『ガンマー第3号 宇宙大作戦』@国立映画アーカイブ(19/04/26(fri)鑑賞)
本日の映画『ガンマー第3号 宇宙大作戦』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1968年公開。深作欣二監督の宇宙パニックモンスター映画。輸出用に俳優陣は外人で固めて、国内では吹替版を公開したとか。密林で配信してますけどね。それでもやっぱり、劇場で観たいじゃないですか(^^) #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 26, 2019
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』観終わりました。「どーせ、ぱちもんエイリアンみたいなやつだろー」とか舐めてたら、意外とがっつり『エイリアン2』で、ラストは宇宙ステーションを大気圏に投下して焼き尽くし、そこから宇宙服で脱出するという大スペクタクルでした。舐めててすんません。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 26, 2019
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:地球に接近する遊星フローラを爆破せんと送り込まれたランキン中佐率いる国連宇宙軍遊星爆破隊は、無事任務を成功させるも、出撃拠点の宇宙ステーション「ガンマー第3号」に遊星の異生物の破片を持ち帰ってしまう。#fr19_n
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:ステーション内でエネルギーを吸収して成長と増殖を繰り返す異生物。爆破隊隊長のランキン中佐は、古い友人でもある基地司令エリオット少佐とともに、基地要員を指揮して異生物の封じ込みを試みるが……というお話。#fr19_n
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:まず60年代の特撮とデザインセンスなんで、CG全盛の21世紀目線で観るとどうしてもしょぼく見えてしまうのはしょうがない。『2001年宇宙の旅』も1968年公開だって? あんな当時の水準でも突き抜けた化け物みたいな映画と一緒にするな!(^^;; #fr19_n
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:まあB級SF映画としては、そこそこ良くできてると言っていいでしょう。宇宙が舞台なのに、あんまり無重力描写がない(船外活動シーンはあるけど)とか、ピコーンという謎の宇宙音がそこそこで聴こえるとかw、突っ込み所は満載だけど、まあそういう時代でしたし。#fr19_n
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:ただ当時の基準から言ってもこの映画が新しかったであろう点は、敵である宇宙モンスターに対して、士官の主人公が「作戦」と「部隊指揮」で対抗してゆくんですよね。この辺は直接影響を及ぼしてるのかどうかは不明だけど、『エイリアン2』っぽい。#fr19_n
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:割と早い段階で、モンスターが熱やエネルギーを主食に繁殖を繰り返していることが判明すると、即座にそれを利用して封鎖ブロックに誘導する作戦が立てられる。……まあこの辺の設定とかルールはちょっと緩くて怪しいとこもあるんですが(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 26, 2019
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:いや、目の前の人間を襲ったり襲わなかったりの条件がよく判らないんだよね(爆 あと「エネルギーが主食だ」つってんのに、「大気圏突入の熱でステーションごと焼き殺そう」とか、それで大気圏内で大増殖したらどうすんだ、とか、こうSF的にツッコミ所がががが。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月26日
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:ただまあ、その辺を苦笑して受け流せれば(^^;;、意外にテンポはいいし、B級モンスター映画のお約束はきっちり守るし、冷徹な主人公とヒューマニストの基地司令との対立と協力のブロマンス関係とか、枠組み(フレーム)がしっかりしてるから観やすいんですよね。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 26, 2019
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:モンスターの造形はさすがに現代から見ると怖さより微笑ましさが先立ってしまいそうだけど(^^;;、油断してると増殖して通路を埋め尽くして続々と迫ってきてビビらされるとか、ちょいちょいバカにできない絵面がぶっ込まれてくるんだよね。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月26日
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:クライマックスに大気圏に宇宙ステーション叩き落として、落下しながら爆発炎上のイメージは、後世のアニメやCGではよく観るけど、この時代の特撮でちゃんとそれを撮ろうとしたこと自体、びっくりですよ! まあ、絵面の質感とかは、時代相応でしたけれども。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月26日
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:この映画が撮られてから、いくつもの映像革命を経た21世紀の観客から観ると、古臭い描写や演出の未成熟などがあるにせよ、しかしそれらの映像革命に繋がるビジョンの原型や匂いのようなものが、そこここに感じられる映画ではありました。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月26日
『ガンマー第3号 宇宙大作戦』:ちなみにタランティーノが訪日して、深作欣二に初めて会う時に、この映画のLDを持って行ってサインしてもらったそうで。……いや、深作映画なら他にも色々あるだろうに、何でコレやねんとは、実際に観てもやはり思うけど(^^;; #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 26, 2019
■監督フィルモグラフィ:深作欣二 (1930年~2003年)
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