『ANNA アナ』@TOHOシネマズ六本木ヒルズ(20/06/08(mon)鑑賞)
本日の映画『ANNA アナ』@TOHOシネマズ六本木ヒルズに劇場入りしました。皆んな大好きリュック・ベッソンのいつもの女殺し屋もの映画(^^) ただ今回はちょっと捻って米ソ冷戦時代劇だそうで。「時代劇」? いや、どうも時代考証緩めって話のようで……(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』観終わりました。リュック・ベッソンが何とかのひとつ覚えで飽きもせず撮り続けてる女殺し屋映画なのだけど、それでも伊達に数撮ってたわけではなかったらしく、カット割は洗練され、時代に合わせてアップデートされて素晴らしい完成度! ……まあB級アクションとしてだけどな!#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:物語の発端は1985年のモスクワ。CIAのスパイ9人が拘束され、その生首がCIA本部(ラングレー)に送りつけられた。そして、5年後、モスクワの露店でスカウトされたアナは、パリでファッション・モデルとしてデビューする。しかし、彼女はKGBの送り込んだ凄腕暗殺者だったのだ!#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:以上。……いや、そういう話っちゃそういう話で、そこから逸脱するような話ではないです(^^;; しかし、そこに女スパイものあるあるネタを盛れるだけ盛って、手際よくスパスパ捌いてゆく。「ジャンル映画撮るぞ」という監督のノリノリの気分がフィルムに充溢している映画です。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:とは言え、リュック・ベッソンのフィルモグラフィ的には、ヒロインの扱いがだいぶ変化してます。『ニキータ』では女殺し屋のヒロインと彼女の教育係で管理官の男と恋に落ちるロマンスで、本作でもその構図は繰り返されるのだけど……ヒロインが愛するのは彼だけではないのですw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:くせ者の女上司の下で、彼女が殺しまくってる標的はみんな男だし、その女上司と彼女以外に、CIAもKGBも出てくる諜報員は男ばかり。男社会で徒手空拳で悪戦苦闘する女性を戯画的に描いている構図ですね。そして最後は、女上司と対決して、女の敵は女……?#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:さあ、それはどうでしょう(^^;; 今回、女殺し屋ものであると同時に女スパイものでもあって、最後まで騙し合い、どんでん返しが続くので、誰が敵で誰が味方か最後まで読めない。……いや、重度のスパイ小説好きだと途中で落ちも読めるが、それもまた楽しい(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:で、問題は時代考証です。冒頭の1985年モスクワのシーンで、折り畳み式の携帯電話が出てくる時点で、まあそういうリアリティラインと暗に示してるわけですが(^^;;、でも本編1990年のシーンでは時代なりの携帯電話とかポケベルが出てくるので、時代考証がないわけではないです。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:ノートパソコンが出てくるのも、本編の1990年ならぎりぎり有りでしょう。あの時代にあんな薄型のノート機あったか?とか思わんでもないけど。それと後半でわらわらと出てきたCIA準軍事部隊(パラミリ)の皆さんが被ってるのは、アレは最新のレール付きFASTヘルメットでは…(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:全体に入手が難しそうなガジェットについては、無理はしない姿勢を強く感じる(^^;; つーか、そんなことより、ベルリンの壁崩壊が1989年で、ソ連崩壊は1991年。1990年のKGBに海外であんな大規模作戦やる余裕あるか!(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:そういう意味では、お話の舞台設定をこの年に設定したこと自体、確信犯的に「御伽噺(ファンタジー)をやるよ」という宣言でもあるんですよね。なので、そこを責めてもなあ、という気がします。まあ監督と同好の士なので、評価が甘くなってる感もありますがw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
『ANNA アナ』:本作は既存のジャンル映画の在り様に一石を投じる問題作ではなく、ジャンル映画の楽しさを再確認して強化する映画であって、それをどう評価するかですね。自分は楽しかったし、「時代劇」としての米ソ冷戦ものという新しいジャンル映画の勃興を感じる映画でした。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月8日
■監督フィルモグラフィ:リュック・ベッソン(1959年~)
Netflix | ヴァレリアン 千の惑星の救世主
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Netflix | フィフス・エレメント
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