『ブレスト要塞大攻防戦』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/2/10(tue)鑑賞)
本日の映画『ブレスト要塞大攻防戦』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。ロシア-ベラルーシ合作の独ソ戦の戦争映画。例によってそれしか情報を入れてないけど、これも例によってよしということで(^^;; pic.twitter.com/duHetXjZBA
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』観終わりました。いや、「大攻防戦」つーか……独ソ開戦劈頭に孤立して、民間人抱えたまま1ヶ月もの抵抗の末、陥落したという要塞のお話なんで、基本なぶり殺しの映画と言いますか~_~; まぁ、太平洋戦争を経験した我ら日本人には、馴染みの地獄と申しますか。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:戦史には詳しくないので、この映画がどこまで史実に即してるかはなんとも言えないんだけど(あくまでソ連側視点だし)、ソ連軍側の守備隊は小規模ながら降伏を拒否して頑強に抵抗したことと、独軍側もさほど戦略拠点として重要視なかったことで、陥落まで長引いたらしい。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:そんなわけで、我ら馴染みの負け戦。速攻で奪われる制空権。降り注ぐ砲爆撃。無いも同然の対装甲火器。長引く籠城戦に追い詰められ、機関銃陣に夜襲を仕掛けて大損害。火炎放射器に焼かれ、水の一滴を求めて死屍累々。……ああ、ウチの国もやったよ、それ。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:真珠湾攻撃の半年前に行われたこの戦いは、モスクワやキエフなどの独ソ戦での都市攻略戦の悲惨さを、そして勿論、我々日本人の目線で見れば、フィリピン、硫黄島、沖縄の戦いを想起せずにはいられない。まぁ、米軍と比べて、この頃の独軍はだいぶ手際が悪いとは思ったけど。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:いやあ、後の米軍と比べると、事前の砲爆撃の量が明らかに足りてないんだよね。陣地や要塞拠点なんて、地上設備を更地にするだけ爆弾叩き込んで、それで兵隊突っ込ませても、それなりの損害覚悟する必要があるのに。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:そんなんだから、火力と兵力に優ってるのに、肉弾戦に捲き込まれて撃退されたりする。相手を舐めてたってのと、独軍側もまだ戦闘経験積んでないってのがあるのかな。彼我双方とも、戦慣れしてないことが、被害を拡大させた節がある。あーあ、とか思いながら観てました。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:映画自身の話に戻すと、この映画は、はからずも籠城戦の指揮を執る事になった3人の将校が主人公。要塞司令部はさっさと壊滅して、要塞内部の通信線も寸断されてるので、各部隊ばらばら。そこを、後世の語り部であり、軍楽隊の幼年兵が戦場を駆け回って連絡するという構成。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:うまい構成だとは思うが、まぁ酷い話ですよ。序盤の砲爆撃で混乱している内に、要塞内の民間居住区に敵の侵入を許し、そこから一寸刻みで拠点の奪い合いしつつ押されてくって戦いだし。子供に見せていい地獄じゃないけど、ロシアの戦争映画の定石(セオリー)通りでもある。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:そんなわけで、主人公で語り部の少年以外、基本台詞のあるキャラは皆殺しとなりますorz これも独ソ戦映画のお約束なんで、ネタバレじゃないよね。でも、あの娘も死ぬのか。畜生、独軍許すまじ。<影響受けやすい人。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:で、まぁ、ロシア(ソ連)は一応、戦勝国なんだけど、戦争映画撮らせるとこの映画みたいに負け戦の話だったり、勝った戦いも負け戦みたいに撮ってみたり。それだけ恨みが深いのか、被害者意識が強いのか。日本の戦争映画も似たようなものだけど。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日
『ブレスト要塞大攻防戦』:こういうロシアの戦争映画と見比べてみると、「反戦」と銘打って撮られた日本の多くの戦争映画も、本気に「反戦」だけだったのか、ちと怪しく思えてくる。あれもまた、我々なりの「戦争の娯楽化」だったのかもしれない。だからダメだ、と言うつもりもないのだけど。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年2月10日