『KANO 1931海の向こうの甲子園』@角川シネマ有楽町(15/1/27(tue)鑑賞)
KANO~1931 海の向こうの甲子園~(Blu-ray Disc)
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2015/08/05
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (2件) を見る
KANO〜1931海の向こうの甲子園〜オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: オリジナル・サウンドトラック
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
本日の映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』@角川シネマ有楽町に劇場入りしました。ここの劇場は初めてだけど、ビックカメラの上なのね。客の入りは5〜6割くらい、少し年齢層高めかな。ちなみに上映時間は3時間だそうで……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』観終わりました。凄い贅沢な映画。いや、制作費の話ではなく、「高校野球」の周囲で起こるドラマや視点を、3時間の上映時間に、これでもかとばかりに詰め込んだ映画という意味で、全然長く感じない。でも試合のシーンとか、すごく丁寧に尺取ってるのよね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:日本統治下の台湾の高校が甲子園に出場し、決勝戦まで行った実話に基づくお話で、監督以下、日本をかなり好意的に描いてもらってるけど、まず第一義として台湾のアイデンティティーの土台として、そこにたどり着かざる得なかったと捉えるべきなんだろうね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:ナチスのオリンピックの例を引くまでもなく、スポーツ・イベントは国威発揚とか国家統合の効能があって、(主催側にその自覚があるかはともかく)甲子園大会なんてその典型なんだけど、それを日本から離れた台湾人があえて描くのが面白い。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:この映画は、甲子園大会という日本社会の統合を象徴するスポーツ・イベントでの話ではあるのだけど、決勝戦で苦戦する台湾代表校を応援することで「台湾人の意識が初めてひとつになった瞬間」を描く、今の台湾人が撮らねばならない映画になってるんですね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:自国のアイデンティティーの映画なのに、作中の言語のほとんどが他言語(日本語)であることからも判るように、非常に屈折した成り立ちの映画なのだけど、しかしそうであればこそ、ひたむきに勝利を目指す球児たちの姿が眩しく輝き、胸を打つのです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:あと、面白いなと思ったのは、球児たちからは大人で、厳格な人物に見える監督もまた、野球の指導を通じて成長してゆくのね。それは実際にこの監督に近い年齢になってみれば判るけど、「大人」になっても人は未熟さを痛感するし、成長もする。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:あともう一点。公式試合の場面では、アナウンサーの実況(日本語)が入るのだけど、これがまた凄まじく情感たっぷりで熱量高くてw ああいうスタイルの実況は日本独特ともいうけど、台湾野球界とかにも引き継がれてるんでしょうか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
『KANO 1931海の向こうの甲子園』:この映画を「親日映画」と捉えるのは、やはりちょっと違う気もするけど、台湾の人たちが自分たちのルーツを描くうえで好意的に日本人を描いてくれたことは、とても名誉なことです。また、それ抜きでも、純粋な野球映画としてもとてもよくできた映画でした。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年1月27日
セデック・バレ 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋【通常版 2枚組】[Blu-ray]
- 出版社/メーカー: マクザム
- 発売日: 2013/10/31
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (11件) を見る