『OVER DRIVE』@地元のシネコン(18/06/04(mon)鑑賞)
映画『OVER DRIVE』【羽住英一郎監督監修スペシャルロングトレーラー】6月1日(金)公開
Netflix | OVER DRIVE
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本日の映画『OVER DRIVE』@地元のシネコンに劇場入りしました。東出昌大と新田真剣佑主演の公道レースもの。監督は『海猿』『暗殺教室』の羽住英一郎。おい待て、『ワイルド7』と『劇場版 MOZU』の話はするな(爆 ……さて、今回はどっちの目が出ますか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』観終わりました。メカニックの兄貴と天才ドライバーの兄弟レース仁義。ここ最近のレースもの映画をよく研究してらして、概ねよろしかったのではないでしょうか。何より、邦画にありがちな貧乏くささがなかったのが、大変よろしい(^^) まぁ、喰い足りない部分もありますけどね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』:ドローン撮と車載カメラを多用した、スピード感のあるレース・シーンに彩られながら、ベタな兄弟の葛藤と絆の話を軸にやりきったのは良かった点。当代きっての若いイケメン俳優がドアップで睨み合ったりするのは、大変に絵になります(^^;; なので、そこそこは面白い。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』:で、ここから先は喰いたりない点になるのだけど(苦笑、まずアスリート映画的な観点が薄い。特にドライバーの弟の「天才性」が、レースの着順以外に把みづらい。その辺の疑問を、ドライビング・テクニックで一発で見せつけて欲しかった。それかレース中に確変起こすとかね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』:それと自動車レースの映画だけに、メカニックも主役なのだけど、「これまでの映画」なら本作の描写でもまぁ及第点と言っていいでしょう。でも「これから」を見据えるなら、車体状況を数値化したり、熱や振動を映像化するなどして、判りやすく提示して欲しかった。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』:ドライバーが今どんな無理をマシンに強いているのか、とか、どんだけ限界を究めようとしてるのか、そうやって描写してくれないと、判んないですよ。メカ弄ってるシーンは多いし、専門用語は飛び交ってそれらしいんだけど、そういう視覚化は欲しかったなぁ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
『OVER DRIVE』:あとは最新のアスリート映画を目指すなら、ドーピングの話とかも扱って欲しかったとこだけど、その辺はスポンサーへの配慮があったのかな。電通が制作に主体的に絡んでるせいか、広告代理店からマネージャー派遣されてる辺りももっと深掘りしてくれれば……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
【付記】『OVER DRIVE』:あとあと、3Dプリンターで部品成形するとかさ…。まぁ、総じて「一歩先」を感じさせる描写が不足していた辺りが喰いたりないとこでしょうか。普通にぼんやり観てる分には、ちゃんと熱量もあるし、邦画レース映画としては良くできてるし、そこそこ面白いと思いましたけどね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
レース事情に詳しい方の指摘では、そもそもWRCのレギュレーション的に、車体の遠隔(テレメトリー)監視や3Dプリンターでの部品成型などは禁止されてるそうで……。元々の素材選択的に「テクノロジーと人間性の最前線を見せる映画」にする気はない、ということでしょうか。
まぁ、感想ツイート見てる限り、こんなとこに引っかかってるのは自分だけみたいなので(^^;;、マーケティング的にはこれで正しかったんでしょうね。
『OVER DRIVE』:世界でトップ水準の作品(ロン・ハワード『ラッシュ』とかダンテ・ラム『疾風スプリンター』とか)辺りと比較すると、まだまだ足りてないんですが、邦画レースものでここまでやってくれたことは、それはそれで評価すべきだろうと思います。しかしお台場レース、あれ実写なの? #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月4日
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『あさがおと加瀬さん。』@新宿バルト9(18/06/09(st)
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本日の映画(たぶん)1本目『あさがおと加瀬さん。』@新宿バルト9に劇場入りしました。百合アニメ勉強会企画第1弾(?)。いや、別に本格的に百合ジャンルに移行する気とかありませんが(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』観終わって、百合アニメ研究会会員諸氏(全3名)と感想会をしてきたわけですがw 百合とかBLとか以前に、「劇的なるものを避けて、どこまで映画(物語)は成立し得るのか」の最新作例というか。そこから逆算して、企画が成立するフックとして「百合」があるのかな、と。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:やってることは、つきあい始めで互いの距離感を探ってるカップルのイチャイチャ話で、登場人物も少なく、そこにフォーカスしたお話。告白して、付き合うまでの「劇的」な部分はもう終わってて(^^;、別れるの切れるの結婚するのという「劇的」な結末まではやらない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:まぁ、あえて言えば、「相方が東京に進学してもう会えなくなる」と言うのが本作最大の葛藤で、それも「これから受験します」という話なので「予感」でしかない。たぶん大人の友人から相談受けたら「知らんわ。勝手にせい」で終わりかねないw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:ありふれた高校生カップルの恋愛話から、わざわざ一番盛り上がりそうな「劇的」な要素を抜いてる。だから、つまらない? 違う、そうじゃない。よく考えて。何で、これで60分の尺とは言え、映画(物語)が成立するの? 結構、すごいことが起きてるんじゃないの、これ?#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:勿論、劇的な要素を抑制する作劇は、小津安二郎を例に出すまでもなくそんなに特別なものではなく、直近では『リズと青い鳥』もそうです。ただ、そういった表現幅内で、繊細な関係性を描こうとした時、異性愛的なお話より、百合なお話になるのか、というのが面白い。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:本作最大の劇的な要素は「百合もの」であることで、確かに普通の異性愛カップルの話なら、ありふれてて「話にならない」。観客の関心を引くフック足りえない。でも百合カップルが周囲の偏見と戦う話にしてないのは、別にそれがやりたいわけじゃないんだよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:自分でお話を書くときは、劇的な要素が不足すると耐えられなくなり、特殊部隊が突入したり、ビルを爆発させたくてたまらなくなるんですが(^^;、それでも限られた劇的要素の中でちゃんとお話を推進する緊張と解放を成立しているこういうお話は素朴に凄いと思います。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
『あさがおと加瀬さん。』:作家として「何でもないこと」を語って、観客や読者に感動や喜びを与えられる力量を身につけるのは、ひとつの理想ですよね。まぁ、この映画は別にそこまでいってはいない激甘イチャラブ話ですけど(^^;;、こういう物語の有り様もあるのか、と考えさせられました。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 9, 2018
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『ラジオ・コバニ』@渋谷アップリンク(18/05/30(wed)鑑賞)
廃墟と化したシリアの街でラジオ局を立ち上げたクルド人女子大生を追ったドキュメンタリー映画『ラジオ・コバニ』予告編
本日の映画『ラジオ・コバニ』@渋谷アップリンクに劇場入りしました。戦火で瓦礫と化したシリア北部の街コバニで、クルド系大学生たちが開設したラジオ局のドキュメンタリーだそうですが、さて。#fr18_n pic.twitter.com/MpBEZLs6ZD
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月30日
『ラジオ・コバニ』観終わりました。ISに占拠されたトルコ国境沿いの都市コバニ。それが米軍に支援されたクルド人部隊に一部奪還された時点から現地入りし、ラジオ局を開設した女子大生2人。徐々に傷を癒してゆく街と人とラジオのお話ですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月30日
『ラジオ・コバニ』:瓦礫の中から、ISだか、拉致られた一般女性だか分からない、痛んだ遺体の一部を掘り出すところから始まって、ボロボロの街を片付けて、日常を少しづつ再建する。そんな街のそこここで取材した市民の声のインタビューを流したり、戦場帰りの楽士のスタジオ演奏を流したり。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月30日
『ラジオ・コバニ』:戦火はまだ収まっていないので、クルド系女性部隊の司令官を招いて情勢を聞いたり、戦況ニュースを読み上げたり。同時に戦争で命を落とした身近な人々のことを思い出す。その一方で、今時の若い女の子なので、自撮り写真を友達と見せ合ったり、恋話で盛り上がったり。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月30日
『ラジオ・コバニ』:そうやって見ていると、戦争にせよ災害にせよ、コミュニティが壊滅的な打撃を受けた時、最初に立ち上がって、ボロボロの社会に血肉を通わせてゆく機能を担うメディアは、ラジオなのかもなあ、という感慨を抱く。東日本大震災の時の地元ラジオの役割とかの話も聞くしね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月30日
『ラジオ・コバニ』:皮膚を削ぎ合い、肉を裂き合い、骨を断ち合う、報道という名の最先端の戦争のお話だった『ラッカは静かに虐殺されている』に対して、暗闇から抜けて戦後という薄暮の中で、ゆっくりと立て直されてゆく日常と向き合う映画でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月2日
『ラジオ・コバニ』:でも終戦直後の日本のラジオとか、どうしてたんでしょうね。いや、戦時中のニュース放送とか終戦の詔勅の放送とかはよく耳にするけど、普段のお便り投稿番組とか、ましてや戦後の生活番組なんて、録音も残ってなければ、ほとんど誰も証言残してないわけじゃないですか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月2日
『ラジオ・コバニ』:組織が柔らかくて化石として残らなかった生物の部位のように、今は歴史の中に溶けて消えてしまった私たちの父祖が「日常」を取り戻していった日々にも思いを至らせる映画でもありましたね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月2日
『吶喊』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/27(sun)鑑賞)
ATG 吶喊 アートシアター映画パンフレット 岡本喜八・監督 高橋悦史 仲代達矢 伊佐山ひろ子 坂本九 岸田森 田中邦衛
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本日の映画2本目『吶喊』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1975年公開。岡本喜八監督。幕末維新時代、戊辰戦争に駆り出された若者たちをコメディタッチで描く青春映画だそうで。キャストや制作時期的にもこの前観た『青葉繁れる』と気分的に繋がってる映画として観るべきなのかな。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 27, 2018
『吶喊』:戊辰戦争の東北戦線を舞台に、百姓出身のボンクラな若者たちが右往左往する話。なのだけど、戦場描写は『激動の昭和史 沖縄決戦』準拠の呵責なき屍山血河という……(-o-;; 頭はボンクラのままなのに、だんだん殺しに慣れてくとこがしれっとエグくて、また。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 29, 2018
『吶喊』:戊辰戦争のターニングポイントとなった事件や戦場に居合わせながら、とはいえ、それを見て若者たちが何か成長するわけでもなく、ボンクラを貫き通して、維新を駆け抜けてゆく。歴史の転換点より、性欲が大事。いやー、そりゃあ大事だけどさー(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 29, 2018
『吶喊』:この辺、キャストが被ってることもあり、前年公開のボンクラ青春映画『青葉繁れる』と表裏一体のものなんでしょう。現代のボンクラ青年たちと同じように、戊辰戦争の昔にだってボンクラでおっちょこちょいな若者もいただろう。これはそんなお話。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 29, 2018
『吶喊』:結局のところ、「ボンクラは身を助く」というか、大人や偉い人の口にすると政治や歴史の「大きな物語」に流されず、ボンクラを究めて目の前の女の尻を追いかけてる奴の方が、最後は強いんじゃないか。その意味で、岡本喜八の戦争映画の最終結論とも言うべき作品なのかも知れない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 29, 2018
『吶喊』:官軍の現地での残虐行為として、最近になって否定されてるネタも出てきてて、長州出身者としてはちと微妙ではあるけど、対局(マクロ)に個人(ミクロ)が負けずに拮抗する戦争青春映画として良くできているので、機会がありましたら、是非。いや、かなり下品なとこもあるけどね(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 29, 2018
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』@TOHOシネマズ新宿(18/05/22(tue)鑑賞)
GODZILLA 決戦機動増殖都市 Blu-ray コレクターズ・エディション
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GODZILLA 決戦機動増殖都市 Blu-ray スタンダード・エディション
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- 発売日: 2018/11/07
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アニメーション映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』オリジナルサウンドトラック
- アーティスト: 服部?之
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2018/06/13
- メディア: CD
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THE SKY FALLS(アニメ盤)/アニメーション映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 主題歌
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- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2018/05/09
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本日の映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。虚淵玄脚本のアニメ版『ゴジラ』の第2弾。そもそも実写ゴジラ映画総決算的な趣きもある本シリーズだけど、今回は遂にメカゴジラが登場するそうで。……オレはメカゴジラで行く!<言ってみたかった(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』観終わりました。怪獣映画として期待した向きには肩透かしなのだけど、ハードSF映画としては百万点満点の「メカゴジラ」だったという(^^)。そう来たか。つか、やはり昭和のゴジラ映画を(暗黒)ハードSFとして再構築する気だったか。特に暗黒(ノワール)が重要w #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:ネタバレはしたくないので(珍しくw)、ポイントだけ触れてゆくと、まず素材として昭和ゴジラの諸要素をバラバラにして使いながら、ひとつひとつのその「意味」を深く捉えてる点。「メカゴジラ」が何故「悪」なのか、40年目にしてこの映画で初めて腑に落ちた。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:そして、それらすべての諸要素が、ハードSF的な世界観を深掘りする。同時に「科学」でにより世界を穿孔してゆくその行為そのものが、人の「欲望」の発露であり、それが悲劇を招き寄せる…ほら、必然的に「暗黒(ノワール)」へと雪崩れ込む。すべてが繋がる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:やっぱり虚淵玄は凄いなぁ。いや、この構造の美しさがどこまで一般のゴジラ映画好きに伝わるかは、ちょっとどうだろう、とは思うけれど(^^;; 作品から提示されるビジョンを受け取れるハードSF的な素養は、日本社会でそんなに一般的だとは思えないんだよなぁ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:まぁ、でも、これがダメな人は、前の映画でとっくに脱落してるだろうから、別にいいのか(^^;; いずれにせよ、SF映画はビジョンの提示であり、ハードSFは暗黒(ノワール)へと通づるという啓示が、怪獣映画の体裁をまとっているような映画でした。自分にはw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月22日
ゴジラvsメカゴジラ(平成5年度作品) 【60周年記念版】 [Blu-ray]
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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 【60周年記念版】 [Blu-ray]
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『大菩薩峠(1966)』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/19(sat)鑑賞)
Sword of Doom – Dai-bosatsu tôge (Blu-ray Trailer, deutsch untertitelt)
本日の映画1本目『大菩薩峠(1966)』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1966年公開。仲代達也主演、岡本喜八監督。中里介山の小説原作で、50年代から何度か映画化されてます。前に三隅研次監督版を観てますが、長い原作なのでどっちにしろ最後までやれないにしても、どこで切るんだろう。#fr18_n pic.twitter.com/AJDqAyQD7x
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』観終わりました。仲代達也が幕末のダークヒーロー机竜之介を演ずる岡本喜八版。結構飛ばし気味に話を進めても、2時間では投げっぱなしエンドにならざる得ない……(^^;; 結局、かろうじて回収したのは新撰組ネタのみ。ここから先もいろいろあるんですよ、原作未読の皆さんw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:原作の新聞連載開始が1913年で大正2年、徳川慶喜が死んだ年、と言った方がいいのか。たまたま大菩薩峠で出会った老人を理由もなく斬り、そこから幕末の動乱に寄り添いながら殺人者として転落してゆく机竜之助を中心に、彼に人生を狂わされた人々の物語を描く大河小説。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:大正デカダンスというか、江戸川乱歩とか横溝正史と同時代の作品と捉えると、机竜之助のキャラクターも何となく判らんでもない。ただ他のキャラは旧来型の時代小説に準じてて、油断すると個別キャラの脇の話に逸れて本筋がよく判らなくなる古い日本の物語構造を残してる。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:特に自分自身に強い意志や願望があるわけでもなく、たまたま身につけていたのが殺人の才能のみで、それがたまたま幕末という時代の波にさらわれるように流されて浮遊してゆく。ただ人を殺した瞬間の手応えのみ、生の実感を覚える……うーん、最低の主人公だ(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:今回も仲代達也がまた、殺しをした夜にだけ実にいい笑顔を浮かべてまして(^^;;。あるいは間違って襲われた島田虎之助(三船敏郎)が瞬く間に十数人の刺客を斬殺してのけたのを目の当たりにして、殺人鬼としての自信を喪失して落ち込むところとか、ちょっと可愛かった(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:まぁ、どうしたって長大な原作の序盤をつまみ喰いするような構成にならざる得ないので、物語構造がどうこう言っても詮無いのだけど、時代に流されてるだけの殺人鬼は殺人鬼なりに想い悩んで(だいたいダメな方に)成長してゆく、という主人公キャラは後にも先にも彼くらい。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『大菩薩峠(1966)』:何度も映画化されてるくらいだから、やはり強度の高い魅力的なキャラだよね。この辺、現代のコンテンツにも活かせないかな、とか想いながら観てました。他の全キャラから嫌われて敵視されながら、意外と生真面目にダメな方向に「成長」してゆくアンモラルなキャラとかw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年5月19日
『どぶ鼠作戦』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/20(sun)鑑賞)
東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション全国版(41) 2015年 9/1 号 [雑誌]
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- アーティスト: サントラ,佐藤勝,東京アート・ビューロー
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本日の映画2本目『どぶ鼠作戦』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1962年公開。加山雄三主演、岡本喜八監督。北支戦線の最前線で、拉致された新任参謀を救出すべく送り込まれたワケ有り兵たちで編成された愚連隊の活躍のお話だそうですが、さて。#fr18_n pic.twitter.com/ebuoECEIQu
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』観終わりました。『独立愚連隊』から始まる岡本喜八の北支戦線ものでは、一番娯楽性が高く、一番西部劇っぽい(^^) 同時に「命令や軍規に従って戦死なんてくだらない。戦争くらい好きにやらせろ!」という思想的に「戦後日本社会らしい戦争映画」にもなってた印象。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:実際には以後の日本の戦争映画は、戦争の悲惨さと情緒を優先する作品が主流となり、岡本喜八自身もこの路線をこれ以上、深掘りするわけでもないのだけど。実際、道義的正当性の薄い日本の「国家としての戦争」と主人公たちの動機をいかに切り離すか、に腐心した印象もある。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:『独立愚連隊』の佐藤充は脱走した憲兵、『独立愚連隊西へ』では玉砕扱いで員数外の部隊、本作では軍籍を抜けて地元で雇った中国人兵を率いる戦場諜報業者と、どんどん軍組織の正統性から離れてゆく(^^;; それでもぎりぎり日本人であることが、行動の動機になってるわけだが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:本作では特に、敵味方が違いに相手の懐に入り込んで、裏切り御免というか、スポーツ感覚で騙したり騙されたりの関係を切り結ぶお話になっていて、戦争によって入り混じる日中ふたつのコミュニティの境界線上で戯れる個人たちのお話とも言えなくもない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:おそらく前線と後方の入り乱れる北支戦線の特殊性から来ていることも強いのだろうけど、「境界線(ボーダー)上の物語」としての戦争映画という本作のテーマは、むしろ21世紀の現代でこそ強く響くのではないか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:現代の自衛隊の海外派遣任務なども踏まえて、あえて日中戦争を捉え直す映画とか、そろそろ必要なんじゃないかな、とか思います。それもあまり生真面目に肩ひじ張らず、本作のようなエンタメから始めてもいい。ほら、いっそ向こうの抗日ドラマのスタッフとかと組んでさ(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日
『どぶ鼠作戦』:あ、ちなみに公開当時のポスターに「敵の要塞ぶっ飛ばせ!」とかあるけど、別にぶっ飛ばしもしないし、そもそも要塞なんか出てきませんが、気にしたら負けです(爆 佐藤充も日本刀抜いたシーンなんかあったっけなぁ(^^;; #fr18_n pic.twitter.com/Nt0vc6tbSM
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月20日