『プロフェッショナル』@新宿武蔵野館(20/11/23(mon)鑑賞)
本日の映画2本目『プロフェッショナル』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。1981年本国公開。ジャン=ポール・ベルモンド主演で、国家から見捨てられた諜報部員のリベンジ・アクション。せっかく都心まで出てきたので、観たかったジャン=ポール・ベルモンド特集を観て帰ります(^^) #fr20_n pic.twitter.com/0u5LfTvKQ7
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』観終わりました。アフリカの独裁者暗殺に現地に送り込まれながら、政治情勢の変化で本国から売られ、強制収容所送りから脱獄してパリに舞い戻った主人公。パリを訪問する独裁者の暗殺実行をかつての上司たちに通告するが……というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:1980年代の映画だからなのか、ジャン=ポール・ベルモント主演だからなのか不明だけど、事件の性質の割にリアリティラインが微妙にユルいです(^^;; 『ジャッカルの日』みたいな緊張感の高いポリティカル・フィクションを期待するとちょっと裏切られる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:まあ、パリに舞い戻って、嫁さんの顔を見る前に愛人(嫁さん公認)に花束とメッセージを送るのを優先している時点で、船戸与一みたいな、腹わたが怒りでねじ切れるようなどす黒い復讐譚を期待すべきではないですわな(^^;; 彼女たちも別に裏切ったりしないしなあ。#fr20_n
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『プロフェッショナル』:わざわざ犯行予告して、右往左往する諜報部中枢を嘲笑うように、嫁さんの家に出入りしたり、関係者の周囲に出没したりして、不敵な捨て台詞残したりしているので(^^;;、21世紀の目線では、復讐譚というよりヒロイック・アドベンチャーに近い印象を受ける。#fr20_n
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『プロフェッショナル』:治安当局側の動きも、60年代にアルジェリア帰還将校団のクーデターを押さえ込み、70年代に赤色テロと対峙してきた仏国公安部にしては、対応がヌルい。ポリティカル・スリラーとしては、やっぱり一段落ちる。なんだけど……どうも憎めないんだよねえ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:それはこの映画が、ポリティカル・スリラーや政治シミュレーションである以前に、ジャン=ポール・ベルモントのスタア映画であり、ベルモントがモテまくり、ベルモントが偉そうな諜報部幹部をぶっ飛ばし、ベルモントが大暴れするという意味では、百点満点なんだよねw #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:お尋ね者の身でパリ市内を平気でほっつき歩く大胆不敵さ、不倫などという浅薄な概念を軽やかに超越してモテを受け入れる男前wさ、危機的状況にあっても不敵な笑みと軽口を絶やさない余裕っぷりなど、コブラやルパンIII世のモデルというのもむべなるかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:男の子の描く「カッコいい」を煮詰めたようなヒーロー像であり、その意味で比較するなら、インド映画のチート・ヒーローものとこそ、比較対象にすべきなんだろう(あそこまで振り切れてないけど(^^;;)。なので、そういうお話にあまり強くリアリティを求めてもねえ……。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日
『プロフェッショナル』:正直、今回の特集上映企画で知るまで、ジャン=ポール・ベルモントが、ここまで強く時代の男性性を象徴するアイコンとして存在していたとは知らなかった。不勉強を恥じねばなりません。他の作品も観る機会が作れればいいんですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年11月23日