『THE WAVE/ザ・ウェイブ』@ヒューマントラストシネマ渋谷(16/7/5(wed)鑑賞)
本日の映画『THE WAVE/ザ・ウェイブ』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。ノルウェーの地震映画だか崖崩れ映画だかだそうです。……どっちかで、だいぶ内容違ってきそうなんですが(^_^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月5日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』観終わりました。「地滑り」だの「津波」だのと、単語つまみ食いして何のこっちゃと首を捻っていたのだけど、実際の観て納得。フィヨルドを囲む山々で岩盤地滑りが生じて大質量の土砂が水面に雪崩れ落ち、それで生じた津波が地形で増幅される、と。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月5日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:それで崩落から10分後には最大80メートル強の大津波が生じて、フィヨルド沿岸の居住地域を一気に浚い、地獄絵図と化す、という。……ああ、世界には、お国ごとに固有の災害があり、地獄があるという災害映画(ディザスター・ムービー)でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月5日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:ノルウェー、ガイランゲルフィヨルド地域。複雑に入り組んだ河川の両脇を急峻な山々に囲まれた景勝地として、観光地としても知られたこの地で、長く地滑り警戒センターに勤めていた主人公クリスチャンだったが、都会の石油会社に転職することに。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:その退職の当日、警戒センターのセンサーに地下水の異常水位の兆候に気づいたクリスチャンは、探査抗に自ら潜ってセンサーのケーブルが断線していることを確認する。岩盤のズレによって断線したのでは……との疑問を抱く。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:だが、退職する彼には、センターの態勢を警戒状態にするのが精一杯だった。この地を離れる翌日を控え、その夜は自分と幼い娘は自宅で、妻と息子は妻の勤先の河辺のホテルで過ごすことになるが、そこへ恐れていた岩盤地滑りが発生する…というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:観るまでは山間部で津波というのがピンとこなかったんですが、観れば納得。ノルウェー特有のこの災害の怖さが、一発で判ります。言われてみれば、ああいう地形ならこういう災害は起きるよね。世界はどこでも地獄になりうる、と言う。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:で、ジャンル映画としては、定番のお約束をきっちりきっちり踏んだ構成なので、安心のど安定w その上で、どう個性を出して行くか。皆が皆、ハリウッド映画みたいなことをやれるわけではないので、メリハリはつけねばなりません。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:まず基本的に田舎の観光地のお話なので、そもそもそんなに壊す物ないです(爆 実際の災害では最大で死者数十人くらいの規模なので、日本人の感覚だと年に数回くらいありそうな話なんですが、それをそれこそこの世の終わりのように、どう描くか。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:観てて気付くのが、災害が起きるまでは警戒センターの仲間たちとの兆候を巡るドラマをやってるのに、災害発生後はばっさりと家族の話に集中するのね。軍隊とか消防の動きがラストまで見られないのは、現地の通報体制の遅れか、作劇の都合か。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:警戒センターから軍への通報のシーンもないのは、災害慣れした日本人目線ではどうかと思うものの、軍隊とか出張って広域救難の話になると、金かかりそうだしなー。ただ家族の話に集中するのは、確かに判りやすさには繋がってます。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:大ぶっ壊し大会的なシーンは、津波前後に集中して、事後は被災地の地獄巡り。妻子を探す主人公が、泥濘に埋まるバスを発見し、妻子がいるかもしれないので、屍体だらけのバスに乗り込んで確認とか。パニックって暴れる同行者に手をかけるとか(爆 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:エグいポイントはちゃんと押さえてくるんだよね。あと、災害時の瞬間瞬間の判断の何が正しいのか間違ってるのか、必ずしも決め手はなく、結局は「運」という哲学感とかは、日本人の災害感とも通づるものがあるかもしれない。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日
『THE WAVE/ザ・ウェイブ』:その意味で、『カリフォルニア・ダウン』よりは馴染みは良かったかな。見知らぬ異国の、見たこともない災害と、そこに生きる人々の暮らしと。日本人からすると、いっそSFに近い災害なんだけど、そこに自分たちにも通づる感覚のある映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月6日