『ジョゼと虎と魚たち(2003)』@TELASA(20/12/30(wed)鑑賞)
本日の映画『ジョゼと虎と魚たち(2003)』@TELASAで観てます。2003年公開の実写版の方。田辺聖子原作、犬童一心監督、妻夫木聡&池脇千鶴主演。可哀想な女の子とボクの関係性の話は、泣きゲー系美少女ゲームを想起させるけど、まあ邦画や文学でも昔からあって、日本文学の定番ではあるよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:脚の悪い女の子ジョゼ(池脇千鶴)は祖母とひっそりと暮らしていたが、ひょんなことから大学生の恒夫(妻夫木聡)と知り合う。世間体を気にする祖母によって家に籠りっきりで、そのくせ祖母の拾ってくる本を通じて偏った知識を披瀝するジョゼに恒夫は惹かれてゆく。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:一時は行き違いで疎遠になるふたりは、祖母の死をきっかけに一緒に暮らすようになるが……というお話。アニメ版はどうか知らないけど、実写版では双方大人なので、性愛を含めての関係性を築いてから、その上でどうなの、というお話になります。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:たかが足が悪いくらいでそこまで人生に絶望しなくても、とは思うものの、そこに貧困と障害を取り巻く過酷な現実認知が積み重ねられると、現代社会で救済を必要とする「可哀想な女の子」が現実味を帯びてくる。まあ17年前の映画だけども。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:で、多少ネタバレ的に言うなら、そこから普通の恋愛をする。普通の男女のようにくっついて別れて、お終い。王子様とお姫様は結ばれませんでした。でもそこ意味がなかったわけじゃない、というありきたりな恋物語に帰着する。それが、どれほど尊いことなのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:閉ざされた小さな世界に閉じ籠っていた女の子が、男性と対等に恋愛して、きちんと失恋してお別れして、ひとりで生きてゆけるというのは、充分にハッピーエンドで、これ以上足すのも引くのも無粋なエンディングと思うのだけど、わざわざアニメで何をやるのだか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:原作は未読なので、どこまで実写版オリジナルなのかは不明ながら(元は短編だし)、男の子の方は、セフレいるし言い寄られた女の子と断る理由もないから付き合っちゃうし(^^;;、ヒロインも拾ったSM雑誌大切にしてたりw、非常に俗物な心身の上での純愛が描かれる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:そういうのはアニメが一番苦手な部分だし、ポスター等に描かれてる少女マンガっぽいキラキラしたキャラで、それをやってもなーと思うので、そもそも別の落とし所を目指すんじゃないかと思うのだけど、その辺、どうなんだろう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日
『ジョゼと虎と魚たち(2003)』:そんなわけで、アニメ版は年明け三ヶ日のどこかで観に行く予定(^^)。あとウチの回線が細いせいか画質がちと荒く、リベンジしたいんだけど、どこかの名画座で上映してくれないかなー。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年12月30日