『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』@ヒューマントラストシネマ渋谷(20/08/15(sat)鑑賞)
本日の映画3本目『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。シリアを舞台にした戦争映画は、トルコのとかイランのを観てきましたが、これは紛争当事国シリアの戦争映画。何も映画でまで戦争しなくても、とも思うけど、だから、でもあるのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』観終わりました。2015年トルコ国内のクルド人居住区ディヤルバクルでの武装蜂起から鎮圧までの100日以上の戦いを、クルド人側から描く。4000年の歴史ある城塞都市で、街路ひとつづつ建物一軒づつ奪い合って、60人の戦闘員が7人残して全滅するまで。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:ISとの戦いで戦死した弟の死の真相を知るために郷里ディヤルバクルに戻った女子大生ジランは、現地トルコ治安部隊への抵抗を強めるクルド人住民活動に身を投じる。地元住民の弾圧と抗議デモの衝突はピークに達し、城塞地区で武装蜂起が発生する。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:まずこれはシリアで撮られた映画なんだけど、お話の舞台はトルコ国内のお話です。お話の筋立てから、シリアでもクルド系資本とスタッフの映画なんだろうな、とは思うものの、トルコ軍側の描写が、装備とか兵隊の部隊運動とかちゃんと描写されてます。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:というか、曲がりなりにも戦車とか装甲車も出してて、あれ、どうやって調達したんだ?(^^;; まあクルド系のプロパガンダ映画の一種と言ってもいいんでしょうが、こんなにしっかりとした映画が撮れる体制を彼らが持ってること自体が驚き。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:プロパガンダとは言っても、女子大生ヒロインの目線から、地域住民が治安当局の理不尽な弾圧により武装蜂起に追い込まれる描写とか、攻囲戦の中での日常描写とかを丁寧にやってるので、プロパガンダ映画特有の無理な臭みをあまり感じないんだよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:その点、以前観たトルコのシリア舞台の戦争映画では、しれっと大トルコ主義に基づいてシリア領内もトルコ領内も一緒くたにしようとして、お前、どさくさ紛れに何言ってんだ、的なツッコミには事欠かなかったわけですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月15日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:最近のナゴルノ・カラバノフ紛争にUAVを大量供給したり、シリア傭兵斡旋したりと、トルコ自身が地域大国を目指したがってるにしても、国際社会がこのまま放置しといていいのかという問題はあるわけですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月6日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:逆にクルド側にしても、流浪の民族の苦境を思いやりつつも、彼らがこうした映画を撮って国際社会に訴えかける資金力、知性、人的ネットワークの厚みを持つプレイヤーに育ってきていることは意識すべきでしょう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月6日
『フォートレス・ダウン 要塞都市攻防戦』:こういう映画を観るとき「プロパガンダだからダメ」と切ってしまうのではなく、そこから異国の観客たる我々が何を受け取るのか、だと思います。そのためにも常日頃から見聞深め、自身の判断の軸を育ててゆかなければ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月6日