『名も無き世界のエンドロール』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(21/01/30(sat)鑑賞)
映画「名も無き世界のエンドロール」|オンライン動画[表裏一体バディ編]
Netflix | 名も無き世界のエンドロール
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本日の映画1本目『名も無き世界のエンドロール』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。岩田剛典&新田真剣佑というこれまたイケメン2人で、幼馴染のふたりが10年越しの告白をかなえようと言うお話…の割に予告編が不穏だったような(^^;; 原作は行成薫の同名小説だそうですが。#fr21_n pic.twitter.com/WclHfrT98Q
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』観終わりました。幼馴染男子2人に女子ひとり。3人が長じて、その内の男子ひとりが「10年越しのプロポーズを手伝ってくれ」と言った時、そこにその女の子の姿はなく…という、一見、純愛ものに見せかけつつ、本当は復讐…いや、それさえも実は、という映画。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:純愛ものの皮を被った復讐もの……というところまでは、予告編でやんわりと示唆されてたので、ネタバレ外とさせてもらうけど、イケメン男子ふたりがきゃっきゃウフフといちゃついてるように見えて、ちらちらと顔つきや展開が不穏な様相を見せ始めるのね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:そのイチャつきもピュアな幼少期から少年期と、不穏さと沈痛さを漂わせた青年期を何度もカットバックさせながら、「3人に何が起きたのか」と「2人が何をするのか」のその瞬間への物語は収束してゆく。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:新田真剣佑が「10年越しのプロポーズ」を一見ウキウキしつつ陰のある表情で口にしたり、岩田剛典が裏社会に身を堕としつつ、人死が出てもふたりが計画の手を緩めようとはしなかったりするのを見れば、それはそれなりの「動機」があると伝わってくる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:丁寧にネタ振りされていることもあって、中盤くらいで「何が起きたのか」は察しがつくし、「何をしようとしているのか」も徐々に見えてくる。しかし、その「動機」の本当の底の底は実は……というのがミステリーとしての本作のキモ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:その「動機」の切なさがあまりにもシンプルで美しく、現代人の心性を正鵠に撃ち抜いているので、そこに至る尺がちょっと冗長に感じてしまったのは逆説的な話かも。これ60分くらいの中編で締めたら、完璧過ぎて卒倒してたかもしれない。<無茶を言う(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日
『名も無き世界のエンドロール』:本作で「告白」する親友の支援が岩田剛典の役廻りで、ラストに佇む彼の「さみしさ」こそ本作最大の白眉と言える映画でした。『去年の冬、きみと別れ』もそうだったけど、こういうの演らせると彼は当代いちですな。大作ではないけど、よく出来た佳作でした。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月30日