『コインロッカーの女』@ヒューマントラストシネマ渋谷(16/2/16(tue)鑑賞)
映画『コインロッカーの女』予告編(未体験ゾーンの映画たち2016)
Netflix | コインロッカーの女
https://www.netflix.com/title/80196152
本日の映画『コインロッカーの女』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。コインロッカーで拾われて仁川の裏社会に生きる女のノワールなサバイバルものだそうで。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』観終わりました。裏社会に生きる疑似家族の血の継承。闇金と臓器売買を生業とする華僑系の馬(マー)一家とそこに拾われた少女のお話で、グレートマザー的な支配性を暴走させる女当主の義母との母娘抗争劇。女主人公でタフなハードボイルドってのは珍しいかな。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:駅のコインロッカーに捨てられていた少女イリョン。路上生活者に拾われ、華僑系の闇金業者の女に買われ、過酷な生存環境下を生き抜いて、タフで非情な取立て屋として育つ。ある日、取立て先で出逢った青年の天真爛漫さに、イリョンは心を揺らす。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:だが、借金の取立てのために青年を殺害して、臓器を回収しろと義母に命じられる。青年を連れて逃げようとするイリョンだったが、失敗。義母により青年は殺され、イリョンもまた海外に売り飛ばされそうになる。からくも逃げ出すイリョンだったが…というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:ハリウッドとか邦画なら、青年を連れて愛の逃避行wとなるところを、さくっと青年をぶっ殺す辺り、コリアン・ノワール恐るべし、つーか、そっちが本題じゃないんだよね。あくまで母娘の支配と反発と独立と継承の話なんで、余計な要素を容赦なく削ぎ落としてく。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:基本的に「母親」を頂点とする血の繋がっていない息子娘4〜5人の「家族」の話で、その濃密な人間関係の間で殺し殺される抗争が繰り広げられる。そう書くと韓国映画お得意のテーマではあるのだけど、父性ではなく母性の暴走を描くのは珍しいかな。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:この「家族」は結局、一人ひとり殺され、あるいは自殺して、最後にひとりヒロインが生き残る。これは物語的には各キャラに分裂して描かれた人格が、闘争を通じてひとりの人格に統合されるということかな。ラストでヒロインが義母的に振る舞うとことかも。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:作中で先代の「母親」も「娘」ーー当代の「母親」に殺されたことが明かされ、どうもこいつら定期的にこうやって世代交代繰り返しているんじゃないかという疑惑が示唆されるんだけどw、そうやって継承される家族の「魂」ってなんだろうっていうな。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日
『コインロッカーの女』:ともあれ、優れた女流ハードボイルド(どっちかというとノワール寄りだが)として、楽しめました。母娘喧嘩の枠組みで、ここまでハードな物語が組めるというのも新鮮だったし。まぁ、しかし、映画観てると韓国ヤクザは臓器売買やり過ぎだと思うが(-。-;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月16日