『真白き富士の嶺(1963)』@神保町シアター(19/04/16(tue)鑑賞)
本日の映画『真白き富士の嶺』@神保町シアターに劇場入りしました。1963年公開。太宰治原作、芦川いづみ&吉永小百合が薄幸の美人姉妹を演じる文芸叙情大作、だそうで。1954年にも同タイトルの大映作品があるけど、別に続編というわけでもないみたいで。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
『真白き富士の嶺』観終わりました。太宰治原作と言いつつ、現代(60年代)の逗子を舞台に、難病の妹(吉永小百合)を見守る姉(芦川いづみ)の姉妹愛もの。ところが妹がどうも男と文通しているらしいと姉が知ったことで、話がこじれ始め…というお話。落ちは途中で読めたけど(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
『真白き富士の嶺』:当然ですが、吉永小百合は全然リアルタイム世代ではないので、「上品な美人」か「親父世代のアイドルだった人」という印象しかないんですが、本作では元気にはしゃいだり、小悪魔的に振舞って姉を振り廻したり、年齢相応の娘らしい仕草が詰まってます。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
『真白き富士の嶺』:こういう芝居もできる女優さんだったのか、と言うか、マドンナ的ポジションに祭り上げられると、案外可愛いらしさを前面に押し出す芝居は求められないので、出す機会がなかったのか。まあ、「姉に甘える」構図のお話ですしね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
『真白き富士の嶺』:その妹吉永小百合が、最初は長期入院からの退院の嬉しさに波打ち際とかで全力ではしゃぎ、怪しい手紙で姉を振り廻し、高校ヨット部の浜田光夫に胸をときめかせ、やがて病状が悪化して衰弱してゆくという、吉永小百合全部盛りのアイドル映画ですね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
『真白き富士の嶺』:育ちの良さを感じさせる姉妹の会話の言葉使いとか、逗子の風景とか、非常に美しいのだけど、「妹に男がいるのか!」と思い込んだ姉芦川いづみがパニック状態に陥って、執拗に妹の身辺調査始めるとか、ちょっと「いい話」から逸脱し始めてるような(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月16日
■監督フィルモグラフィ:森永健次郎(1909年~1994年)
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