『ドミノ 復讐の咆哮』@シネマート新宿(20/02/15(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『ドミノ 復讐の咆哮』@シネマート新宿に劇場入りしました。名匠ブライアン・デ・パルマ監督の新作のデンマーク映画。何でこのクラスの巨匠がデンマークくんだりでB級アクション映画撮ってるのかは、よく判らないですけど(^^;; #fr20_n pic.twitter.com/B95rpneds5
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』観終わりました。欧州内で連続テロを企図するISIS vs CIAの構図に、ISISに父親を殺されて復讐の狩人と化した、リビア難民で元オランダ軍特殊部隊員、そしてそいつに相棒を殺されたオランダ警察の刑事の四つどもえの追跡劇。…なんだが、どこまで真面目に観ていいのか(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
【訂正】以下、「オランダ」の記載は、「デンマーク」の間違い。すんません(^^;;
『ドミノ 復讐の咆哮』:いや、こういう枠組みの話の割に、要所要所がユルいんだよね(^^;; そもそもの話の発端が、主人公が、出がけに彼女とイチャついて拳銃を自宅に忘れ(爆、それで現場で相棒から拳銃借りたのが原因で相棒死なすというギャグで。<ギャグではない。#fr20_n
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『ドミノ 復讐の咆哮』:んで、意識不明の重体となったその相棒の代わりに、女刑事と組んで捜査を始めるが、その相棒が死んだとの報に彼女が感情を乱し、何かと思って訊けば、死んだ相棒と不倫関係にあって、結婚の約束もしてた、と。で、証拠だとスマホでイチャイチャ写真を見せられる(爆 #fr20_n
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『ドミノ 復讐の咆哮』:職場の先輩で、家族ぐるみの付き合いをしていた相棒の死に際して、その浮かれた不倫写真を見せられる、という困惑。ここは悲しんでいいのか、笑っていいのか、よく判らない(^^;; ボン・ジュノ的な人生のペーソスってやつかしら。<多分、違う。#fr20_n
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『ドミノ 復讐の咆哮』:あとはもう、このボンクラ刑事が、今時びっくりするくらい都合の良い偶然で、ISISのテロリストと出喰わして、そのまま尾行するとか……何だ、その、「ユルい」としか表現のしようのない、めくるめく物語空間が展開し、本当にB級映画観てるわー、という謎の充実感が(爆 #fr20_n
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『ドミノ 復讐の咆哮』:まあ、大作ではなく、B級スリラーを量産してた頃のデ・パルマの作品もこんなもんだったっちゃこんなもんだった気もしないではない(^^;; 『ミッドナイトクロス』だって、プロットのユルさでは大概だからね。それを傑出したスリラー演出で納得させるから傑作なんだけど。#fr20_n
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『ドミノ 復讐の咆哮』:まあ、CIA管理官役のガイ・ピアース以外、メジャーなハリウッド俳優が見当たらないとか、金の掛かってそうなぶっ壊しやアクションがない辺りからして、低予算のB級アクション映画の枠組みなのは明白で、その意味では企画意図通りの作品なのかもしれない。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:まあ「ユルさ」ばかり強調する流れになってしまったが、ほかに注目ポイントとしては、この規模の映画でも、当然のように運転中のハンズフリー通話、顔認識検索、ドローンなどが出てきてて、(表現にお金掛からないからだけど(^^;;)もうそういう時代なんですよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:あとこの映画、主人公はオランダ警察の刑事なんですが、作中のオランダ警察の公用語は英語です(^^;; 北米市場輸出用に欧州諸国の資本を掻き集めて撮られた映画なんでしょう。ISISはアラブ語話すし、アルメニアに舞台を転じては現地語が飛び交いますが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:どうも北米の映画市場におけるB級娯楽作品の需要は、国内のハリウッド作品で埋め尽くせないほどのボリュームがあるらしく、よく知られるヨーロッパコープ等の欧州勢やベネズエラ、香港・中国映画、さらに韓国映画なんかもここを狙って作品供給をしている。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:邦画も昔はこの層を狙ったアクション・スリラー作品を量産してたんですが、今はその規模の作品を量産する体力もなくなってしまっている。もう国内市場無視して、海外だけでリクープを目指す作品があってもいいと思うんですけどね。アニメならあるかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:ともあれ、そういう作品なので、ISISやCIAの描写も記号的ではあるのだけど、同時に移民や難民が社会の成員として公的機関に普通に参加しているデンマーク社会(欧州全般そうだけど)なんか描かれる。それが「記号」となるほど、社会に定着しているってことなんですよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:映画史に名を連ねる巨匠の満を持しての新作……というより、見事に「午後ロー」級のユルB級アクション映画なんですが、それはそれで、そういう映画と思って観れば、愛級も見えてくる。そういう映画でしたので、その内、配信か「午後ロー」で見かけたら是非(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
『ドミノ 復讐の咆哮』:あー、主人公、『ゲーム・オブ・スローンズ』の人だったのか。無名扱いして済まんです。これはいよいよ腹括って『ゲーム・オブ・スローンズ』観んとあかんかなー。でも時間がなかなかなー(-o-;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年2月15日
■監督フィルモグラフィ:ブライアン・デ・パルマ(1940年~)
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