積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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義忠『棺のクロエ2 超高度漂流』第1&2回:まえがき

 さて、お待たせいたしました。
『棺のクロエ2 超高度漂流』の連載開始です。
 ちなみに前作『棺のクロエ』の連載はこちらから。
 
 そんなわけで第2話なんですが、前作をお読みの方にはちょっと衝撃の新展開(笑)でいきなり主人公の性別が変わって10歳くらいの美少女になってしまいました。<おい。
 でもちゃんと後の方で前作と繋がってきますので、信じてついてきてくださいませm(-_-)m。
 
 で、今回のパートでは前作であまりやれなかった『棺のクロエ』世界の<帝国>国内の政治状況や社会背景なんかを語っています。
 まぁ、ひどい軍国主義国家なんですが、徳川幕府みたいにそれが長く続いちゃってるんで、それをあまり誰も疑問に思わなくなっちゃってるような社会です。
 ただ、軍中枢で権力抗争は起こりかけてるし、経済復興がそれなりに進んでいることで戦後の縮軍の反動とか出てきそうな時期だし、いろいろ前途多難なのじゃないかしらん。
 ……いや、今回の話ではそこはあんまり関係ないんですけども(はは)。
 何にせよ、こうした描写の積み重ねが、読者にとっても世界観の奥行きを増す結果につながってくれればいいのですけど。
 
 次回は少佐による6課本部への報告の通信と「敵」の襲撃開始まで。
 ぼちぼち、バトルに向けてエンジン始動です。