『響 HIBIKI』@地元のシネコン(18/09/16(sun)鑑賞)
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Netflix | 響 -HIBIKI-
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本日の映画2本目『響 HIBIKI』@地元のシネコンに劇場入りしました。同人イベント会場の片隅にたまにいる創作原理主義な天才美少女小説家(美少女な場合は、滅多にないけど(^^;;)の女の子のお話。……いや、創作文芸同人者の端くれとして、観に来てしまって良かったのか、若干不安が(汗 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』観終わりました。15歳の天才美少女小説家が文学界に捲き起こす波乱のお話。…いや、「天才」つーか「猛獣」?(爆 トラとかライオンとか、そんなレベル(^^;; 本を山ほど読んで、小説アウトプットする機能にパラメータ全振りして、邪魔する奴は蹴りと鉄拳で撃砕する女子高生と。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:原作未読なので、原作では違うのかも知れないけど、ヒロインの鮎喰響の内面描写はなく(内面がないわけではない)、家族関係も幼少期のエピソードも出てこないので、観客の感情移入を特に求めていない「精霊型」のヒロインですね。むしろ周囲の反応の方がメインのお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:ヒロインは創作原理主義っつーか、「(自分が読んで)面白い小説かどうか」だけを行動原理としていて、「小説を書く(読む)」ことに不誠実な者には我慢ならない。読まずに人様の作品を否定する輩に至っては、マスコミ記者会見の場でパイプ椅子攻撃である(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:まぁ、でもその辺はまだマシな方で(^^;;、彼女の一番の暴力性は、読んだ小説の批評の際にあらわれる。友達だろうが何だろうが、つまらない小説は作者の前でも「つまらない」とばっさり切り捨てる。うっかり理由を訊けば、作者が一番気にしてる核心を容赦なく突いてくる(吐血。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:……いや、作中の突っ込みはまだ浅い方だけどね。本当に容赦ない評者なら、作品読んだだけで、執筆時の作者の心理状況から、精神構造まできれいに暴き立てて、逃げ場もなく追い詰めるからね(爆 ……いやあ、若い頃は、オレもよくやったり、やられたりしたなぁ(遠い目)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:自分が小説書く時の心理プロセスを参照しつつ、他人が書いた小説読むと、作者の心理くらいはだいたい読み取れなくもないので、そんなに難しい話では……。あ、良い子は真似しちゃダメだよ。相手の核心衝き過ぎると、簡単に刃傷沙汰になるからね♪ #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:ヒロインの言動に、そんな剥き身の日本刀を無邪気に振り廻してたような若い頃の自分を思い出して、「あー」とか変な呻きを上げてしまいました(汗 「友達」なら手を余計に手を抜いちゃダメって思っちゃったんだよねー。今考えると、道場仲間に毎日真剣で打ち合いするかというな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:いや、私の話はいいんです。暴力沙汰は別として、ああいう(精神的に)物騒なキャラは創作系にはたまにいます。だいたい、大人になるにつれて丸くなるか、こちらの視界から消えます。才能を開花させて遠い雲の上に行ってしまうか、社会性のなさで事故って「消える」。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:勿論、どちらにもなれなかった自分が、ただ置いてきぼりにされてただけかも知れないけれど。そういった昔の仲間の面影や、彼らの言動に感じていた痛快さを思い出して、微かな胸の痛みも感じつつ観ました(いや、そいつらは別に死んでません(^^;;) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:話を本編に戻すと、ヒロインが創作原理主義で突き抜けて、常識はずれの言動で暴れれば暴れるほど、周囲の出版社やマスコミ、ライバル作家たちの俗物ぶりが浮かび上がる。その痛快さが、この作品のエンタメとしてのキモですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:勿論、昭和の昔ならばともかく、昨今の風潮では衆人環視の中での暴力沙汰は現実では一発アウトでしょう。ヒロインが美少女の女子高生だから、作中ではぎりぎりセーフっぽく流してるけど、大人たちのさじ加減で簡単にひっくり返されかねないことは、作中何度も示される。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:逆に言うと、作者の意思でどうとでもできる調整要素でもあるわけで、やろうと思えば、先々顕在化させて葛藤(コンフリクト)化もできる。「暴力沙汰が遂に問題化して、既刊全作品即時絶版!」とかね。原作ではそういうのもやってるのかな? #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
『響 HIBIKI』:それ以外にも、ヒロインを精霊的に扱う分、キャラが消耗してない(成長したり、喪失したりがあまりない)ので、なんぼでも話は続けられます。次はメディアミックス編かなw 他のライバル作家達も、今回はあっけに取られて終わってるので、彼ら彼女らの反撃も期待したいとこですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月16日
■監督フィルモグラフィ:月川翔(1982年~)
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