『毒戦 BELIEVER』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(19/10/10(thu)鑑賞)
【公式】『毒戦 BELIEVER』10.4(金)公開/本予告
本日の映画『毒戦 BELIEVER』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。2012年公開のジョニー・トー監督の中国映画『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国リメイク。正体不明の麻薬王の謎を暴くため、捜査当局がチンピラ売人を使って潜入捜査を仕掛けるお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月10日
『毒戦 BELIEVER』観終わりました。……え、『ドラッグ・ウォー 毒戦』とだいぶ話が違うような(爆 と言うか、麻薬取引の売手と買い手双方に化けて潜入するというネタ意外は、ほぼ別物(^^;; とは言え、改変はオリジナルを200%ブーストする方向で叩き込まれてるので何も文句はないスw #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月10日
『毒戦 BELIEVER』:麻薬組織の幹部会の会場が爆破! 幹部のほとんどが爆殺される中、生き残った幹部は逃げ出すその足で警察に駆け込み、殺されたのが正体不明の麻薬王「イ先生」の組織幹部たちで、組織改変の際にイ先生がよくやる幹部の間引きであることをぶち撒け、直後に警察署内で毒殺。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月10日
『毒戦 BELIEVER』:現場で生き残ったのは、他に瀕死の犬と組織の連絡役を務めていた青年のみ。最初は黙秘を貫いていた青年は、犬が捲き添えになって傷ついたことを知り、組織を裏切ってイ先生追跡の作戦に協力すると申し出る。それを受け、麻薬対策班班長は彼と共に中国側との取引に介入する。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月10日
『毒戦 BELIEVER』:そんなわけで、青年を仲介者としてイ先生の正体に迫らんとする捜査班班長。しかし、この青年をどこまで信じていいのか。海千山千の野獣のような麻薬組織幹部たちの間で、共に死線を掻い潜りながら、極限ぎりぎりの信頼と不審の境界線をふたりは駆け抜ける……というお話。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年10月10日
『毒戦 BELIEVER』:原作の『ドラッグ・ウォー 毒戦』は、ジョニー・トー監督、ルイス・クー主演の2013年の香港・中国合作の映画で、大陸公安当局の全面協力の元、公安の警部がチンピラ売人を使って、多国籍に活動する正体不明の麻薬組織へ潜入を試みるサスペンス映画。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:問題はそのチンピラ売人(ルイス・クー)が、捜査より自分のサバイバルを最優先にするので、ぎりぎりの極限状況下になればなるほど信用ができない(^^;; しかしこいつがいないと組織のボスに近づけない。売人の方も、生き延びるために勝手に動き出す。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:一寸先は闇の状況で、公安と麻薬組織と売人の凄まじい攻防戦の中で、バタバタ人死にが出るという、そういうお話(^^;; 撮影中は大陸考案当局に色々口出しされそうだけど、警官の腐敗描写がご法度だったくらいで、特にバイオレンス描写で苦労したようには見えないですけどね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:で、その『ドラッグ・ウォー 毒戦』の韓国リメイクである本作は、大枠としては原作に準じ、印象的なエピソードの幾つかを継承しながら、だいぶ印象の違う作品になっています。特にポイントは売人の位置づけで、ミステリアスな美少年キャラで役割も大きく変えてくる。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:オリジナルでは、主人公の警部と売人は、あくまで司法上の取引関係でしかないけど、本作では警部と少年との間での共感関係(らしきもの)が構築され、しかしそれはどこまで信用できるのか……という、信じる/信じられない/信じてはいけない、というせめぎ合いが肝になる。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:この売人の少年は基本的に内面描写がなく、置かれた状況や行動から想像するしかないのだけど、それが絶妙なミスリードを誘うという(^^;; だがそこに、一抹の真実があったのか、なかったのか……という心の探り合いは、少女マンガ的というかBL的というか。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:大落ちはケレン有りすぎで、原作より荒唐無稽さは増していると思うのだけど、その辺の心理描写の旨みで補っている。原作は荒涼とした麻薬戦争の結末を無造作に転がしてみせるようで、アレはアレで嫌いじゃないですけど(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:後は、序盤に提示される、定期的に組織幹部を自ら皆殺しにして、組織と捜査の追及をリセットする麻薬王というアイデアは、見事いうか強烈というか(汗 『鬼○の刃』で似たようなことやってたけど、あっちは単に虫の居所悪かっただけのような気もするしなー(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:それと麻薬組織の中国側取引先ボスの、ヤク中ヤクザとその情婦のぱっと見でヤク中と判るやつれ感と目つきのギラギラ感(^^;;とか、麻薬戦争ものとしてきっちりアップデートを仕掛けてくるその姿勢自体、原作へのリスペクトと言えなくもない。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:ところで、東アジア圏で映画の相互リメイクは結構増えてるんだけど、本作や邦画でリメイクされた韓国映画『ブラインド』(邦画版タイトル『見えない目撃者』)のように、原作プロットの意味や可能性を更に深掘りし、観応えを高める事例が徐々に増えてきているように思えます。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日
『毒戦 BELIEVER』:まあ、本作の場合は、微妙に別の映画にしている気もしてるけど(^^;; 優れた原作コンテンツを、東アジア各国でそれぞれの強みやお国柄を加えてリメイクを繰り返し、作品をどんどん強化してくケースって、これから増えてくのかな。その最新事例として楽しめました(^^) #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年5月24日