『ガンヘッド』@東京国立近代美術館フィルムセンター(15/7/24(fri)鑑賞)
本日の映画『ガンヘッド』@東京国立近代美術館フィルムセンターに……向かってます。19時スタートなんだけど、間に合うかな(^^;;
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』観終わりました。1989年公開。当時のアニメや特撮の最先端のクリエイターを結集して、当時最先端のカッコイイを凝縮した、超サイコーの巨大ロボット特撮アクション映画……になるはずだった映画。…そう。そうな。こういう微妙な映画だったっけな、と19の夏を思い出すわけですが。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:微妙だった点をいちいち上げつらっていると夜が明けてしまうので、要点を絞って指摘すると、まず主役である巨大ロボットに「ガンヘッド」。河森デザインなので文句なしにカッコイイ。が、CGとかではない「よくできた稼働模型」なので、ガションガションと有機的に動いたりしない。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:パンチとかキックとか、敵ロボットをがしがしどつき廻したり、しない(T ^ T) 当時の技術的限界、予算的限界あったろうが、やっぱりアニメでそういう「ロボットもの」を知っている身としては、辛い。あと必殺技な。せめて一発逆転の大口径砲くらい、積んでてくれれば……orz
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:つまり、設定段階で主役ロボに機能として「けれん」が組み込まれてないんだよね。敵ロボットも、似たようなもんだし。走行モードで屋内の大通りを高速走行するところとか、同じく屋内で誘導弾を撃ち合うところとか、上げるところもなくはないのだが……。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:それと、基本プロットから個別のシーン描写に、ラストバトル後のヒロインの主人公へのキスに至るまで、全編通して「論理的でない」。原因から結果に至る全行程を見せろという気はさらさらないのだけど、唐突に子供の口が光り出したり、前振りなしでヒロインにデレられても困る。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:そうなんだよな。自分がこの時代の日本映画に感じる違和感というか、苛立ちは、この散文的でとっ散らかった、この手触りなんだよな。……まぁ、その後、日本映画(特にメジャー映画)は何でもセリフで説明するようになって、わけ判らん感は解消されてゆくのだけど、それはそれでなぁ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:勿論、「この手の映画で、観客が得意げに突っ込むような所は、大抵制作サイドはとっくに承知してる」というのは、多分真実なのだろうし、監督や脚本の未熟にのみ責任を帰してしまうのは間違いなんだろう、とは思う。だがチームとして結局、間違った方向に全力で突っ込まれてもなぁ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日
『ガンヘッド』:ああ、結局、26年前と同じように愚痴ってる(爆 まぁね、監督の原田眞人の最新作『駆け込み女と駆け出し男』は、膨大な情報量をきれいに捌いていて判りやすかったですし、8月公開の『日本の一番長い日』も期待してます。しかし、この映画は……期待が大きかっただけに、ねぇ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年7月24日