『シャドウ・イン・クラウド』@新宿ピカデリー(22/04/02(sat)鑑賞)
本日の映画3本目『シャドウ・イン・クラウド』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。クロエ・グレース・モリッツ主演。WWIIの南太平洋上、B-17に乗る米軍女性士官vs謎のモンスターの高空バトルというザ・B級モンスター映画。こういうの、あらすじ読んだだけでもワクワクするよね!(^^) #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月2日
『シャドウ・イン・クラウド』観終わりました。オカンを怒らせたらあかん、というお話<そうか?(^^;; 色々無茶で突っ込み所も多いのだけど、高空を飛ぶB-17の狭い機上、それも前半はヒロインを機外銃座に押し込んだままという超限定シチュという力技で圧し切るB級の鑑(かがみ)のような映画w #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:1943年8月、ニュージーランドの空軍基地から飛び立っつ直前のB-17に乗り込んだ婦人補助空軍の下級士官モード・ギャレット(クロエ・モレッツ)は、機密扱いの書類鞄とともにサモアへ向かうよう記された指令書を携えていた。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:だが、女性ということで乗組員の男たちから舐められ、機体下部の砲塔に押し込められる。そこから機外に取りつく怪物を目撃するも、クルーからは相手にされない。一方、基地に確認をとると、モード・ギャレットなる士官は存在しないとの返答が返ってきた。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:乗組員から厳しく追及を受けた彼女は、砲塔のドア部分を破壊して逆に立て篭もる。彼女の目的は何か。だが、その間にも日本軍機が襲い掛かり、謎の怪物によって機体が破壊されてゆく……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:まずこのお話の構成上の特徴は、前半、ヒロインがほぼ機外砲塔に閉じ込められたままお話が進行する点で、機内通話機を介して最前線の荒れくれ男どもと対話する。対話とは言ったが、まともに取り合ってもらえないところからのスタートだから大変だ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:ゲスな冗談の嵐を何とかあしらって、話を本題に持ち込もうとすると、不審感剥き出しに問い詰められる。モンスターが出る前からゴリゴリと消耗させられる展開だけど、男社会に単身飛び込んだ女性の疲労を感じさせられます。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:まあ、ヒロイン側も訳ありで、決して胸を張っていられる立場でもないんですけどね。そうやって物理的にも精神的にも閉塞した展開から、後半、日本軍機とグレムリンの襲撃が本格化して機内から機外まで飛び出しての大暴れで一気に解放されるわけです。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:この辺の後半の展開は、もうリアリティとかすっ飛ばす暴れっぷりですので、真面目なミリタリーものを期待する向きは諦めてください(^^;; 『未来少年コナン』よろしく、高空で飛ぶ機外に出て機体表面を走ったりするし(爆 #fr22_
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:それは荒唐無稽なB級アクションとしてドライブがかかる瞬間でもあって、どんどんぶっ壊れてゆく機内で、チープな劇盤をバックにグレムリンと肉弾戦を繰り広げる下りは、ジャンル映画として最高に上がるパートです(^^) #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:まあ、このプロットなら敵は日本軍だけで、グレムリンいらなくね、とか思わないでもないし、色々とっ散らかってるっちゃとっ散らかってはいますけどね。でも敵が日本軍機だけだと、ラストの殴り合いできないしなあ(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:あそこでヒロインの身体性に落とし込んで決着させるための「グレムリン」なら、判らないでもない。そうしたやりたい事を強引に実現するためのなりふり構わない荒っぽさを評価するなら、良質のB級ジャンル映画であると言っていいでしょう。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日
『シャドウ・イン・クラウド』:もうひとつ指摘するなら、主人公の性別がどうあれ、これまでのB級ジャンル映画って「男の子向け」なところがあったけど、この映画は明確に女性が女性をエンパワメントすることを目的に作られていて、そうした部分も新しいチャレンジの映画でした。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月2日