『虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜』@新宿バルト9(12/6/3(sun)鑑賞)
『虹色ほたる』を立川で12時からの回で観るためにウチを出ようとしたら、今日から10時からの回だけになってたでござるorz 今から出て間に合う映画館あるのかいな。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:一応、15:40から新宿バルト9でやってるのか。来週にはここも朝1回だけになりそうだし、やはり今日行っておくか。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:観終わりました。100席ほどの小スクリーンでしたが、この時間帯で上映している劇場はもうここぐらいしかないこともあってか、ほぼ満席。ちなみにパンフは売り切れでした。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:感想としては、この映画単体としては美しくて素敵な映画だったと言えましょう。美術が見事に日本の山間部の集落のパースペクティブを再現していたこと、そしてあのサインペンで描いたようなキャラできっちり2時間芝居を持たせた辺りなんか戦慄しました。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:以前、ノイタミナでやった『化猫』『墓場鬼太郎』を例に挙げるまでもなく、東映がこの国のアニメ表現の可能性を前衛的に切り拓いてきたプレイヤーのひとりだったことを改めて再認識させられました。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:で、まぁ、それだけ素晴らしかったのに、手放しに賞賛できなかったのか、というと、この映画のテーマを考えると「これ子供に観せる映画なのかなぁ」という疑念が終始付きまとっていたからです。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:1977年の山間の集落へ「タイムスリップ」した小学生の男の子の物語──というか、劇中で明言されてないけど、ダムに沈んだ土地の集合無意識が産み出した幽界(かくりょ)だよね、これ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:その少年が、自分と同じようにこの幽界にきてしまった少女の手を引いて黄泉比良坂を駆け上がり、この世とあの世の境(湖水面)を渡って現世に少女を送り届ける。日本書紀的な神話構造で、そりゃあ物語強度高いよね。日本人なら泣くっちゅーねん。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:それは全然いいのだけど、しかしその構造で語られる、失われた過去への郷愁であり、死者との別れであり、今はもうない土地との惜別、そうしたものの受容は、「大人」が向き合うべき課題であり、「子供」には関係のない話であるべきなんじゃないかと思うのですよ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:特に主人公の男の子と、彼をこの世界へと誘う年下の女の子の本当の関係性が中盤、暴露されるのだけど、いや、これ小学生にはきつすぎるだろう、という代物で……orz
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:いや、これからの時代の子供たちが向き合わねばならない課題を考えたとき、僕らや僕らより上の世代が積み上げた業の後始末を頼まねばならないことの象徴という面も理解するのだけど。しかし、そんなものを子供の頃から背負わせてもねぇ。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:これはこの作品だけの問題じゃないし、この作品単体の完成度や感動とは直接関係ないのだけど、ここ最近観た子供主人公の作品の傾向でちょっと気になったので触れておきます。無邪気に『長靴をはいた猫』を観せていれば良かった時代でもない、ってことなのかもしれないけど。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:あと全然関係ないですけど、監督の宇田鋼之介さんは長く『ONE PIECE』の監督を務められてきた方で、その関係かちょこちょこと『ONE PIECE 』繋がりの声優さんが出ています。その辺を気にかけてみるのも声優オタ的には楽しいかもしれません。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
『虹色ほたる』:重ねて言いますが、作品単体としては非常に完成度が高く、同時に挑戦的な作品で面白かったです。 ジブリでもディズニーでもない、アニメ表現の引出しが、日本アニメ界にはまだまだあるのだという証明として、非常に頼もしい。機会があれば、是非、劇場でご覧ください。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年6月3日
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