォロワーって感じかなd(^_^o)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:リメイク、と言っても、前と同じ話をやるわけではなく、「腕っ節が強くて、自分のルールに厳しい、裏社会のプロドライバーが主人公」という基本設定だけ継承して、ほぼリセット。ほぼ新規シリーズだと思っていいです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:一番大きなポイントは、ステイサム兄貴のワンマンアーミーものだったオリジナルに対して、退職スパイの父親と戦場帰りの元兵士の息子のバディものになってること。話の転換は、都度都度お父さんが誘拐されるとこから始まるというw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:親子ともお国に裏切られたり、失望したりで、宮仕えは真っ平ごめんと意気投合しているものの、そこで「契約」と「ルール」で自らを縛って律しようとする息子に、「しかし、正義だって人生には大事だぜ」と飄々と説くのがパパの役目w カッコいい親子です。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:基本設定をこんな感じで組み直しておいてから、そこで今回のエピソード。ロシアン・マフィアの売春組織で、10年以上生き延びてきた女4人組。彼女たちの命を懸けた復讐劇に、親子が捲き込まれるというのが今回のお話。男どもを騙して、殺す、したたかな女たち。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:『マッドマックスFR』に限らず、ここ最近のセンスのいいアクション映画は、「女性」の扱いをどう時代に合わせてアップデートするのか、というのが隠れたテーマとなっています。いつまでも、ヒーローに守られてばかりで、たまに悪党に誘拐されるってのもね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:この辺の変化は、B級アクション映画でも女性客の目線を意識するようになってきた…と言う面もあるでしょうが、それ以前に、創り手や男性客の目線で見ている現実社会の投影として、物語世界もアップデートしないと時代についていけなくなってるという側面が強い。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:B級アクションはB級たるが故に、観客が常日頃抱えている欲望や、直面している現実に、もっとも率直に、もっとも迅速に反応するジャンルです。リュック・ベッソンはそのB級アクションの申し子やることを自らに任じている男。そりゃ、こうくるよね、と(^^)
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:そのリュック・ベッソンの嗅覚が、過酷な現実を生き抜いた生存者(サバイバー)な女たちの戦いと、それをサポートする親子ヒーローの話を「今、撮れ」と囁いたんでしょう。……まぁ、あのオッサンが元々、「戦う女」が好きって趣味の問題もあるけど(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:その一方で、「ヒーローを必要としない戦う女たち」の物語に、ヒーローをどうコミットさせるか(動機と手段の両面で)が、現代のB級アクションの命題でもあって、それが本作では「契約」と「正義」ってことなのかな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:『マッドマックスFR』は監督の作家性が時代に即した「戦う女たち」の物語を掘り当てた感があったけど、本作は時代に敏感なリュック・ベッソンがこれを撮ったという意味で、物語の現代性を意識している人は観ておいた方がいいです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日
『トランスポーター イグニション』:念のために言っておきますが、本作は優れたB級アクションではあるけど、断じて感動超大作などではないのでw、観終わってスカッとするだけの映画です(爆 そういう大衆娯楽の最先端で、こういう動きが始まっているという意味を理解しつつ、楽しんでください。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月31日