『さんかく窓の外側は夜』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(21/01/23(sat)鑑賞)
Netflix | さんかく窓の外側は夜
https://www.netflix.com/title/81513441
Amazon Prime|さんかく窓の外側は夜(アニメ版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B09HSZ6BK1?tag=ceaee0f-22
本日の映画1本目『さんかく窓の外側は夜』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。岡田将生&志尊淳のイケメンW主役とvs平手友梨奈のコミック原作のホラー映画。この座組で半分勝ってる映画だけど、そこに胡座をかくか、逆に攻めた作りでくるか。たまに当たりがあるからなあ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『さんかく窓の外側は夜』観終わりました。BL呪術バトルものとして、作品の役割を正確に理解して、「美味しいところ」を出し惜しみなく打ち出して、作中の諸要素もきれいにシンメトリックに回収する見事なジャンル映画。素晴らしい。匠(たくみ)の仕事として申し分ない(^^) #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『さんかく窓の外側は夜』:映画自体のレビューは(気が向いたら)後日やるとして、緊急事態宣言下で、この悪天気とはいえ、この豪華な座組と出来の良さにして、公開初週昼間の入りとしては少なめで、これは松竹も辛かろう。まあ駅前の駐輪場自体、入りが普段の3分の1だったけど。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『さんかく窓の外側は夜』:霊を視る能力を持つ書店員・三角康介(志尊淳)は除霊師の冷川理人(岡田将生)にスカウトされ、冷川の助手として除霊業務に従事することに。だが、そんなふたりの元に、半澤刑事が、猟奇連続殺人の遺体捜索の仕事を持ち込んできた。依頼の遺体はほどなく発見に成功。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:しかし、ふたりはその現場に、市中で連続する呪殺事件に関与する女子高生・非浦英莉可(ヒウラエリカ)(平手友梨奈)の影を察知するが……というお話。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:開始早々にイケメン主人公ふたりの基本設定が明かされ、霊を視るために岡田将生が志尊淳を背後からひしと抱き寄せるシーンが……と、この映画の「売り」が何かを制作サイドが正確に理解していることが判ります(^^;; これが劇中ちょいちょい出てくる。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:とは言え、この悪霊祓いは映画のメインではなく、志尊淳が視える亡霊の姿は、おどろおどろしいけど悲鳴を上げるような恐怖の対象としては描かれていません。この映画での恐怖の対象は、これらの亡霊の霊的エネルギーを利用しようとする人間側の意図にあります。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:基本的にこの作品世界は、猟奇殺人や通り魔殺人や呪的殺人が日常的に発生して、たまに宗教絡みの大量虐殺が起こっても普通に社会生活が営まれるハードモードの世界なので、亡霊が徘徊するくらいはなんてこともない。それくらい岡田将生があっさり祓えるし(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:しかし、人間は違う。頻発する猟奇殺人や呪的殺人の背後にチラつく謎の女子高生・平手友梨奈が何のために、何をしているのかが中々見えてこず、しかしどういうわけか志尊淳に接近してくる。こっちの方がずっと不気味で恐ろしい。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:しかも味方のはずの岡田将生も、日常よりも霊的世界のロジックで思考し、人命軽視という意味では一般人に近い志尊淳からはサイコパスにしか見えない(^^;; しかし、彼がそうなる理由もあり、それを知ることで志尊淳は彼と唯一無二の関係となるのです。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:この唯一無二の関係性のロマンス、という意味で、このお話はBLなんですよね。まあ、本編で描写されるのは、あくまでプラトニックな関係性なので、ブロマンスと読み替え可能な作りになってます。原作コミックス未読なので、そちらではどうなのか知りませんが。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:この岡田将生と志尊淳の関係性が非常に強固に構築されてゆくので、一応、性別的には「ヒロイン」の平手友梨奈が入り込む隙間がない(^^;; 物語上、岡田将生と同格のパワープレイヤーである彼女が、そこに参戦しないのもBL的やなあ、と。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:彼女のパワーは、あくまで物語の舞台である主人公たちの呪的闘争の現場に立ち会う資格を得るためのものであって、別にふたりの関係性に割り込むためのものではない。最前列の観客席ポジションのキャラですね。これも原作では変化してくのかもしれないけど。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:ただまあ、平手友梨奈が「恋する乙女」キャラとして主人公たちの間に割り込む姿はまったくイメージできないので(^^;;、何考えてんのか判らない得体の知れない強キャラ女子というのは嵌まり役。もっとも、そこは原作からかなり演者寄りに改変しているそうですが。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:それとは逆に、霊的感性がまったくなく、それどころか呪的攻撃も受け付けない(幽霊とか神仏を信じない人間には通用しない設定w)刑事役に滝藤賢一。こうした霊的世界側と真逆のキャラを置いてバランスを取るのは、ベタだけどちゃんと判ってる座組で安心できます。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:映画本編としては、不穏な空気感を募らせてくのが抜群に上手く、また序盤で出した小ネタを丁寧に反復させて、テーマに繋ぐなど、作劇の基本を手を抜かずやり抜いているのも好感触。あえて言えば、クライマックスのバトル空間をもっと作り込んで欲しかったけど。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:結局、今回は黒幕との対決まで至らず、暴走する呪的「装置」の破壊を巡り岡田将生の出生が明かされるところまでなので、まあチーム結成編ですね。続きやる気満々なラストでしたので、続編に期待。まあこのコロナ禍でどこまで興収を上げられたか難しいとこですが。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日
『さんかく窓の外側は夜』:あと松竹は本作公開後、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』と平手友梨奈出演作品を立て続けに公開して、勢いをつけるつもりだったと思われるんですが、『ファブル』公開延期になっちゃったんで、色々、段取りが台無しに。松竹は今年も大変そうだけど、頑張れ(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月6日