『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』＠シネマート新宿(16/7/19(tue)鑑賞)

出版社/メーカー: TCエンタテインメント
発売日: 2016/10/05
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本日の映画『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』＠シネマート新宿に劇場入りしました。韓国映画の探偵もの……くらいの雑な認識で、今日も劇場まで来てしまいました。ポスター見るとコメディっぽいけど、韓国映画はコメディでも普通に人死に出るしなぁ(ｰｰ;) #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月19日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』観終わりました。呑気な探偵コメディかと思ったら、悪党滅ぼすなら拷問虐殺なんでもありの悪漢探偵が、田舎の村の住民を狙う悪の虐殺軍団を逆に殲滅するという、秘密結社同士の暗闘秘史みたいな話だった(爆いや、自分でも何を言ってるのか(ry #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月19日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：80年代初頭、社会の裏で悪と戦う秘密結社・貧活党の凄腕探偵ホン・ギルドン。彼が20年間追い続けた母の仇、キム・ビョンドクを追ってとある田舎の村にたどり着くが、一足遅く、何者かに連れ去られた後だった。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：行きがかり上、その場にいたキム・ビョンドクの孫娘である幼い姉妹を連れて、ホン・ギルドンは調査を開始する。村の住民から巧みなウソで情報を引き出す…横から口を挟む何も知らない姉妹調子を狂わされっぱなし。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：そしてキム・ビョンドク拉致犯の背後から姿を表す謎の私服警官たち。彼らを率いるメガネの男は、ホン・ギルドンがキム・ビョンドクを追う理由も、過去も何もかも知っているかのように語る。そして、やがて明らかになる国家規模の謀略…というお話。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：まず基本的なアートスタイルがコミック的な色合いを強調していて、絵のノリは『シンシティ』とかザック・スナイダー的。地平線の向こうまで続く畑の風景とか、韓国の田舎というよりも北米大陸か中国本土のよう。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：主人公は「探偵」(やってることは秘密結社の工作員だけどw)なので、ロングコートにソフト帽。最後までこのスタイルを貫くのは、これがこの映画のアートスタイルの根幹だからなのでしょう。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：観てて感心したのが、「ちょっと気取った探偵もの」から「悪の虐殺軍団が村の住人を皆殺しにする」なんて厨二的な妄想話に辿り着くまで世界観をエスカレートさせる手際の良さ。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：最初は地味に聞き込みとかやってるから、このまま真面目に地味な調査話になるのかな、と思ってたら、デタラメに強い敵が出てきてシフトアップ。即座に銃を手にした暗殺部隊が急襲。主人公が返り討ちにして、捕らえた下っ端を拷問(^^;; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：なんか江戸川乱歩か横溝正史辺りの探偵ミステリーを観ていたつもりだったのが、気が付いたら大藪晴彦なバイオレンスな謀略アクションにシームレスに移行してたっつーか……それも年端もいかない幼女姉妹連れて(爆　何でもありだなー、韓国映画。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：だいたい軍事政権下の80年代初頭なら、何でも有りだ的な設定がズルい。日本でこれやれるには、せいぜい終戦直後ぐらい？　ちょっとまた時代劇色が強くなってしまうので、世界観の調整が難しいよね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：結局、主人公の出生の秘密を巡るドラマを軸に、悪の虐殺軍団vs正義の探偵部隊の組織戦に発展し、悪者を罠に嵌めた探偵たちが機関銃で皆殺しにするという、素敵展開になるのでした……。＜うわあい。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：劇画的と言えば劇画的なお話で、もしかすると本当にコミック原作なのかもしれないけど、ちょっとその辺はよく判りません。ですが、こういう映画をしれっと実写でやれてしまう今の韓国映画は、素直に凄いと思います。日本だと、アニメになるかなー。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日

『探偵ホン･ギルドン～消えた村～』：娯楽(エンタメ)としての枠組みを維持しつつ、いろんな実験を楽し気にやってのける、今の韓国映画の基礎体力を実感する映画でした。でもこういう厨二的なお話でも、きっちり重いドラマやるのよね(^^; その辺も韓国映画らしいところでした。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年7月20日