『V.I.P. 修羅の獣たち』@シネマート新宿(18/06/19(tue)鑑賞)
本日の映画『V.I.P. 修羅の獣たち』@シネマート新宿に劇場入りしました。亡命してきた北の高官の息子が連続殺人の容疑者となり、それをきっかけに隠蔽しようとする諜報機関、逮捕を目指す警官、復讐を目論む親族が入り乱れて攻防を繰り広げるというお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』観終わりました。ソウル市民を震撼させた連続猟奇殺人。その犯人は北から亡命してきていた高官子弟。早々に逮捕された彼の身柄を巡って、韓国国内の諜報機関と刑事警察、南北関係、そして背後で暗躍するCIA…と男たちの意地と打算と誇りが軋みを上げて激突する! #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:いやあ、素敵素敵♪(^^) 何が良いって、現実の北朝鮮国内の権力抗争を実名を挙げて背景とし、そこから生まれた殺人鬼が、韓国国内や米中のパワーゲームで生じる権力の空白を縫って逃げ切ろうとする。それを追う南北の刑事。刑事ものと国際謀略ものの奇跡のダッグ!#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:特に物語の中心に存在する殺人鬼のモンスターぶりがまた素晴らしい。国境を越え、行く先々で猟奇殺人を繰り返し、少なく見積もっても数十人は虐殺している美少年……なんて、一歩間違うとギャグですが(^^;;、この辺の悪のキャラ立ての上手さは韓国映画ならでは。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:韓国映画のこの辺のノワールって、あまりに強烈で圧倒的な悪の存在感の前に、主人公たちの小市民的な小賢しい欲望や怯懦を吹き飛ばし、心の奥底に潜む純粋な正義感を見いだし、奮い立たせるという構造なんだよね。「こんな悪を、お前は許せるのか?」という。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:そんなわけで、犯罪捜査というより、激動の東アジア情勢を背景とした権力闘争のお話。監督は『新しき世界』のポク・フンジョン。ああ、そういえば、女性キャラが基本犯人の被害者ばかりで、ほぼセリフがないっていうのは、隠れBLというテーマ的な一貫性なのか(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018