『キャッシュトラック』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(21/10/17(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『キャッシュトラック』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。これも仏映画『ブルー・レクイエム(2004)』を原作に、ガイ・リッチー監督、ジェイソン・ステイサム主演のクライム・ムービー。原作は未見だけど、ガイ・リッチーも相当な曲者だからなあ(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』観終わりました。職場に「今週から入った新人君でーす」といってむっつり面のジェイソン・ステイサムが来たら、そら不穏だよね、という話(爆 それだけで出落ちしてもいいのだけど、そこからアウトローの生態系のズレみたいな話に転がってゆくという。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:現金輸送車が襲われて現金が奪われ、警備員2名と民間人の少年ひとりが犯人に射殺される。それからしばらくして、襲われた警備会社に新人警備員H(ジェイソン・ステイサム)が採用される。任務中に襲撃を受けた彼は、冷静沈着に反撃して強盗団を殲滅する。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:現場から英雄として迎えられる彼だったが、それで浮かれる様子もなく、その後、二度目の襲撃では、彼の顔を見ただけで強盗団が逃げ出してしまう始末。しかし、社内で何事かを探るように動く彼の本当の狙いは……というお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:『鬼平犯科帳』脳だとステイサム兄貴の役どころは「引き込み(内通役)」だな、と思い込みそうになるのだけど、そこからもう少し捻ってきます(^^)。中盤早々には明かされる秘密なのだけど、せっかくなのでこのままネタバレ回避で進めましょう。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:そのネタ明かしのパートから、闇に蠢くアウトローたちの生態の話に移行する。それも素人犯罪ではなく完全なる職業犯罪者としての武装強盗団がせめぎ合う世界。フレンチ・バイオレンス映画お馴染みの世界観ですね。ただそこにも少し捻りがある。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:同じアウトローといえど、プロ犯罪集団の強盗団と、退役軍人上がりの強盗団では、出自も生息域も違うので互いの存在を捕捉できない。犯罪現場というフィールドでのみ、互いの視野外から不意打ちのように暴力によるコミュニケーションが発生する。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:そうしたノワール的な視界不能な混沌の涯(はて)に、悲劇と惨劇が捲き起こる。クライマックスの強盗団の強襲が、滅多撃ちの乱打戦に雪崩れ込み、純正のハリウッド映画なら生き残りそうな善人キャラまでバタバタと斃れてゆく。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:一応、クライム・ムービーというジャンル映画として、落ちまで含めてきれいに決まってるのだけど、そこに至るまでのこの予測不能感がフレンチ・クライム流。ガイ・リッチーに限らず、韓国映画からもリメイクしたくなる魅力はよく判る。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:一方で、リメイク版の本作では、主人公としてジェイソン・ステイサムがずどんとスクリーンに映り込むだけで、暴力を予感させる不穏さが観客に伝わるわけで、この辺、オリジナルではどうなんだろう。映画としての勘所にも影響しそうだよね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:ガイ・リッチー作品としては、前作『ジェントルマン』に続き、悪党(アウトロー)どもの饗宴を描く本作、クライム・ムービー好きとして堪能いたしました。あとNetflixなどの配信もあって、これはフレンチ・バイオレンスが今後本格的に来る可能性もありますよ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
『キャッシュトラック』:原作の『ブルー・レクイエム(2004)』の配信もDVDも入手不能っぽい……orz 邦画も洋画も、意外とこの辺の時期の作品が観づらいんだよねぇ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年10月17日
■監督フィルモグラフィ:ガイ・リッチー(1968年~)
https://www.netflix.com/title/80013274
Netflix | シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
https://www.netflix.com/title/70202148