『ウイルス』@新宿ピカデリー(20/10/15(thu)鑑賞)
Virus Official Trailer | Aashiq Abu | OPM Records
監督:アーシク・アブ
主演:レーヴァティ/パールヴァティ/クンチャーコー・ボーバン
2019年/インド/マラヤーラム語/150分
原題:Virus
本日の映画『ウイルス』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。IMW2020の6本目。2018年南インドで発生した感染症拡大に対峙する医療機関と市民の闘いを描く実話ベースのメディカル・スリラー、だそうで。インド映画でパンデミックものかあ……(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』観終わりました。実話ベースのパンデミック映画…なのだけど、患者の遺体を火葬にしようとしたら宗教的反発喰らってひと揉めしたり、中盤から州政府のクラスター追跡班が全面の出て、発症前の患者の動線を追って人生や隠されて秘密を暴いたり、他国のそれとは一味違う(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:南インドはケラーラ州が舞台で、医療従事者と州政府召集のパンデミック対策専門家チームが主な主人公。州政府の自治権が強いのか、地方都市周辺で押さえ込んだこのくらいの規模のパンデミックでは、中央政府関係者はほとんど出てきません。実際は連絡員ぐらいいたろうけど。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:というか、この専門家チームのクラスター追跡が煮詰まると、会議で生物兵器陰謀説を口にしだす奴が出てきて(爆、このまま自然環境発生源説のエピデンス示せないと、陰謀論を盾に中央から軍が乗り出してくるので、それはまずいよね、みたいな展開に。マジすか……(--;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:仮に「生物兵器テロ」だったとして、誰が…というのは作中では敢えて明言はされてないのだけど、発言者(女性)の衣装から察するにイスラム過激派辺りが想定されていたのでしょう。しかし、イスラム系住民の多い地域に、そんなシナリオで軍の介入を招いたら、どんなことになるか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:純粋に地域の健康保険行政だった感染症対策が、一気に政治化、安全保障問題化する瞬間で、インドの保健行政も大変ですよ。まあ、コロナ対策が大統領選挙と絡んで滅茶苦茶なことになってる米国の大概ですけど。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:徹頭徹尾エピデンス重視であるはずの専門家会議に陰謀論者が紛れ込むのって、昨今の日本の政治家のアカデミズム嫌いをかえりみると、まったく他人事ではない(--;;。まあ、この映画の描かれ方が、どこまで事実に即しているのかは不明ですけど。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日
『ウイルス』:それ以外にも、まず真っ先に医療従事者から犠牲が出て現場が士気的なダメージに苦しむとことか、コロナ後の今観ると非常に示唆に富み、しかしそれをこうまとめるかという意外性がインド映画らしい。ジャンル映画の枠組みがあると、お国柄が比較しやすいとも言えるけどね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年10月15日