『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』@新宿バルト9(20/10/17(sat)鑑賞)
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 本予告 2020年10月16日(金)公開
Netflix | 鬼滅の刃
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本日の映画1本目『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』@新宿バルト9に劇場入りしました。公開初日の昨日1日で興収10億叩き出した(爆、皆さまご存知の大正伝奇少年マンガの満を侍しての劇場版。勿論、ミーハーなので観に来ました(^^) 原作は熱量爆上げのパートですが、さて。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月16日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 観終わりました。今再放送しているTVシリーズ終了直後から始まる一夜の激闘のお話。原作に忠実にやってるので、ネタバレも何も……とは思うものの、さすがに配慮して(^^;;言えるのは、これぞ「ザ・少年マンガ」と言える熱量爆上げの素晴らしさでしょうね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月17日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 :かのヒッチコックの名作『バルカン超特急』の昔より「列車ものに外れなし」と申すように(大げさ)、列車の道行ともに強制的に物語の進行する列車・鉄道ものエピソードの今回の劇場版が面白くならないはずもなく、夢を操る鬼とのスペクタクル・バトルが展開。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月17日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 :まあ、例によって「ここまでのあらすじ」が一切ないので、これをいきなりインドの映画館にかけて理解されるとは思えないので、その意味では「映画」として純粋に成立してないとは思うんですが(^^;;、まあ、今はNetflixとかで海外からもTV版観れるしね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月17日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 :まあ、情緒を刺激する夢の中の回顧エピソードとバトルパートを執拗に繰り返して熱量をドーピングしてゆくような作りの是非とか、なくはないんですが(^^;;、少年マンガの王道とはそういうものでもあるし、その現時点のひとつの到達点としてはよく出来てる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月17日
■追記:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(極上音響上映)@立川シネマシティ/CINEMA TWO(20/11/09(mon)鑑賞)(2回目)
本日の映画1本目『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。興収200億突破記念……というか、一度、極音上映で観ときたかったので(^^;; さすがに公開4週目の平日昼間なので、席は取りやすくなってましたけど、さて。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月9日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』観終わりました。…煉獄さん(T△T)/ウワァァァン てのは、ともかく。「死」を担保にして、作中の「強さ」に説得力を見出すのは確かに小池一夫なんだけど、しかし『少年ジャンプ』が営々と築き上げてきた「人間賛歌」を礎とするヒーロー像が軸としてある。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月9日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:物語上、ヒーローの強さを担保するために「死」や「喪失」を置くことは、古今東西普遍的に在るので、本作や小池一夫のオリジナルではないのだけど、ギアを入れすぎて出てくる彼我の登場人物悉くが死(タナトス)の崖に突進しているような作品もなくはない。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:今回の映画でも、敵へ一歩踏み込むごとに、10代の少年が惨殺された家族の夢から「自死」で現実回帰し、更に一歩踏み込むのを何十回と繰り返すという、ちょっと覚悟の決め方が凡百の少年マンガから逸脱した描写もあり、年長者としてはいたたまれなくもある。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:ただ、その一方で、『少年ジャンプ』の本流ヒーローは、そうして得た「力」は何のためにあるのか、「敵」との間で「力」のインフレーションを無邪気に追及しては何故いけないのか、を問い続けてきてもいるんですよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:その源流は『ジョジョ』の「人間賛歌」であろうし、本作の煉獄さんが「人間」として鬼化を揺るぎなく拒絶する理念は、その系譜を正しく継承してきた証でしょう。その意味では、本作は『少年ジャンプ』の」保守本流なんだよね。(アートスタイルは異端だけど) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:「強いものは弱いものを守りなさい」「傷つき死ぬ人間の儚さを愛しなさい」「想いの繋がりを尊びなさい」と本作で非常に強く打ち出される(台詞も繰り返される)テーゼは、『少年ジャンプ』の保守本流であり、教養小説的な古典テーマなので非常に強度が強い。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:まさしく煉獄さんの生きざまに体現されるこのテーゼの強さが、この映画を歴史的ヒットに繋げた要因のひとつではあると思います。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:この辺は、「武士道とは、死ぬことと見つけたり」を真に受けたかのように凄惨な死で彩られた物語を綴っていた1970年代の小池一夫にはなかった要素で、数十年の歴史の中で『少年ジャンプ』が思索を深化させて辿りついたひとつの境地ではありましょう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:本流以外の虚無を覗き込むようなダークヒーローものもあるので、『少年ジャンプ』全体が常にそうだったとは言い切れないのだけど。この保守本流と『チェーンソーマン』が同時に掲載されてたというのが、『少年ジャンプ』の強みつーか恐ろしさつーかな(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:まあ、生首はポンポン飛ぶし、鬼殺隊の生存率は異常に低い……つーか、端から消耗前提で作戦組むしで、そこだけ見ると「死(タナトス)」に魅入られすぎのようにも思えるんだけど、その「人間賛歌」の基盤があるから、安心して観てられるとこはあるよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』:率直に言って、原作者・アニメ関係者のその辺の絶妙なバランス感覚で成立している話だと思うので、安易に類似企画で追いかけるのは非常に危ういと思うけど、小池一夫イムズの最新アップデートとしての視座もあってもいいのかな、とも思いながら観てました。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月10日