創作小説
現時点で194KB、原稿用紙換算で195枚。昨日のアップから現時点までの執筆量は原稿用紙21枚。 ……ほぼ完成しました。あとはエンディングをこのまま終わらせるか、それとも朝までにもうワンセンテンス書いて締めにするか悩んでるところ。 で、そのラスト以外の…
現時点で171KB、原稿用紙換算で174枚。昨日のアップから現時点までの執筆量は原稿用紙47枚(！)。 でも終わってない（号泣）。 編集・製本を考えると、既にロスタイムに突入中。 ……これはさすがに「新刊」としては落とすことになるかもなぁ。 で、お話として…
現時点で126KB、原稿用紙換算で127枚。現時点までの本日の執筆量は原稿用紙36枚。 まぁ、その内、10枚くらいは、昨夜から今朝の４時くらいまでかかって書き上げたものですけど。 とりあえず、量のノルマは追い付いたものの、やべえ、後１日半くらいスケジュ…
現時点で91KB、原稿用紙換算で91枚。現時点までの今日の執筆量は原稿用紙15枚。 お話的には中盤のアクションシーンの少佐対機械化歩兵小隊（もどき）との戦闘の真っ最中。派手なドンパチを繰り広げてます。 このバトルの収束にヒロインの内面のさらなる掘り…
現時点で75KB、原稿用紙換算で76枚。本日の執筆量は原稿用紙24枚。 お話的には序盤のアクションシーンが終わり、ひと段落がついてヒロインの内面の掘り下げを始めるところまで。 明日はこの後、中盤のアクションシーンまでを書き上げられればいいのだけど。 …
現時点で52KB、原稿用紙換算で52枚。 お話としては、３段構えで組み立てた最初のアクションシークエンスの２段目まで。 全体構成からするとようやく序盤が終わろうかというところ。この分だと思ったより尺がのびそうで、頭抱えてたり。 お話としては、シンプ…
13 『──で、結局、どうなったんです？』 「何とか地上(おか)に降りれたから、こうして連絡取ってるんだろうが」 〈アリーズ〉船内からかき集めた機材で急拵えの通信機をでっち上げた少佐は、〈アリーズ〉の残骸の片隅に即席の通信室を設け、さっそく６課に連…
12 気密ハッチを蹴破って艦外に顔を突き出したクロエは、氷点下の暴風に目を細めつつ、艦の状況を素早く確認する。 機体の空力特性で浮かんでいる飛行機と違い、飛行船の場合、浮力が残っている限り「墜落」はない。浮力ガスの漏出は進んでいるが、いきなり…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
11 〈アリーズ〉から離れてほどなく、無線標識(ビーコン)の指し示す方角へしばらく飛ぶと、やがて暗灰色の飛行艦が見えてきた──〈大聖堂(カテドラル)〉執行機関の空中駆逐艦(デストロイヤー)だ。正面投影面積の小さな単胴型の気嚢部。軍用の分厚い高張鋼板に…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
10 展望ホールで襲いかかってきた機人兵たちの高速で統制の取れた襲撃行動の裏には、相互の位置や行動予測の情報をやり取りするデータリンク・システムがあった。「棺(ひつぎ)」の電子戦制圧力を知る彼等は、クロエの＜大聖堂(カテドラル)＞離脱までに使用さ…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
9 第３甲板、船主部にある展望ホール──位置的には装甲ジャイロに吹き飛ばされた操舵室(ブリッジ)と通信室の直下に当たる。 船主側三面を強化ガラスで囲まれたその場所で、クロエは目を閉じて腕を組み、ガラス壁に背を凭れていた。 透明度の高いガラスの向う…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
8 「なによ」 こちらを向く少佐の顔を見て、クロエはむっとして言った。 「開いた口が塞がらないって顔ね」 「開いた口が塞がらねぇんだよ、バカ野郎」 ひどい脱力感を隠そうともせず、少佐が答える。 戦闘中は敵の動きにばかり気を取られてまともに見ていな…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
7 「何よ、結局ついてくるんだ」 「うるさい。戦力の分散は避けねばならんし、お前と博士から目を離すわけにもいかん」 「宮仕えは大変ね」 「黙れ」 船内の通風用の配管を伝って、全員、最下層の甲板まで辿りついている。先ほどと同じような用具室だが、ド…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
6 「あー、待て。いいから、ちょっと待て。今、頭を整理するから、少し待て」 いまだに残る目眩の余韻に眉間を強く揉みながら、胸元からシガレットケースを取り出す。 「少佐、禁煙です」 「禁煙よ」 「禁煙だな」 「………………っ！」 言葉にもならぬ屈辱をねじ…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
5 「……敵はこちらの想定以上のスピードで船内の検索を進めています。ここが見つかるのも時間の問題かと」 「いいさ。見つかる前に次の拠点(ベース)に移動する──で、結局、何人くらい、乗り込んできてるんだ」 「二箇小隊──100人弱ってところですか」 「豪勢…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
4 〈アリーズ〉を襲撃した装甲ジャイロは２機──１機は少佐の目撃した機体で、２発の空対空ミサイル(ＡＡＭ)を操舵室(ブリッジ)に叩き込んだ。近接信管が作動し、操舵室(ブリッジ)すぐそばで炸裂した弾頭は、金属スラグの暴風で操舵室(ブリッジ)とその下の通…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
3 後を軍曹に託し、少佐はゴンドラの前部、操舵室(ブリッジ)のすぐ下にある通信キャビンに向かった。 客室乗務員(パーサー)に身分証明証(ＩＤ)を見せ、個室電話の使用を申し出る。本来ならば目が飛び出るほど高額の使用料を請求される個室電話のブースに入る…
■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１＆２回：まえがき http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863549 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第１回：本編 http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20090125#1232863550 ■義忠『棺のクロエ２ 超高度漂流』第２…
2 〈帝都〉からの乗客を下ろし、代わりに地上に降りる乗客を受け入れると、連絡船(シャトル)は気密船舷橋(ブリッジ)を〈アリーズ〉から切り離して収納。いったん距離を取ってから地上へと降下を開始する。 〈帝都〉周辺のあちこちの停泊所(ステーション)から…
1 春を迎えた〈帝都〉は、甘やかな芳香を放って咲き誇る雪花が風に乗って舞う、一年でもっとも雅(みやび)な季節とされる。 500万を超える人口を擁するこの〈帝都〉を縦横に走る水路沿いに、無数に植えられた雪花の木。その枝にほころぶ小さな白い綿のような…
さて、お待たせいたしました。 『棺のクロエ２ 超高度漂流』の連載開始です。 ちなみに前作『棺のクロエ』の連載はこちらから。 そんなわけで第２話なんですが、前作をお読みの方にはちょっと衝撃の新展開(笑)でいきなり主人公の性別が変わって10歳くらいの…
