『ラン・オールナイト』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/5/26(tue)鑑賞)
本日の映画『ラン・オールナイト』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。リーアム・ニーソンの逆復讐逃走ものだそうです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』観終わりました。ハリウッドが作るB級アクション映画に常に一定数存在する、人情時代劇ならぬ人情アクション映画。B級アクションのフォーマットを使って、親子の情だの、ダメ男の再起だの、義理人情だのを描く、まぁ、大人のファンタジーですな。そういう映画です。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:NYのマフィアの元殺し屋ジミーは、かつては凄腕で知られた男だったが、老いて引退した今は、呑んだくれて若い世代からバカにされる日々を過ごす。父とは疎遠な息子マイクは、真っ当に生きてきたが、とある事件に捲込まれ、組織のボスの息子ダニーに命を狙われる。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:息子を守るために、やむなくジミーはダニーを殺す。組織のボスであり親友でもあるショーンは、組織をあげてジミーと息子マイクの殺害を号令。買収された警官を射殺したことから、NY市警察も全力で追跡を開始する中、ジミー親子は生き延びることができるのか……というお話。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:基本プロットは、判ってる衆には、もう皆まで言わずともお察しのベッタベタの人情話でw、「駄目な親父だった俺だけど、息子の窮地に命を張るぜ」「若い頃から世話になった親分さんと、抜き差しならねぇ命(たま)の獲り合い。とかく渡世はままならねぇ」で大体全部w
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:勿論、それをフィルムに落としてく段階で、情感を増す小ネタのエピソードやら芝居やら、アクションのアイデアだとかを詰め込んで、どう一本の映画に仕上げるかが監督の腕の見せ所。観客もそこに旨味を見いだすのが、ジャンル映画の妙味というものです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:で、「不器用な親父と息子の交流」という、これまたハリウッドが大好きなテーマw しかし、米国人がこのテーマにこだわる理由って、何なんだろうね。韓国映画が「父権の暴走」にこだわる理由は、なんとなく韓国社会を見てると判る気がしないでもないけど。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日
『ラン・オールナイト』:この映画の話に戻ると、本作でリーアム・ニーソンが演じる親父のダメっぷりって、男の一生における社会性(仕事)追求の末路なんだよね。家族愛の欠落をアルコールで埋めて誤魔化してたところに事件が起こったので、割と迷いなく組織への忠誠より息子の命を選んじゃう、と。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月26日