『ヨコハマBJブルース』@池袋新文芸坐(18/01/19(fri)鑑賞)
本日の映画『ヨコハマBJブルース』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1981年公開。『野獣死すべし』直後の松田優作主演、工藤栄一監督、丸山昇一脚本の鉄壁の布陣で、横浜を舞台とした探偵ストーリー。松田優作映画は結構観てるつもりで、意外と取りこぼしてた作品のひとつなんですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月19日
『ヨコハマBJブルース』観終わりました。思いのほか、どストレートな探偵映画でありつつ、「幻の女(ファムファタール)」が美少年だったり(^^;;、いい感じにツイストを効かせたお話。企画が役者の松田優作主導ということもあってか、台詞より芝居の遊びや情報量が多目な印象。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月19日
『ヨコハマBJブルース』:松田優作は基本的に低体温な芝居で、醒めた眼差しでオフビートに事件を追う。こういう間合いと温度感の芝居って、そういや松田優作以前にはあまり見ないし、息子さんたちの芝居の雰囲気とやはり似てるな、などと、つい先日観た『探偵はバーにいる3』を思い返したり。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月19日
『ヨコハマBJブルース』:語り口について少し触れておくと、事件の真相やトリックを台詞で直接説明する野暮は極力抑制されつつ、丁寧にネタ振りしたり、だいぶ前に振ったネタをちゃんと観客に思い出させたりと、意外と判りやすい(^^) この辺、工藤栄一の商業監督としての力量なのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月20日
『ヨコハマBJブルース』:個人的には探偵映画はよく判らない部分が多少残ってた方が好みなので、そんなに親切にしなくてもいいのに、とか思ってましたが。この辺は探偵映画を暗黒映画(ノワール)を求めるか、推理劇の整合性を求めるか、という問題でしょうか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月20日
『ヨコハマBJブルース』:後はやっぱり『必殺』シリーズの工藤栄一だけあって、ナイトシーンの横浜は、美しくてカッコいい!(フィルム褪色してたけど(^^;;)。松田優作映画として、東映セントラルフィルム初期の傑作として、探偵映画好きなら観ておかねばならない映画でしょうね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月20日