『バンデラス ウクライナの英雄』@Amazon Prime(22/05/22(sun)鑑賞)
『バンデラス ウクライナの英雄』@Amazon Primeを観終わりました。2018年本国公開のウクライナの戦争映画。勿論、ウクライナ側に立ってのプロパガンダ映画なんですが、それも踏まえた上で何を見せてくれるのか。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:2014年9月、ロシアによるクリミア半島併合後の和平交渉が進む中、東部ドネツク州ヴェセレ村で地元市民を乗せた乗り合いバスが襲撃され、親露派メディアにより政府軍の仕業と宣伝される。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:しかしキエフの軍中央は、現地部隊に潜入するロシア人工作員ホドックの仕業と断定。これを炙り出し、襲撃者一党を殱滅すべく、地元出身のアントン率いる特殊部隊を送り込む。工兵隊と身分を偽って現地入りした部隊は、捜査を開始するが……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:主人公の派遣されたドネツク州は、この時期、かろうじてウクライナ支配下にあるとはいえ、親露派工作員が入り放題。どころか、政府軍内にテロリスト幹部が潜伏してるわ、実行犯捕まえたら幼馴染だわ、そいつが殺したのも共通の親戚だわという地獄絵図。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:住民の半数は親露派で聞く耳持たないし、ちょっと外歩けば、若い頃やんちゃした想い出の場所ばかり。そんな状況下で、陰々滅々と捜査を行ってゆくのだけど、敵は先手を打つように兵士や住民を殺害し、住民と政府軍の衝突を画策する……。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:ジャンルとしては戦争映画というより、戦場ミステリー寄りですね。次々に怪しい人物が捜査線上に浮かんでは消える。ただ敵も黙って見ているわけではなく、先手を打って仕掛けてきて、連れてきた部下も容赦なく殺される。この辺の緊張感はお見事。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:終盤になると工作員の正体がバレて、ボランティアとして現地入りしていた主人公の奥さん誘拐して親露派の拠点に誘拐してしまい、それを追って主人公が敵地に単独潜入。工作員とタイマン対決という判りやすいアクション映画化します。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:そのアクション描写は、若干繋ぎ方が粗いかな、とは思うものの、軍隊格闘術ベースで良くやってると思います。香港とかハリウッドの最先端レベルと比べると、もうちょっとスピード感が欲しいとこですが、まあ、予算も技術の蓄積も違うでしょうし。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:作品中のロシア人はまったく話の通じないドクズ野郎として描かれます。彼らが口にする「ウクライナ人なんて存在しない」「みんなスラヴ人だ」「洗脳されてるだけ」というのは、実際にプーチン辺りが言ってることなんで、誇張でもなんでもないですけど。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:一方で地元の親露派住民は、ロシア系メディアを無邪気に信じて、「援助物資をくれるのでロシア人はいい人」とか思ってて、ウクライナ側の声に耳を貸さない。とはいえ、皆、顔見知りの親戚縁者ばかりなので見捨てるわけにもいかないし……という扱い。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:お話の落ちも悪のロシア人工作員をぶっ飛ばしてめでたしめでたし…とはいかず、苦いラストへと雪崩れ込む。まあ、悪党ひとり斃しても、戦争が終わるわけではないので。この苦さを判ってほしい、というのがこの映画の宣伝(プロパガンダ)要素なのかな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:個人的には戦場ミステリー要素だけで最後まで引っ張ってくれても良かったかな。この本作は今回のロシア軍の本格侵攻が始まる前の映画なので、その時点でのウクライナ側のいろんな想いが詰まった映画で、今撮ればまた違った映画になるのかもしれませんが。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『あの頃。』@TOHOシネマズ新宿(21/02/23(tue)鑑賞)
松坂桃李主演 映画『あの頃。』予告編|2月19日(金)公開!!
Netflix | あの頃。
https://www.netflix.com/title/81436987
本日の映画1本目『あの頃。』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。松坂桃李主演、劔樹人の自伝的コミックエッセイを原作とするハロプロを推すアイドル・オタクたちの青春ストーリーもの。いや、アイドル系は遠くから観測してただけなんで、そこで何起きてたかまでよく知らなくて(^^;; #fr21_n pic.twitter.com/omh6jSfyDA
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月23日
『あの頃。』観終わりました。ゼロ年代大阪、ただただモーニング娘。推しなだけの何者にもなれない男たちと、そしてアイツと過ごした「あの頃。」の話。モー娘。史という公史に照射される個人史の物語であり、文化と青春という意味では『花束みたいな恋をした』の別トラック感はあります。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月23日
■追記:『あの頃。』@Netflix(22/05/21(sat)鑑賞)(2回目)
『あの頃。』:2004年の大阪、大卒後、バイトをしながらのバンド活動も煮詰まって停滞した日々を過ごしていた主人公(松坂桃李)は、友人がパチンコの景品で当てた松浦亜弥のDVDを観て衝撃を受け、慌てて駆け込んだCD屋で貰ったイベントのチラシに導かれてファンの集会に足を運ぶ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:ライブハウスの貸し切りで開かれたそのイベントは、熱いハロプロ・オタの男たちが延々とハロプロについてダベり合う「だけ」のイベントだったが(^^;;、その演壇で語る男たちに誘われてつるんでハロプロ・オタク活動に勤しむことになる。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:気のおけない仲間たちとのアイドル・オタクの楽しい日々だったが、月日を経るに従って、それぞれに人生のステージが移り、活動の中心も変化してゆく。そんな中、仲間たちのひとり、コズミン(仲野大賀)がガンに冒されていると知らされる……というお話。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:本作は基本的に20代男子のホモソーシャルなわちゃわちゃを慈しむお話なんで、全編を通したヒロイン的な女性キャラはいないんですが、その意味で「ヒロイン」は仲野大賀演じるコズミンでしょう。ネット弁慶で金に汚く、すぐ調子に乗って、仲間の彼女にも手を出そうとする(爆。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:この映画、出てくる男の子たちみんなボンクラなんですが、その中でも突出するボンクラで、どうしようもない奴なんですが、ただ裏表がない。いや、本人裏表演じているつもりでも、底が浅いので何考えてるか見え見えで(^^;;、だからこそ仲間たちに愛される。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:このお話は「ハロプロが好き」という以外に何も持っていない、何者にもなれない男たちのコミュニティの物語であり、逆に言うと「何かにならなきゃ」と意識した瞬間にそこから離れてゆく。でもコズミンは最後まで変わらないまま。何かを目指す時間が彼にはなかったからだけど。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:しかし、「ハロプロが好き」なだけの男たちが月いちで集まって、箱借りてグダグダと特定アイドルグループの話をくっちゃべるだけの会が成立するというのも、不思議な話です。純粋な消費とコミュニケーションだけだもんな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:アイドル親衛隊的な規律と統制の集団ではなく、オタク的情熱でアイドルについて熱く語るが、中学生男子がわちゃわちゃと連んでいるような関係性。主人公は元々それなりにモテるんだけど、この非モテ集団に傾倒する彼についてゆけず、いつの間にか周りから女の子がいなくなるw #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:コイツら本当にどうしようもねえな……と思いつつ、まあ自分の周囲の同人仲間たちも、程度の差こそあれ似たようなボンクラ集団だったし、人生でそこでしか得られないものもある。音楽で一度挫折した主人公が、この仲間たちとバンド組むのは彼的には再生のプロセスだしね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:ハロプロのカバー曲を野郎どもでがなるだけのバンドでも、やがて上京してスタジオ・ミュージシャンを目指すことになる主人公には、小さくないきっかけだったのだろう。多分、このサークルに所属していたそれぞれが、ここで何かの傷を癒して旅立っていったのだ。コズミン以外は。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:仲野大賀演じるコズミンだけが、成長することなく、旅立つこともなく、最後まで愛されるボンクラとして死に、永遠にそこにいる。この物語で、主人公が哀切をもって彼を思い出すのは、彼が大切な親友であり、「あの頃」の自分自身の写し絵で在り続けるからでしょう。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:こういう若衆的コミュニティは、古今東西、いろんな形で存在して、村落共同体から離脱して都市生活を暮らす近代個人であるはずの僕らも、こうして端からはなんだかよく判らない理由で集まって、コミュニティを作って、やがて旅立ってゆく。本当は集まること自体が理由みたいに。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
『あの頃。』:不思議といえば不思議な話です。今日もこの街の、あるいはどこかの街の空の下で、こうやってわちゃわちゃと人は集まって、旅立ったり、そこに留まり続けたりするのです。僕の仲間たちとの「あの頃」を想い出しながら観た映画でした。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月22日
■監督フィルモグラフィ:今泉力哉(1981年〜)
Netflix | 街の上で
https://www.netflix.com/title/81511250
Netflix | his
https://www.netflix.com/title/81338785
Netflix | mellow (2022/6/16配信終了)
https://www.netflix.com/title/81278619
https://www.netflix.com/title/81336396
Netflix | 愛がなんだ
https://www.netflix.com/title/81406366
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(22/05/20(fri)鑑賞)
https://www.netflix.com/title/80223731
Amazon Prime|鋼の錬金術師(アニメ版)
Netflix|鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(アニメ版)
https://www.netflix.com/title/70204981
劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 Blu-ray Disc
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鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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本日の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。2017年公開の実写版の続き。前作は「筋肉が足りない」と結論付けましたが(^^;;、今回はさて。ちなみにアル役の水石亜飛夢は、今では阪元裕吾映画のレギュラーという印象の方が強いかな。#fr22_n pic.twitter.com/NsDExHT8lc
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』観終わりました。長大な原作から、作品テーマの根幹に関わる部分をうまく抽出しているとこは評価するんだけど、アクションの攻防のいいところでスローにしたり止めるのは、完全に時代遅れ。要所要所で三文芝居感が出ちゃうのも編集の問題だよなあ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:今回はスカー来襲から、リン一党らシン国組の参戦を経て、イシュヴァールの悲劇とその背後に蠢くホムンクルスたちの策謀の核心へと踏み込んでゆく。物語の本筋(メインプロット)が本格的に稼働を始める辺りですね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:よかった点から挙げてゆくと、まず長大な原作から本筋に繋がるラインを上手く抜き出してのけていた点で、結構エピソードを刈り込んでいるはずなのに、あまり違和感を感じませんでした。テーマ的に重い部分も含むので、よくやってると思います。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:画面ルックとして、前作よりCGの使い方が上手くなったのか、スケールの大きい引きのショットでも破綻なく架空のアメストリス国の世界観を描けていました。それと、地形操作を含む錬金術バトルも多くて、そこも満足度高し。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:スカーが錬金術で建物の床を複数フロアぶち抜いて、建物自体を崩壊させる辺りとか、こういうの観たかった!と諸手を挙げて歓迎しました(^^)。その辺まではねえ、良かったんですけどねえ……。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:参ったなあ、と頭を抱えてしまったのが、そのバトルシーンの描写で、ここぞというところでスローや止めを多用するんで、殺陣のテンポが殺されちゃうんですよね。演出サイドの意図として、美味しいところを強調しているつもりなんでしょうが。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:ひと昔前までは珍しくない表現方法でしたが、最近のセンスの良いアクション映画では使われていません。先ほども触れたようにテンポが殺されちゃいますし、細かいとこ観たい観客は、劇場でリピートするなり、配信やDVDで繰り返し再生するんで不要なんですよ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:せっかく役者陣が今時のハイスピードの攻防を殺陣でやってるのに、台無し。それと他の芝居についても、まあコミック原作なんで強いセリフが多いこともあって、エモーショナルな場面ほど大仰で三文芝居的に見えてしまう。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:役者陣はそんなに演技下手な人たちではないですし、昨今のコミック原作ものの実写作品と比べても鼻につくのは、編集の繋ぎ方が悪いのかと。この辺は、リニア編集の普及で洋の東西を問わず、この10年で劇的に改善されてるんですが、その前の時代に戻ったみたい。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:特に今回、原作を圧縮していることもあって、中盤以降は「衝撃の真実」が暴露されるシーンの連続で、それもそれぞれ作品世界の底が抜けるような「衝撃」のはずなんですが、その衝撃感があまり伝わってこない。むしろ衝撃疲れしているみたい(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:逆に言うと、編集をテコ入れすれば作品の印象が劇的に改善するはずなんで、今から藤井道人辺りを拉致って、後編の編集をやり直すんだ。<無茶言うな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:あとは、新田真剣佑は『るろうに剣心』に続いて肉体派悪役枠で定着するのかとか、今回、筋肉見せに来ただけみたいな出番数だったアームストロング少佐が山本耕史なのは、『シン・ウルトラマン』に続いて邦画の飛び道具役者だからか、とか。<暴言が続く。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:あ、マスタング大佐がバトルで全然活躍できないのは、原作もそうなので文句はないです(爆。ドラマパートでは出番多いですけどね。ホークアイ中尉とのイシヴァールの戦場でのエピソードもちゃんと拾ってるし。その辺は本当に文句はないんですけどねえ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
『鋼の錬金術師 完結編前編』:まあ、観てきた人のレビューを読むと、満足している層もそこそこいるみたいなんで気にならない人は気にならないんでしょうけど。とりあえず、来月公開の後編は、イラッとくるシーンは脳内で再編集して観る覚悟をもう固めました。バッチこい。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月21日
■監督フィルモグラフィ:曽利文彦(1964年〜)
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Netflix|ピンポン
https://www.netflix.com/title/70028595
『オードリー・ヘプバーン』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館(22/05/19(thu)鑑賞)
本日の映画『オードリー・ヘプバーン』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館に劇場入りしました。戦後ハリウッドの伝説的なスター女優オードリー・ヘップバーンの伝記ドキュメンタリー。言われてみれば、活躍時期的に戦争経験者でも不思議ではないのだけど、レジスタンス経験者なのは初耳。#fr22_n pic.twitter.com/76gxKRZVsM
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『オードリー・ヘプバーン』観終わって帰宅しました。1950年代後半から60年代のハリウッドで活躍し、「時代の申し子」として女性像を刷新した彼女なのだけど、晩年にユニセフ親善大使として難民救済に取り組んだことまで含めて、大戦期に幼少期を過ごした「戦争の子ども」だったと知る映画。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『オードリー・ヘプバーン』:1929年ベルギー生まれのオードリー・ヘプバーンは、母方がオランダの有力貴族の家系で、ナポレオン戦争後に現王室を再興して憲法起草まで携わり、インドネシアのシェル石油の利権とも深く関わった超エリート家系の出身。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:もっとも第一次世界大戦末期の革命で財産は没収。その後、第二次世界大戦前に父親はファシスト運動に傾倒して妻子を捨ててロンドンに渡り、ヘプバーン母娘はナチス占領下のオランダに取り残されることに。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:その5年間の占領期間の間、幼いオードリーはレジスタンスの連絡要員を務めたとか。戦後、バレリーナになる夢を叶えるために英国に渡るも、既に年齢的に難しく、意気消沈していたところを映画プロデューサーに見出され、英国で映画デビュー。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:伝記とか読むとこの辺は書いてそうだけど、そこまでのファンではなかった自分は、この映画で初めて知りました。彼女の持つ貴族的な気品と教養、同時にここぞという時の決断力の不思議な共存は、こういう背景ありきなんですね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:その後、米国ブロードウェイで舞台主演を務め、ハリウッドに転じて、1950年代〜60年代末までのハリウッド黄金期の末期を飾る大女優として、数多の名作映画に出演したのは、皆様ご存知の通り。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:その女優業も、1970年代になるとばっさりと仕事を減らして、子育てに集中する。映画史的に彼女の才能を惜しむことはあっても、彼女の私生活は苦難の連続なので、外野からその選択を責められないなあ……。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:そして晩年はユニセフ親善大使として、世界中を飛び回って、難民と貧困救済に身を投じる。往年の大女優が人道活動を始めた、という凡庸な表現では収まらない、尋常ならざる熱意で。でもそれは、こうして彼女の人生全体を俯瞰して見ると、必然として見えてくる。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:政治運動を拗らせて妻子捨てた父親との別れも含めて、第二次世界大戦という未曾有の戦乱の中で、子供としてその目で見たこと、感じたこと、奪われたことが、時に彼女の女優としての才能に深みを与え、私生活に愛を求め、やがて戦地での人道活動へと繋がってゆく。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:外からは、彼女の生き方は変転を重ねているように見えるかもしれないけど、彼女の中では一貫していたのでしょう。自身の中にある傷を、外へ向かう「愛」へと昇華させて、前へ前へと突き進む生き方で、これはこれで人間としてひとつの見事な生き様であると思う。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:1本の映画は、どれほど美しく完成された作品であろうと、関わった人々のその瞬間の人生を切り取ったものに過ぎない。それはそれで意義はありますけどね。でも、そこを切り口に、人の人生全体に触れれば、そこにも豊かな物語があるのです。それを学ぶ映画でした。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:で、以下は完全にオマケの与太話。占領下のオランダで、ナチス高官暗殺のために潜入したシェイクスピア劇団出身のSOE(英国特殊作戦執行部)要員のオジサンと、現地レジスタンスとの連絡要員としてコンビを組むことになった幼いオードリー。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『オードリー・ヘプバーン』:SOE要員の巧みな変装と演技力で、標的のナチス高官に接近するふたり。それを追う切れ者のゲシュタポ捜査官の追跡を回避しながら、暗殺作戦は成功するか……というヒギンズ風の冒険小説を誰か書かないかなーとか思いながら観てました(^^) #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月20日
『チェルノブイリ1986』@新宿ピカデリー(22/05/17(tue)鑑賞)
本日の映画3本目『チェルノブイリ1986』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。タイトル通り、チェルノブイリ原発事故の映画。ただし、ロシア映画なので、まあそっち寄りのプロパガンダ映画なんだろうなと思いつつ、監督は『ハードコア』の人なのね。何にせよ、無事公開にこぎつけて良かった。#fr22_n pic.twitter.com/zvN4VD3ceR
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月17日
『チェルノブイリ1986』観終わりました。原発事故全体のお話というより、原子炉直下のプールの水を抜かないとメルトダウンした時に水蒸気爆発起こして全ヨーロッパが汚染されるので、バルブを開きにいった決死隊の消防士のお話。どこまで実話か不明ですけど、思ったよりプロパガンダ臭薄め。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月17日
『チェルノブイリ1986』:1986年4月、当時ソ連領だったウクライナのチェルノブイリ(チョルノービリ)で原発事故が発生。原子炉が破損し、やがて炉心溶融(メルトダウン)に至るが、そうなると原子炉直下の圧力抑制プール内の大量の水が炉心と接触して水蒸気爆発を起こす。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:水蒸気爆発が発生すれば、原子炉建屋全体が吹っ飛び、ウクライナ全土どころか欧州全体に放射能汚染を撒き散らす。それを避けるために、圧力抑制プールのバルブを開いて水を抜く必要がある。高い放射能に汚染され、高温の水で水没している経路を通って……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:80年代後半のソ連なので、ロボットとか当然なく(2011年の福島第一事故でも高放射線下で稼働するロボットはなかった)、現地状況の判ってる人間を送り込んで作業させる他はない。生還の期し難い決死隊であり、失敗したら成功するまで次の部隊が送り込まれる。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:本来なら替えの効かない高度技術者を使い捨て、という地獄。まあ、これとは別に、爆発で口を開けた原子炉上では、兵隊さんが減速材の鉛を手作業で放り込むという、これまた地獄絵図としか言いようのない話が展開しているのだけど、この映画は原子炉の下のプールの話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:この圧力抑制プールの水抜き作業は実際にあった出来事ではあるものの、登場人物の設定とかはこの映画オリジナルのようです。主人公は原子炉消防隊の元隊長で、事故直前に転属が決まっていたものの、目の前で事故が起きれば駆けつけるのが火消し屋魂。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:現場に向かう消防車に飛び乗って現地に到着してみれば、原子炉近くで消火活動に当たっていた元の同僚たちは、放射能障害でほぼ全滅状態。崩壊する原子炉建屋に飛び込んで彼らを救出するが、その後、病院に収容された彼は、対策本部に召喚される。#fr22_n
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『チェルノブイリ1986』:そこで「やってくれ」と提示されたのが、先のプールの水抜き作業。やる前から、生還どころか、命懸けでも現場にたどり着けるのかも覚束ない作業方法しか出てこない。主人公は既に転属命令を受けていることを理由に一旦は逃げる。火消し屋魂といっても限度はあらあな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:ただ、事故の直前に、主人公は10年前に別れた元カノと再開し、しかも彼女が自分の子供を産んでたことを知る。まあ、彼女からは「今更、父親面されても困る」と塩対応なんですが。その子供が、事故直後に現場近くにいたことで、放射能障害を発症している。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:結局、散々悩んだ末、その子がスイスで高度治療を受けられることを条件に、任務を引き受け、主人公は死地へと赴くことに…と、自己犠牲的な話ではあるものの、主人公の動機はあくまで家族のためであって、愛国心とか郷土愛的な理由では描かれていません。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:この主人公のきっぷのいい消防士アレクセイを演じているのは、主演で監督、制作にも名を連ねているダニーラ・コズロフスキー。航空パニック映画『フライト・クルー(2016)』とかFPS的な一人称視点アクション『ハードコア(2016)』に出演した俳優さんですね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:このダニーラ・コズロフスキー監督は、今回のウクライナ戦争についても反戦的メッセージを出したり、プロデューサーはウクライナ人でロシア当局から睨まれてたりと、決して体制翼賛的な作品ではないと、公式HP上で配給会社からの一文が掲載されています。#fr22_n
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『チェルノブイリ1986』:実際に映画を観てみると、住民退避より国際的な面子を優先する中央政府の姿勢を批判的に描写したり、事故原因を人災と断言(実際に中央からの指示で、無茶な原子炉燃焼テストをやっててしくじったのが原因)したりしています。#fr22_n
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『チェルノブイリ1986』:逆に言うと、声高にモスクワを責めたり、地元のウクライナ人としての視点や怒りなどは慎重に避けられてもいて、結構、際どいバランスで成立している印象。どっち向きにもプロパガンダ的になりたくなくて、個人の物語に集中しようとしている感もあります。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:ウクライナ視点だと、今日の戦争に繋がる祖国受難の重要エピソードのひとつでしょうし、それを抜きに語るのは、それこそ「文化・歴史の盗用」と見做されるかもしれません。しかしまあ、ロシア側から描くとすれば、これが精一杯だったのかな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:ロシア国内は今、ご存知の有り様で、今後どうなっちゃうのか判らないんですが、開戦直前までのロシア映画界は、先に観た『親愛なる同志たちへ』みたいに、権威主義に批判的な民主派映画人の活躍が根付きつつあったのも事実です。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『チェルノブイリ1986』:今まさに戦火の中にあるウクライナの映画人も、反戦の志を秘めながら息をひそめているロシアの映画人も、この動乱の時代を無事にくぐり抜けて、いつか共に手を携えて映画を撮れる日が来ますように。遠い異国の地からただそのことを祈りつつ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月19日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』@新宿ピカデリー(22/05/17(tue)鑑賞)
Amazon Prime|銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅
Amazon Prime|銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱
Amazon Prime|銀河英雄伝説 本伝(シーズン2)(1991)
本日の映画2本目『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。ノイエ版『銀英伝』第三部もいよいよ要塞vs要塞の本番。同盟本星で査問会に拘束されているヤンは間に合うのか……って、知ってるけどね!原作何度も読み直してるし、旧版も観てるし(^^;; #fr22_n pic.twitter.com/7lGO09fgOp
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月17日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』観終わりました。いや、まあ、誰が悪いつったら、やっぱりイゼルローンの「撃破」か「奪還」かという一番重要な作戦目的を現場指揮官にぶん投げたラインハルトだよなあ、と再確認する話(爆 そもそもあまり乗り気じゃないってもな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月17日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:要塞司令官ヤン・ウェンリーの不在を衝くように、来襲した帝国軍ガイエスブルグ要塞とケンプ遠征艦隊。ハイネセンから増援艦隊と共に帰還を急ぐヤン。その不在を隠しながら、イゼルローン要塞と第13艦隊は、帝国軍への防衛作戦を展開するが…。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:まずハイネセンでヤン査問会議の後始末(責任のつけ回しw)。その中で、同盟社会の右傾化とか、政権によるメディア支配の話とかに触れるくだりは、原作通りではあるけど、令和の現代日本でこそ生々しいですね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:要塞vs要塞の緒戦は、ノイエ版オリジナルで帝国側の新戦術が展開されていて楽しいのだけど、その分、同盟側が後手に廻ることが多く、ちょっといただけない。ヤン以外は無能なのかと思いかけたけど、メルカッツ提督の反撃が始まってひと安心。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:この辺、ミュラー艦隊が揚陸艇の回収に手間取って窮地に追い込まれるくだりとか、今の視点で見ると事前にそのくらい参謀が検討しとけよ、と思うのだけど、まあそれをいうと『銀英伝』全般に戦術描写はそんなものなので(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:ただ、遠征司令官のケンプの個性に引きずられて戦術に微妙な硬直性を示す帝国軍と、連絡が途絶しているはずなのに絶妙の連携を見せる第13艦隊とヤン増援艦隊の話は、実は帝国と同盟の社会や意思決定の在り様とも繋がってくるはずなんだよね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:戦術家としての個性を発揮できないミュラーの葛藤は、その視点を連想させるけど、ラインハルトが作戦目標をきちんと定義してなかった問題も併せて、「戦争と意思決定コミュニケーション」の話をしている…と原作読んで30年も経って気づいた(爆 #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:そこは今般のウクライナ戦争における、ウクライナ軍とロシア軍の戦術運動や損害の違いとかとも繋がってくる話なので、ノイエ版の今後の展開でそれをテーマとして拾って……くれないか、やっぱり(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:ちなみに原作や映画本編では特に言及はないけど、この時期にラインハルトはこの規模の作戦を(特に必要性もなく)何で認めたか、は結構興味深いポイントで、やっぱり神々の黄昏(ラグナロク)作戦の下準備(謀略工作)に気を取られていたのか。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:あるいは、ここらで何らかの軍事行動でガス抜きをやっておかないと、軍を抑えきれない事情があったのか。そうなるとラインハルトは意外と軍を掌握できていなかったことになるが、このガス抜きを経て神々の黄昏作戦の大動員にどう繋がるのか。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』:刊行30年を経て、まだまだ考察のしがいがある原作だし、ノイエ版は今回もその考察欲を刺激してくれます。まあ、もうちょっと解像度上げて欲しい箇所は相変わらずそこここにあります。でも何だかんだ言って、公開されれば観てしまうのね(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月18日
■監督フィルモグラフィ:多田俊介(?年~)
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『バブル』@地元のシネコン(22/05/16(mon)鑑賞)
Netflix|バブル
https://www.netflix.com/title/81345945
本日の映画『バブル』@地元のシネコンに劇場入りしました。虚淵玄脚本、『進撃の巨人』の荒木哲郎監督、小畑健キャラデザと鉄壁の布陣による、バルクール・アクション映画。……なんですが、評判はあまり芳しくないようで(^^;; やっぱりクセの強いクリエイター集めすぎだからなのかしら。#fr22_n pic.twitter.com/DAtCrv3rr6
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』観終わりました。多分、監督的には『進撃の巨人』の都市空間での立体機動アクションを劇場スケールで突き詰めたい、というのがあったんだろうし、それはある程度成功しているものの、そのためにここまで設定拗らせんでも、という(^^;; ノベライズ読むと色々判るらしいんだけど。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:東京タワーを中心に発生した重力異常を引き起こす「バブル」によって、都心部は崩壊し、海面上昇により水上の廃墟群と化した未来の東京。幼い頃にその「バブル」発生の現場に居合わせた少年ヒビキは、その東京で仲間たちとパルクールのチームバトルに参加していた。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:ある日、プレイ中に女の歌声に導かれる内に、海面に落ちて渦に捲き込まれ、死にかけたところを不思議な少女ウタに救われる。ヒビキをチームの元へと送り届けたウタは、そのまま仲間たちと暮らし始める。やがて意外と身軽な彼女とともに、チームバトルに挑むが……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:とまあ、序盤の展開だけだと、「温暖化で海面上昇しました、で良くね」とか思うのだけど、終盤の廃墟化した高速道路や東京タワーが崩壊してゆくシーンのためには、重力異常くらいの設定が必要、と。そんな感じで出したい絵面から逆算して設定積んでる印象があります。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:その一方で、じゃあこの「バブル」って何?という、世界観の根幹部分についてちゃんとした説明がない。一応、設定はされてたらしく、ノベライズ小説上では色々説明があるみたいで、一説にはクトゥルフ絡みという話も聞くんですが(は?)、本編中説明がないんでよく判らない。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:ということは、映画観てる分には観客は知らなくていい、と演出サイドが見なしていると判断します。知らねーよ、壮大な裏設定とか。主人公の聴覚過敏障害設定が途中で放置されるとことか、そういう設定の切れ端がちらちらと視界をかすめるのが、イラッとする(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:まあそこに観客の目線がいってしまうのは、作品のテンポが悪い証拠でもあるんですよね。『HiGH&LOW』みたいに、ザルみたいな設定でも勢いで押し切って、誰も文句つけない映画だってあるんだから。<いや、ツッコミ入れてる人は多いと思うが(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:何か、監督がノベライズも一緒に読んで欲しいとか言ってたというツイートも目にしましたが、知りません。あのね、このフィルムを地球の裏側のインドとか南米で観る観客や、半世紀後に観る観客にも同じこと言えます? 映画は単独で描かれたことがすべてですよ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:荒木哲郎監督は、前に『甲鉄城のカバネリ』を観た時も思ったんだけど、自身が演出を手がけた『進撃の巨人』から受けたインパクトをどうにか消化しようと足掻いているものの空回りしている印象があって、本作もそうした作品なのだと思います。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:『進撃の巨人』はアレはもう、自分の想像力だけで世界をひとつ、まるごと作ってしまえる巨大な天才の仕業なのであって、凡俗の身で一部のビジョンを引用とかしようとしても無理なのだけど、こういう形でも吐き出さないとクリエイターとしておかしくなってしまう気持ちも判る。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:虚淵玄が本気モードで全力出してきたらその心配もいらなくなるんだろうけど、今回はその脚本も連名だし、どうも雇われライターとして身のほどをわきまえてか、我を抑え気味。だいたいアイツが本気出してたら、こんなキラキラした話になるわけないだろ!<暴言。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
『バブル』:こうしてみると、荒木哲郎は原作なり脚本なりで強固に独自の世界観を打ち立ててくる作家がついてないと駄目、というのが見えてきてしまった映画とも言えるかもしれません。厳しいなあ。ただ誰もが諌山創になれるわけではないしなあ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月16日
■監督フィルモグラフィ:荒木哲郎(1976年〜)
https://www.netflix.com/title/81095103
https://www.netflix.com/title/80155769
https://www.netflix.com/title/80125795