『ミュージアム』@TOHOシネマズ新宿(16/11/14(mon)鑑賞)
https://www.netflix.com/title/81015521
ミュージアム/ Original Motion Picture Soundtrack
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新装版 ミュージアム 完本(上) (ヤングマガジンコミックス)
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本日の映画『ミュージアム』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月14日
『ミュージアム』観終わりました。連続猟奇殺人鬼に妻子を誘拐された刑事(小栗旬)の孤独な追跡行のお話。大友啓史監督は、前作『秘密 THE TOP SECRET』に続く猟奇ミステリーだけど、前作より描写は攻めてた印象。このジャンルに良作が多い韓国映画ほどではないですが。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月14日
『ミュージアム』:雨の日に行われる連続猟奇殺人……屍体を奇怪なオブジェとする犯人を追う刑事沢村(小栗旬)だったが、一見、無関係に見える被害者の背景に、いずれも3年前に死刑判決の出た少女殺害事件の裁判に関わった民間裁判員であることにたどり着く。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:狙われている裁判員のリストに、2週間前に子供を連れて家を出た沢村の妻の名もあった。警察の先手を打つかのように、次々と残虐な方法で殺されてゆく裁判員たち。必死に捜索する沢村を嘲笑うかのように、妻子の身柄は犯人の手に落ちる。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:捜査から外され、更に目の前で後輩刑事を殺された沢村は、警察組織の統制を逸脱し、残されたわずかなヒントを頼りに孤独に犯人を追うのだが……というお話。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:ええと、まず、かなりエグい殺され方のオンパレードで、屍体描写も気合い入ってるので、その辺が苦手な人は要注意。まぁ、それでも「痛み」描写はあえてほどほどで踏みとどまってる感もあるので、何らかのレギュレーションは利いてるようではありましたが。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:本作で評価すべきなのは、まずどんどん追い詰められてく小栗旬のハードボイルド感でしょう。ご存知の通りのベビーフェイスの彼ですが、冒頭、いきなり妻子に逃げられてヤサグレ中年男モードからスタートw #fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:後輩を殺され、組織からも逸脱し、家庭を軽んじて仕事にかまけてきた過去をギリギリ責められる。後輩を殺され、犯人との死闘で心身がズタボロになりながら、妻子と犯人を追う「鬼」と化してゆく小栗旬はハードボイルドで素晴らしい。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:とは言え、最後まで信じてくれる上司もいるし、(浮気してたとか、悪徳警官だとか)もっと倫理的にも逃げ場のないキャラの方が、もっとノワール感が出たと思うけど。逆に言うと、邦画メジャー作品の限界ぎりぎりは攻めてるけど、別に限界は突破していない(^^;; #fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:韓国映画の底冷えのするノワールに慣れてしまうと、正直喰いたりないんだけど、そこはまぁ、公開初週末興収国内2位にランクインする作品というのは、そういうものです。つか、ああいう映画がぽんぽんランクインする韓国市場が、おかしいとも言えますが(爆 #fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:原作通りかもだけど、犯人がペラペラと得意げに哲学だか美学を語るとことか、結局「一線」は越えない(「何の」かはネタバレなので秘密)とことかもなー。まぁ、それがミステリー・リテラシーの高くない一般観客への間口を広げることに繋がってるんでしょうけども。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:しかしながら、このダークで刺激的な内容で、日本でも国内興収2位までいけたというのは立派だし、「次」へ繋がる実績でもある。もっとミステリーとしての精度を高め、ノワールとしての深度を深めた作品でも、受け入れられる可能性が見えてきた。#fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日
『ミュージアム』:そこは素直に評価してもいいんじゃないでしょうか。今年の邦画は、邦画の可能性を拡げる作品が少なくなく、この映画もその内のひとつ。……いや、まぁ、国内興収ランキングが、底冷えのする邪悪なノワールばかりになられても困りますが(^^;; #fr16_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月17日