『どん底作家の人生に幸あれ!』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館(21/01/23
【公式】『どん底作家の人生に幸あれ!』予告編/2021年1月22日(金)公開
THE PERSONAL HISTORY OF DAVID COPPERFIELD (ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK)
- アーティスト:CHRISTOPHER WILLIS
- 発売日: 2021/01/08
- メディア: CD
本日の映画2本目『どん底作家の人生に幸あれ!』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館に劇場入りしました。『スターリンの葬送狂騒曲』の監督による、英国の文豪チャールズ・ディケンズの波乱(アップ&ダウン)に富んだ人生の伝記映画だそうですが、さて。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『どん底作家の人生に幸あれ!』観終わって、帰宅しました。文豪ディケンズの(多分にホラ話で膨らました)自分語り。幼い頃から自分の周囲の変な人々の言動をメモしてきたのを元にした、と言いつつ、変なのはお前の目の付け所では、言う(^^;;現実はもっと洒落にならない人生だった気もするけど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『どん底作家の人生に幸あれ!』:人生は出会いと別れ。でもこの物語では、若い頃に出会った愛すべき変人たちが、どんどん主人公の人生に合流し、集団で大団円に雪崩込んで、ラストで文豪となった彼を祝福する。まあ「ヒロイン」が「あたし浮いてるわね」と自分から舞台から降りたりするけど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『どん底作家の人生に幸あれ!』:勿論、そんな虫のいい人生なんか現実にはないわけで、すべては主人公のそうあらまほしける「夢」だ。あるいは、孤独だった少年が、そうした人々から受け取ったものを大切に抱えて、文豪としての成功と心の豊かさにたどり着いたという象徴なのでしょう。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月23日
『どん底作家の人生に幸あれ!』:だから、この優しい「夢」の世界を語る主人公が、それを物語の中で求めたくなるどんな過酷な人生と別れを経てきたのか。それを想うと、映画のラストで文豪となった主人公が、幼い自分に「君はきっと乗り越えられる」と告げるシーンが切ない。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月24日
『どん底作家の人生に幸あれ!』:行き当たりばったりなコメディではあるけど、ダイナミックだが緩いストーリーラインと、鋭い観察眼に基づくエキセントリックな人物像、社会的弱者に寄り添う語り口、そして何より人間賛歌の教養小説という意味で、文豪ディケンズの本質を衝く映画でした。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月24日