『日本のいちばん長い日(2015)』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(15/8/10(mon)鑑賞)
本日の映画1本目『日本のいちばん長い日(2015)』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。『ガンヘッド』の……と言うとアレですが(^^;;、原田眞人監督作品。オリジナルより20分くらい短い分、どう上手に情報を整理してくれるか、お手並み拝見。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』観終わりました。オリジナルより阿南陸相の家庭や昭和天皇との情の繋がりの私的(ミクロ)な部分をウェットに補強しつつ、やはり社会(マクロ)のお話というスケール感はうまく出せてた印象。やや喰い気味のスピーディーなカット割は、岡本喜八リスペクト?w
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』:しかし、映画として、この話で阿南陸相の自決が山場であることは間違いではないけど、やっぱりクーデターの発生を察しながら自分の自決を優先したのは、無責任な職務放棄にしか見えんな。クーデター計画を陸軍省内で公然と検討する参謀どもに至っては論外だが。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』:今の我々の軍人観がまさしく、自分たちが国家を動かしているのだと思い上がった、こうした夜郎自大な軍人たちへのカウンターとして形成されたものなので、拒絶反応が強く出るのは当然なのだけど。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』:この映画の話に戻ると、オリジナルではクーデターの中核人物である畑中少佐をエキセントリックで直情径行な人物として描いていたのだけど、こっちでは冷徹に狂ってる感じ。近衛師団長射殺も、いきなり撃つし。オリジナルより作中の温度観は少し低めかな。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』:もうひとつ、オリジナルとの違いとしては、オリジナルが「手続き」の重要性を強調していたとすれば、こっちは「言葉」。玉音放送の文言を巡っての議論はオリジナルでもやってたけど、「言葉」が国家を再生させるのだという迫水書記官の言葉が胸に刺さる。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日
『日本のいちばん長い日(2015)』:結論としてまとめると、オリジナルをリスペクトしつつ、真似ではなく、2015年の邦画として再生できた作品でした。あと、スピード感のあるカット割の力強さね。そこの映像の快楽を楽しむついででいいので、2015年の夏という、今、観て欲しい映画でした。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月10日