『新感染半島 ファイナル・ステージ』@TOHOシネマズ立川立飛(21/01/01(fri)鑑賞)
Netflix | 新感染半島 ファイナル・ステージ
https://www.netflix.com/title/81295067
■Netflix | 新感染 ファイナル・エクスプレス
https://www.netflix.com/title/80117824
https://www.netflix.com/title/80133764
本日の映画1本目『新感染半島 ファイナル・ステージ』@TOHOシネマズ立川立飛に劇場入りしました。『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編で、今度は封鎖された朝鮮半島からの決死の脱出行だそうで。新年最初の映画は、初めて来ましたTOHOシネマズ立川立飛でIMAXアクションだッ!#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月1日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』観終わりました。アドレナリン上げ上げの脱出サバイバル・レース。韓国映画お得意の一切感情移入不要などクズな悪役たちと、そいつらにきっちり報いを叩き込む因果応報の徹底ぶり。主人公の葛藤を軸に通す判りやすさもあわせて見事な痛快娯楽大作でした。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月1日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:韓国がゾンビ感染症で壊滅し、周辺諸国から封鎖されて4年…。香港に脱出した元軍人の主人公は、マフィアの依頼で2000万ドルの現金を半島から回収するため、半島内に送り込まれる。目的の現金を積んだトラックは、さほど手間を取ることなく発見できた。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:だが港への撤収の段になって、謎の民兵部隊による妨害に遭い、ゾンビの襲撃を受けてチームは壊滅。トラックもその部隊に奪われる。主人公は4WDを巧みに操る幼い姉妹に助けられ、民兵部隊から現金を回収して、回収船に合流せんとするが…というお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:主人公の元軍人が、韓国版『ゴールデンスランバー』『人狼』のカン・ドンウォン。虚構性の高い極端な世界観で大真面目に苦悩するキャラをやらせて説得力のある俳優さんで、今回も半島脱出時に民間人を見捨てるも、姉と甥を救えずに苦しむ主人公を好演。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:シリーズ3作目(1作目はアニメ)ともなると、ゾンビが出てきてびっくり、とか言う段階はとうに過ぎて、人間側はゾンビの習性を理解して利用しながらサバイブしています。つーか、そもそもゾンビの「寿命」って何年なんだ?(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:食糧(人間)喰い尽くして、何年もあんな群体維持できるとも思えないんで、生存する人間(エサ)の規模に合わせて、適正なゾンビ数とか決まりそうなものだけど……。まあ、そういうツッコミが野暮になるリアリティ・ラインの映画ということで(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:ともあれ、そこまでくると、ゾンビの存在も舞台道具のひとつで、別にその存在意義を哲学的に探究するとかいう方向には進みません(^^;; それよりも極限状況下で逞しく生きる人々や、人間性を失ったヒャッハー集団との戦いとかいう方向に進みます。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:そのヒャッハー集団……民兵部隊の半分ヤケになってる部隊長と、実働部隊を実質掌握している軍曹は、それぞれ方向性は異なるもののいずれもスロットル全開のクズで(爆 しかもしぶとく最後まで絡んでくる。この辺の悪役描写は韓国映画は本当に上手い。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:いやあ、こいつらのちょっとした人間くさい描写も、すべて観客の「こいつ酷い死に方すればいいのに」という感情を掻き立てる方向に機能するのが素晴らしいですよね。<暴言。そして、その観客の願望を完璧にかなえてのけるという(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:クライマックスは、そいつらの率いる追撃部隊を引き連れて、ゾンビだらけの廃墟と化した都市から港に向けてのチキチキマシン猛レースですよ(^^) 若干、車輌の動きが軽めでCGっぽいんですが、勢いで押し切ってます。邦画でもCGカーチェイス有りかな。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:物語内の因果の回収と勧善懲悪性の貫徹という意味で、シリーズ過去作より一段と娯楽作品としての完成度が高まっています。第1作目『ソウル・ステーション パンデミック』なんか、地獄の底で声にならない呻きを洩らすような結末でしたが(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:以下は少しネタバレになりますが、落ちの「奇跡」は、絶望的な状況の中で人の善性に可能性を見出す感動的な場面である反面、やはりご都合主義的ではあって、それをあざとくも入れてきたのは、監督の作家性の転換を象徴しているのかなと思います。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:『ソウル・ステーション パンデミック』にせよ、それ以前の『フェイク〜我は神なり』にせよ、韓国映画らしい暗黒小説(ノワール)寄りの人間の暗黒面を突きつけるような結末で、その監督がこういう話の落とし方を許容するようになったのは興味深い。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:明らかに、大衆娯楽としてこちらの方が観やすくなっているのは事実です。正月早々からどんよりした気分で映画館を後にしたい観客はやはり限られるでしょうし(^^;; ああ、去年の『パラサイト 半地下の家族』って、日本じゃ正月映画だっけ?(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:死や絶望、人間性の暗黒面に惹きつけられる作家性が完全になくなってしまったわけではなく、あくまで悪役のキャラを引き立てる範囲内にコントロールして、作品全体としては大衆娯楽として受け入れやすい形で整えられている印象。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:この辺、作家性を拗らせたマニア向けのアニメ作家だった新海誠が、『君の名は。』のブレイクで押しも押されぬ国民的映画監督に転換したように、前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』で同じことがこの監督にも起きたのかな。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日
『新感染半島 ファイナル・ステージ』:過去作から追っていると、一作ごとに映画監督としての成長の手応えが判りやすく捉えられる作家さんで、そういう意味でも興味深い。まあ初期作品のような哲学性は薄らぎましたけど、正月映画として素直に楽しめる映画でした。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月3日