『若草物語(1964)』@神保町シアター(19/04/25(thu)鑑賞)
本日の映画『若草物語(1964)』@神保町シアターに劇場入りしました。1964年公開。芦川いづみ、浅丘るり子、吉永小百合、和泉雅子と、この時代の日活四大看板娘を揃えての姉妹もの映画。時代ごとにこういう華やかな映画があるのは、邦画の財産ですよ(^^) #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月25日
『若草物語(1964)』:先に東京に嫁いだ長女を追って、大阪から三姉妹が上京。さっさと仕事を見つけて部屋を借りて暮らしだした三姉妹のそれぞれの東京ライフと恋模様のお話。勿論、ルイザ・メイ・オルコットの同名小説とは、四姉妹ものである以外、共通点はないです。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:おっとり上品な長女(芦川いづみ)、華やかで社交的な次女(浅丘ルリ子)、ファザコンで生真面目な三女(吉永小百合)、無邪気な甘えん坊だけどちょっと危なっかしい末っ子(和泉雅子)の四姉妹で、四人揃うと関西弁で遠慮ない家族トークをまくしたてるのが楽しい(^^) #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:各キャラの紹介パートがひと通り終わって、仕事探しと引っ越しが済むと、もう三姉妹それぞれに男出来てる(爆 仕事早いな(^^;; まあ、そのカップリングで最後まで話が進めば平和に終わるのだけど、勿論、そんなわけはないのですw #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:上京する機内でナンパされた金持ちのボンの大学生(イケメン)と、東京で再開した幼馴染みの報道カメラマンの間で揺れ動く次女。……いや、揺れ動くつーか、本命幼馴染みでボンはキープだったけど、意外とボンがガチで結局押し切られたつーか(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:一方、その次女の幼馴染で婚約者までいったカメラマンに、密かに想いを寄せるのが三女の吉永小百合。……重い。そして面倒くさいorz ちなみに髪型がサザエさんなのは、イケてたのかどうか、当時のヘアスタイルの文脈が判らないので、何とも言えない(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:物語中盤以降はこの次女と三女の恋愛話が中心になってゆくのだけど、ぱっと見、男目線だと二女・浅丘ルリ子が迂闊で酷い女みたいになってて、もうちょっと彼女の選択が正当に見える動機付けをしてあげても良かったかな。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:仕事を重視しすぎてプライベートを顧みれない(職業柄しょうがないにせよ)彼とライフスタイルが合わないってのは、別れる理由として判らんでもないので。……いや、それ理由でいきなり振られた側は、しばらく立ち直れないだろうけどもな(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:逆に三女・吉永小百合も一途な恋心は良いのだけど、たまたま通勤途中で片想い中の姉の恋人に出会い、自分の仕事サボって終日撮影アシスタントやるというのは、社会人としてダメだけど、それ以前にその突発的な行動力を裏打ちする情念の重さに、その……ちょっと引く(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:この辺、当時の観客にどちらが支持されたんでしょうね。ともあれ(長女と末娘を含めて)それらが当世風女子の恋愛模様として描かれる。それを女性のワークスタイルやライフスタイルと密接に結びつけた形で描いている点で、21世紀の現代目線で見て非常に興味深かったですね。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
『若草物語(1964)』:あとこの映画、意外と乗物映画で(^^;; 冒頭、海上から羽田アプローチする旅客機上から下を見下ろす映像。以後、開通間もない東京モノレールとか、山手線とか、お仕事や個人の自動車たち。恋愛映画にしては、乗物フューチャーし過ぎw そういう意味でも、楽しい映画でした。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月3日
■監督フィルモグラフィ:森永健次郎(1909年~1994年)
続 東京流れ者 海は真赤な恋の色 NYK-807-ON [DVD]
- 出版社/メーカー: 日活 オフィスワイケー
- 発売日: 2012/02/29
- メディア: DVD
- クリック: 4回
- この商品を含むブログを見る