『男たちの挽歌』@新宿シネマカリテ(16/8/4(thu)鑑賞)
男たちの挽歌 コンプリート・ブルーレイ・コレクション〈日本語吹替収録版〉 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2013/07/12
- メディア: Blu-ray
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本日の映画『男たちの挽歌』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。ええ、あの『男たちの挽歌』ですよ! ビデオでは死ぬほど観たけど、劇場でちゃんと観るのは初めてなので、楽しみ楽しみ(^_^) #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月4日
『男たちの挽歌』観終わりました。1987年公開。いや、もう、本当、全カット、全シーン、すべてが完璧で無駄のない、大正義の映画…に観えてしまうのは、思春期の刷込みのせいだろうけど(^_^; だって、2丁拳銃のチョウ・ユンファに鉄火場でニヤリと笑みを返されては、ねぇw #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月4日
『男たちの挽歌』:香港黒社会の幹部ホー(ティ・ロン)は、病床の父親と警官志望の弟キット(レスリー・チャン)がいたが、キットの警察学校入学を機に、父親から黒社会から足を洗うように求められる。次の台湾での取引で引退を決意するホーだったが、密告により警察の手入れにあう。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:弟分のシンを逃して、ホーは自首する。同じ頃、ホーが警察に情報を洩らすことを恐れた黒社会のボスは、ホーの父親の身柄を押さえようと手下を送り込むが、父親が抵抗したことから、父親が殺されてしまう。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:一方、ホーの弟分の殺し屋マーク(チョウ・ユンファ)は、密告した裏切者たちの元へ単身乗り込み、皆殺しにするも、膝を撃ち抜かれて障害を負う。…そして3年後、出所したホーは組には戻らず、堅気の職に就く。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:だが、刑事となった弟キットは、父の死を兄のせいと責め、心を開こうとしない。マークは組織末端に転落して貧しく悲哀を舐め、組織は冷酷な幹部となったシンの牛耳られていた。組織とは距離をおこうとするホーだったが、キットは刑事としてシンを追う。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:それを疎ましく思い、排除しようとするシン。そして、ホーが戻ってきたことで、もう一度、一花咲かせたいと目論むマークを捲き込んで、男たちの意地と誇りが激突する……というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:今観るとプロットの粗とか、女っ気の少なさとかw、ツッコミどころは色々あるのだけど(^_^;;、純真な田舎の男子高校生が初めてこれを観たら、そりゃあシビれますよ。憧れますよ。もう、メインテーマが流れるだけで、強制的に上がるくらいは観ましたもの(爆 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:黒のロングコートに黒のグラサン、両脇に吊ったベレッタをスローモーションで抜いてぶっ放す…やったやった。やらいでか(^_^) ウチらの世代で、周大哥(アニキ)の真似しなかった奴は、男子(オトコ)じゃねぇよ。そんな奴に大事な背中を預けられるか!<暴言。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:まぁ、それはさておき。30年経って、冷静になって(どこが?)観てみると、お話の基本構造は60年代東映のギャングものそのまんまですね。鶴田浩二とか若い高倉健とか出てて、深作欣二辺りが監督したやつ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:堅気になりたいのに、兄弟と友情の絆で鉄火場に引き戻されるホー(ティ・ロン)なんて、鶴田浩二そのまんまだし(^_^) キットが高倉健、マークは日活からのゲストで小林旭……おお、60年代東映と日活の夢のコラボレーション!<何言ってんだ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:いや、まぁ、名画座もない田舎の男子高校生が、自分が生まれる前の邦画なんか詳しいはずもないので、当時はそんなこと思いもよらなかった…と言うか、そもそも地元の劇場に掛からなかったので、ビデオが初見。雑誌か何かで、知ったんじゃなかったかなぁ。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:今回の上映後に当時の配給会社ヘラルドの宣伝担当の方のトークショーがあって、そこでの話によると、TVなどで取り上げてもらうことも多かったものの、劇場の入りはさっぱりだったそうで。ところが、それがビデオになった途端、大ヒットw #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:当時、全国津々浦々のレンタルビデオ屋に必ずあり、若い男性客が続々と借りていった。…逆に言うと、映画館には彼らは決して行かず、もっぱら画質の悪いビデオで満足していたとも言えるわけで、若者世代の消費形態の変化を、図らずも象徴していたとも言えるのだけど。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:またこの辺の動きを見て、機を見るに敏な東映が、Vシネという形で男性向けアクションの種火を残すことに成功し、一方、本家香港でも「香港ノワール」という新たなジャンルの勃興を見る。この映画は、それほど大きな、アジア映画史の流れを変えた映画だったのです。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:話を作品の方に戻せば、この映画に鶴田浩二の影を見たのは宣伝担当氏も同じだったらしく、『英雄本色』という原題に、鶴田浩二主演の70年代傑作TVドラマ『男たちの旅路』をもじって、『男たちの挽歌』と名付けたのもこの人。歴史に残る名タイトルとなりました。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:他にも本編をこうして見直すと、序盤のシーンを後で印象的に繰り返すなどの意外と娯楽(エンタメ)の基本に忠実なとことか、終盤になるに連れてわやくちゃになる深作イズムwとか、色々発見があって楽しかった。本当に楽しかった。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
『男たちの挽歌』:初見だった少年の日の無邪気な興奮もいいけど、大人になって、いろんなことを知ってから観返す楽しみも、なかなかに素敵です。今観ると、ホー兄貴の方に感情移入しちゃうとことかも含めて、時を経た映画の旨味をしっかりと堪能いたしました(^_^)。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月5日
男たちの挽歌III アゲイン/明日への誓い <日本語吹替収録版> [Blu-ray]
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